生涯通算525勝を誇る史上最強ロードレーサーのエディ・メルクス氏が、自身の名を冠したバイクブランド「エディ・メルクス」。今回紹介するBLOCKHAUS67は、これからロードバイクを始めようと考えている方にピッタリなエントリーグレードのアルミロードだ。



エディ・メルクス BLOCKHAUS67(アンスラサイト/シルバー/レッド)エディ・メルクス BLOCKHAUS67(アンスラサイト/シルバー/レッド) (c)深谷産業
エディ・メルクスのエントリーグレードに位置づけられる「BLOCKHAUS67(ブロックハウス67)」。同ブランドのバイクはエディ・メルクス氏の勝利したレースと深い関係を持つ地名、年号(数字)がモデル名に採用されることで知られており、このバイクにもまた所縁のある地である「ブロックハウス」という名前が採用された。

メルクス氏がイタリアの難関山岳ブロックハウスで優勝を挙げたのは1967年のジロ・デ・イタリアでのこと。これがメルクス氏にとって初めてのグランツール・ステージ優勝であった。この厳しい山岳コースを制した後の活躍はご存知だろう。まさにメルクス氏が頂点に立つ入口となったレースのゴール地点の名は、エントリーグレードロードのモデル名にピッタリである。

シートステーはシートチューブ近くを薄く設計することで、衝撃吸収性能を狙ったシートステーはシートチューブ近くを薄く設計することで、衝撃吸収性能を狙った 上1-1/8インチ、下1-1/2インチのテーパードヘッドを採用することで、ビギナーでも安心して扱えるハンドリング性能を実現している上1-1/8インチ、下1-1/2インチのテーパードヘッドを採用することで、ビギナーでも安心して扱えるハンドリング性能を実現している

アッセンブルされるコンポーネントはシマノTiagraアッセンブルされるコンポーネントはシマノTiagra フルカーボンフォークを採用し、ブレーキング性能や振動吸収性を確保したフルカーボンフォークを採用し、ブレーキング性能や振動吸収性を確保した


BLOCKHAUS67はロードラインアップ唯一のアルミモデルだが、重量1,190gの軽量級ロードに仕上げられている。ヒルクライムにも十分対応してくれる重量となっているため、山岳ステージとなったブロックハウスというモデル名も当てはまるはずだ。

フレームには、ヘッドを上1-1/8インチ、下1-1/2インチというオーバーサイズのテーパード仕様、ボトムブラケットをBB86という現代のロードバイクにおけるスタンダードな設計が採用されている。加えて、チェーンステーにエントリーグレードながらアシンメトリックデザインを与えることで、キビキビとした反応性を実現している。

エディ・メルクス BLOCKHAUS67(ブラック/シルバー/グリーン)エディ・メルクス BLOCKHAUS67(ブラック/シルバー/グリーン) (c)深谷産業
タイヤクリアランスは28mmまで。BLOCKHAUS67は、軽快に走りたい方は細め、タイヤによって振動吸収性を向上させたい方は最大の28mmというようにセッティングが可能な懐の深さを持つ。内装式のワイヤールーティングはロードバイクの洗練されたフォルムを引き出してくれる。

堅実なフレーム設計が採用されビギナーでも扱いやすい1台となったBLOCKHAUS67。コンポーネントにはシマノTiagraが使用されているため、信頼性も高い。カラーはブラック/シルバー/グリーン、アンスラサイト/シルバー/レッドという2色が2017年モデルとして用意されている。サイズはXS、S、M、Lという4種類。価格は148,000円(税抜)だ。



エディ・メルクス BLOCKHAUS67
フレーム:Alloy 6069 TB
フォーク:Carbon Monocoque
コンポーネント:Shimano Tiagra
ホイール:Shimano R501
カラー:ブラック/シルバー/グリーン、アンスラサイト/シルバー/レッド
サイズ:XS、S、M、L
価 格:148,000円(税抜)


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