11月29日(日)、「NAGOYA POWER フェスィテバル」が初開催された。名古屋は名古屋城および、名城公園ならびに名古屋市役所周辺の公道を使用した名古屋市初の自転車公道レースが開催された。

名古屋市中心部を占有してサイクリストたちが走る名古屋市中心部を占有してサイクリストたちが走る (c)Hiroyuki.Hoshi
愛三工業レーシングチームの別府匠選手がレーススターターを務める愛三工業レーシングチームの別府匠選手がレーススターターを務める (c)Yukari.Hashimoto市街中心部の公道の片側4車線を自転車レースのために全面開放するという思い切ったコース設定だ。
カテゴリーは「90分耐久自転車レース」ということで、1チーム3~5名のリレー形式で行われ、バリバリのタイムトライアル車も居ればママチャリ変装のパフォーマンス派の方も居て楽しい感じであった。参加者は約700人。

名古屋を地元とする愛三工業レーシングチームの別府匠選手がレーススターターを務めるなど、ロードレースファンにはたまらないハプニングもあった。他にも日本代表ジャージを着た和田見里美選手(中京大学/北京五輪代表)なども参加し、コースを疾走した。

このイベントのテーマは「未来へつなげ・自転車対抗レース」ということで、事務局である財団法人名古屋青年会議所の話では、今後より多くの市民に認知を広げ、イベントに拡がりを持たせることを期待しているようだ。

参加した方たちのコメントを聞いたところ「名古屋のど真ん中で公道を使った自転車イベントレースができるなんてスゴいこと。ぜひ名古屋でもツアー・オブ・ジャパンのようなステージレースの会場のひとつになれるように育てていきたいですね」という声もあった。

サイクルプロショップの人や大学のサイクリング部の部員たちの生の声では、「 このイベントがもっと楽しく、みんなに知ってもらえ、かつ自転車が安全に車道を“当然に”通行のできる交通事情にできることとを目指したいですね」。という声もあった。

片側4車線を自転車に全面開放して行われた片側4車線を自転車に全面開放して行われた (c)Hiroyuki.Hoshiこのイベントは名古屋圏のテレビのニュース番組でも取り上げられ、一般へのスポーツバイクの注目度アップに貢献していた。
自転車人口は増える一方。自転車が加害者になりうる可能性も大いにあるので、これからはひとりひとりのサイクリスト自身がマナー向上につとめたり、保険への加入、信号を遵守することなどを心がけていく必要があると思った。


夢はツール・ド・フランスの「シャンゼリゼ」ゴールではなく、「名古屋テレビ塔ゴール」の誘致をすること? 名古屋なら可能性は充分にある。そんな広がりをもてれば素晴らしい。


レポート:星 寛幸(自転車生活アドバイザー)
写真: 星 寛幸、橋本由香利
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