ブリヂストンサイクルのケミカルブランド「GreenDrive(グリーンドライブ)」より、非石油・灯油系コーティング剤「High Performance Frame Coat」と、フレームからパーツまで洗車できる洗浄剤「Waterless Multi Cleaner」を紹介しよう。



グリーンドライブ Waterless Multi Cleaner

グリーンドライブ Waterless Multi Cleanerグリーンドライブ Waterless Multi Cleaner
近年フレームから樹脂パーツ、ドライブトレインまで一気に洗浄することができるムース状の洗浄剤が普及してきた。ブリヂストンサイクルが手がけるケミカルブランド「Green Drive」でも、リリース第2弾の製品として「Waterless Multi Cleaner」をラインアップに加えた。

モデル名の"ウォーターレス"が示す通り、洗車にあたり水を必要としない洗浄剤である。界面活性剤を主成分としたムース状の洗浄剤を吹き付け、汚れを浮かび上がらせた後に、ウエスで拭き上げるだけで洗車が完了するという便利なケミカルなのだ。

「溶剤をあえて一切入れない成分配合とし、洗浄力を向上させる開発を行いました」とブリヂストンサイクルのマーケティング担当境野さんは説明する。油脂類に侵されやすいゴムや樹脂、皮革類に影響を及ぼす成分を加えないことにより、ブラケットやサドル、タイヤなども洗浄可能としたこともポイントだ。

きめ細やかな泡で汚れを浮かび上がらせるきめ細やかな泡で汚れを浮かび上がらせる
サドルにも使用可能となっているサドルにも使用可能となっている ムース状の泡となっているため、フレームから流れ落ちにくいムース状の泡となっているため、フレームから流れ落ちにくい


自転車全ての洗浄をWaterless Multi Cleaner1本で賄えることが最大のメリットだ。容量は420ml。価格が1,000円(税抜)と手に取りやすい価格に設定されていることも魅力的な製品だ。境野さんによると臭いがほぼ無いため室内での使用も不快感が少ないという。また、レース後、自転車を車に載せる前にサッと綺麗にする時にも役立つとも。様々なシチュエーションで役立てられるマルチクリーナーとして活躍してくれるだろう。

実際にWaterless Multi Cleanerを試用してみたところ、確かに水いらずで楽に洗車を行うことができた。チェーンから飛散した油汚れや、チェーンリングやプーリーに堆積したホコリ、タイヤが跳ね上げた泥汚れ、ボトルから漏れた飲料など、あらゆる汚れに対して優れた洗浄能力を発揮してくれる。

製品の説明を行ってくれたブリヂストンサイクルの境野さん製品の説明を行ってくれたブリヂストンサイクルの境野さん ただ、チェーンの油とホコリが入り交ざりベトベトした頑固な汚れは、ディグリーザーなど専用のケミカルを使用したほうが、メンテナンスの手間をかけずに済む。Waterless Multi Cleanerは日々のライドで付着した軽めの汚れに対して有効なのだろう。

ニオイはほぼ無臭に近い。鼻を泡の至近まで近づけてようやく、かすかに感じる程度だ。鼻を突くような刺激臭も全くしないため、屋内で使用しても気分を悪くしたり、衣類に臭いが移ったりする心配が少ない。水を使った洗車が困難な集合住宅に住んでいる方ならば、Waterless Multi Cleanerの恩恵を大いに受けられるだろう。

グリーンドライブ Waterless Multi Cleaner
成分:界面活性剤
容量:420ml
価格:1,000円(税抜)



グリーンドライブ High Performance Frame Coat

グリーンドライブ High Performance Frame Coatグリーンドライブ High Performance Frame Coat
洗浄剤と合わせてリリースされた「High Performance Frame Coat」は、金属や樹脂などへ影響を与える石油・灯油系溶剤及びコンパウンドを一切含まないフレーム&パーツコーティング剤だ。シロキサンを主体としたガラス質が成分とされ、フレームの輝きを取り戻したり維持させるためのケミカルだ。

High Performance Frame Coatはフレームに塗り込むと、それぞれ異なる役割を発揮する表層と中間層、下層に別れる。最下層はフレームやパーツの細かいキズを埋めるベース皮膜になり、その上に形成される特殊な厚手レジン層がフレームをコーティングし、フレームに光沢を生み出す。メーカーによると、マット仕上げのフレームに使用してもマットの質感は維持され、色の深みが増すという。

コーティング剤はウエスに吹き付けてから、フレームに塗るコーティング剤はウエスに吹き付けてから、フレームに塗る 付属のウエスで磨き上げる付属のウエスで磨き上げる 手前の細かい水滴となっている部分がコーティング済み、施工前の奥は水滴が大きい手前の細かい水滴となっている部分がコーティング済み、施工前の奥は水滴が大きい 施工は一般サイクリストでも行えるほど容易。フレームの汚れを落としてから、High Performance Frame Coatを付属のウエスで塗り広げるのみ。ムラがなくなり光沢が出てくれば作業終了となる。オーバーホール時や普段の洗車のタイミングなど、気軽にフレームコーティングを行えることがHigh Performance Frame Coatのメリットだ。

ブリヂストンサイクルのマーケティング担当境野さんは「溶剤を一切含めずほぼ無臭としながらも、高いコーティング性能を狙った"自転車用"のケミカルとして開発を行いました。フレームのしなりに追随するようにコーティング剤の硬さを調節しているので、コーティングが割れると行ったトラブルを防いでいます」と説明する。

「コーティングは約3ヶ月ほど維持されます。被膜が厚くないため、既存のコーティングの上に重ね塗りしてもフレームの質感は失われません。」と境野さん。内容量100mlでロードフレーム約10本分となっているため、十分に塗り直しができ、コストパフォーマンスにも優れていると言えるだろう。プロショップで施工してもらうハードルもなく、価格も手頃なため、手軽にバイクコーティングを試すことも可能だ。

編集部でもWaterless Multi Cleanerで綺麗にした自転車にフレームコーティングを施してみた。コーティング剤を吹き付けたウエスで拭き上げるだけで作業が完了してしまうため、特別なことをしている感覚もなく拍子抜けしてしまうほど簡単だ。

実際に磨き上げたフレームは、クリア塗装の微細な傷が埋められたためか新車のような輝きを取り戻していた。霧吹きで水をかけてみたところ、コーティングしたところは細かい水滴となり、息を吹きかけるだけで飛んでいく。一度、磨き上げたフレームは暫くの間、撥水性を発揮し、汚れも付きづらくなるようだ。

加えて、High Performance Frame Coatはほぼ無臭で、ケミカルを使用した作業だと全く感じさせない。溶剤の臭いが嫌いな方でもストレス無く施工を行えるだろう。ストレス無く作業を完了させられる、High Performance Frame Coatはフレームコーティングという行為自体を身近なものにしてくれるはずだ。

グリーンドライブ High Performance Frame Coat
成分:シリコーン、ケイ素系樹脂、界面活性剤
容量:100ml (約ロードフレーム10台分)
付属品:マイクロファイバータオル
価格:2,300円(税抜)

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