AG2Rラモンディアールやカチューシャといったプロツアーチームを支えるSRAM(スラム)のロードコンポーネントが今夏より、インターマックスと契約を開始する。それに先立ち行われた、目玉となる無線コンポ「RED eTap」の展示・体験会の様子をレポート。



国内初お披露目となったスラム RED eTapの動きを動画に記録する参加者国内初お披露目となったスラム RED eTapの動きを動画に記録する参加者
5月25日、東京・新宿にてアメリカのコンポーネントメーカー、スラムの最新式無線電動コンポーネント「RED eTap」の体験会が行われた。(ユーロバイクでの発表時の記事)主催となるのはクォータやアルゴン18、メットやカステリなど人気ブランドを多数取り扱うインターマックス。今夏から新たにスラムのロードコンポーネントの取り扱いを始めることになったのだ。(代理店契約に関する記事

会の冒頭、スラム・アジアセールスディレクターのビリー・ユー氏とインターマックス・木下氏が契約書を交わした会の冒頭、スラム・アジアセールスディレクターのビリー・ユー氏とインターマックス・木下氏が契約書を交わした 右からアジアセールスディレクターのビリー・ユー氏、インターマックスの木下氏、アジアマーケットマネージャーのイアン・ワン氏右からアジアセールスディレクターのビリー・ユー氏、インターマックスの木下氏、アジアマーケットマネージャーのイアン・ワン氏 広い会議室がぎっしりと埋まった広い会議室がぎっしりと埋まった これまで、オフロードバイクのイメージが強かったスラムのロード用コンポーネントは一般のライダーにとっては少し距離の遠さを感じる存在であったのではないだろうか。ロードバイク系のプロショップに強い販路を持つインターマックスが新たな代理店となることで、より身近な存在となることが期待される。

正式に取り扱いが開始されるのは7月1日からとなるが、世界的にも高い注目を集め、日本国内でも熱心な機材マニアから熱い視線を送られる無線式電動コンポーネント「RED eTap」の詳細についていち早く発表すべく、今回の展示会が行われる運びとなった。

広い会場には、全国からプロショップの店長やスタッフのみなさんが沢山集まり、RED eTapに対する注目度の高さを窺い知ることができる光景であった。結局、立ち見が出るほどの人出となり、合計で200名を超す来場者があったとか。

この展示会に当たって、スラムからはアジアセールスディレクターのビリー・ユー氏、およびアジアマーケットマネージャーのイアン・ワン氏が来日。なお、この日がインターマックスとスラムの正式な契約日ともなっており、会の冒頭でビリー氏とインターマックスの木下氏が契約書を交わした。

RED eTapの詳細についてはユーロバイクでの発表時の記事に詳しいため、そちらに譲ることとする。最も特徴的な操作方法を簡単に説明すると、リアのギアを重くする(左から右へ動かす)場合は右レバーのスイッチを、軽くする(右から左へ動かす)場合は左レバーのスイッチを押し、両方のレバーを同時に押すことでフロントのディレイラーが動くようになっている。

変速に電波を用いるため、日本国内での使用に必要な総務省が定める技術基準適合証明(通称技適マーク)も取得済み。なお、多くの人の関心事であろう混線についてだが、128ビットの暗号通信を用いる他に、国内では他に使用する電波のない専用の電波帯を「eTapプロトコル」として割り当てることで、その心配を大幅に減らしているという。

展示されたRED eTapの実機に興味津々な様子で触れる来場者のみなさん展示されたRED eTapの実機に興味津々な様子で触れる来場者のみなさん 実際の自転車に組み込んだ状態での動きを確認することもできた実際の自転車に組み込んだ状態での動きを確認することもできた

各パーツを手に取り、ためつすがめつ観察する皆さん各パーツを手に取り、ためつすがめつ観察する皆さん eTapを装備したバイクがローラー台に設置されており、実際の変速フィーリングを確かめることもできたeTapを装備したバイクがローラー台に設置されており、実際の変速フィーリングを確かめることもできた


会場には多くの実機が置かれており、全国から集まった来場者がそのフィーリングを実際に確かめ、また疑問点を質問する場となっていた。国内初の実機とあって、皆さん興味津々でRED eTapを操作し、細部の様子を確認していた。幾人かの方に感想を伺ってみたが、「全く違和感の無いフィーリング」「内蔵式のフレームが増えている中で無線式には期待していたけれど、想像以上の完成度に驚いた」と好意的な意見が大勢を占めた。

筆者自身、eTapに触れるのは初めてであったが、「カチッ」とした大き目のクリック感が心地良い。ローラー台に設置された実機での変速もスムーズで、ダンシングでチェーンにテンションを掛けながらフロントを変速しても全くストレスを感じさせない。有線方式に比べると、無線方式にはタイムラグがあるのでは?などと疑っていたが、レスポンスもリニアでボタンを押し終わるころにはギアが変わっているという印象。

一点ネガティブな部分を挙げるとすれば、操作方法の原理上、前後ディレイラーの同時操作ができないことくらいだろうか。厳密にいえば、リアディレイラーを多段変速中に逆側のスイッチを押すと、リアの変速動作を継続しながらフロントの変速を行うことができるので、完全に同時操作が不可能というわけではないが、使いこなすには少し時間がかかりそうだ。

左右レバーと前後ディレイラー、ここに充電器とアップデート用USBドングルが合わさった6点セットでの販売となる(BLIPSは付属しません)左右レバーと前後ディレイラー、ここに充電器とアップデート用USBドングルが合わさった6点セットでの販売となる(BLIPSは付属しません) 6点セットはこのような豪華な外箱に入ってくる6点セットはこのような豪華な外箱に入ってくる


気になる価格だが、シフト・ブレーキレバー(左右)、フロントディレイラー、リアディレイラー、充電器、ファームウエアアップデート用のUSBドングルの6点セットで197,000円と、グローバル価格にのっとった値段となっている。デリバリーは7月から始まる予定だ。

text&photo:Naoki,YASUOKA
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