いよいよ開幕したツール・ド・フランス。その第1ステージにてトレックファクトリーレーシングの選手たちが、ボントレガーのリアライト「Flare R」をバイクに装着してレースに臨んだ。明るい日中で使用するテールライトをアピールした。



トレックファクトリーレーシングは後方の安全のために新製品のテールライトを点滅させて走ったトレックファクトリーレーシングは後方の安全のために新製品のテールライトを点滅させて走った photo:Makoto.AYANO
トレックファクトリーレーシングは後方アピールに使うテールライトを点滅させながら走ったトレックファクトリーレーシングは後方アピールに使うテールライトを点滅させながら走った photo:Makoto.AYANOツール・ド・フランスのプロローグにてトレックファクトリーレーシングの選手たちは、TTバイクSpeed Conceptにボントレガーのリアライト「Flare R」を装着して走行した。Flare Rとは、日中での使用をコンセプトとする「デイライト」という新たなカテゴリーのテールライトである。

なぜ日中用なのかというと、自転車における死傷事故の約80%が日中に発生すると統計データが発表されていることにある。中でも後方からの追突事故は出会い頭の衝突事故に比べて致死率が高く、危険であることも明らかになっている。そこで、後方からの被視認性を高めることでサイクリング中の事故を防ぐことができるとボントレガーは考えているのだ。

観衆が見守るツール・ド・フランスという舞台でサイクルアクセサリーを使用するという試みは、製品のプロモーションに加えて、安全への意識を向上させるといった目的があるという。今回は最も明るく光を照射し、不規則な点滅パターンで発光することでドライバーの注意を引きつける「day flashモード」が試されていた。

Flare Rは、昼夜問わず2km先からはっきりと視認される最大65ルーメンという光量を備えている。発光パターンは日中用と夜間用に点灯、点滅それぞれ2パターン、計4パターンの点灯モードが用意された。充電はマイクロUSBで行うことができるなど、使い勝手にも優れている。

テレビ中継で実際に使用している様子を見た方はいるだろうか。その明るさは日中でも車のドライバーなどの注意を引きつけるには十分であったはずだ。日本での発売も既に開始されており、シクロワイアードでもインプレッション記事にて紹介している。



ボントレガー Flare R
光束:最大65ルーメン
点灯モード:1)Day Flash(日中点滅):5時間45分
 2)Day Steady(日中点灯):4時間15分
 3)Night Flash(夜間点滅):23時間
 4)Night Steady(夜間点灯):21時間
 バッテリーセーブモード(電池の残量が5%になると省エネモードに変更)
付属品:Syncブラケット、シートステーブラケット、USB充電ケーブル
価格: 6,900円(税込)

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