特別に自転車の通行が許可される白糸ハイランドウェイを含む獲得標高2200mの本格山岳ライドや、軽井沢山麓のグルメを楽しむサイクリングなどが行われるグランフォンド軽井沢。昨年1800名を数えた人気大会は今年、開催時期を1ヶ月早め、爽やかな新緑と清々しい空気を楽しめる大会になる。



軽井沢〜嬬恋村ならではのキャベツ畑の風景が広がる軽井沢〜嬬恋村ならではのキャベツ畑の風景が広がる
「長距離移動」を意味するイタリア語、グランフォンド。この名を冠し軽井沢エリアで開催されている人気ロングライドイベントが「グランフォンド軽井沢」。第1回大会には約500名(2010年)、第2回大会には約1,000名(2011年)、第3回大会には約1,500名(2012年)、そして第4回大会となった2013年大会には約1,800名が集うまでとなった、まだ歴史が浅いながらに高い人気を誇る大会だ。

その人気の秘訣は、浅間山麓の雄大な景観の中を走ることのできるコースと、美味しい地元の食材が楽しめるエイドステーション、そして地元の方々のおもてなしの心にある。特に5回目を迎える今年は例年より約1ヶ月早め、新緑が芽吹き始める5月の開催となったことで瑞々しく美しい、新緑を眺めながらの格別なライドを楽しむことができるはずだ。

明治・大正時代を築いた著名人たちが多く宿泊した旧三笠ホテルは大人気の撮影スポット明治・大正時代を築いた著名人たちが多く宿泊した旧三笠ホテルは大人気の撮影スポット 静謐な雰囲気ただよう白糸ハイランドウェイは、今大会に限って自転車の通行が許可される静謐な雰囲気ただよう白糸ハイランドウェイは、今大会に限って自転車の通行が許可される

軽井沢を出発し、浅間山麓を駆け巡る人気イベントがグランフォンド軽井沢だ軽井沢を出発し、浅間山麓を駆け巡る人気イベントがグランフォンド軽井沢だ  思わず笑顔になる絶景を堪能できる 思わず笑顔になる絶景を堪能できる


例年に引き続き、5月10日(土)、同11日(日)という2日間開催となるグランフォンド軽井沢。初日には高原のグルメを楽しみ、カップルで公道タンデム走行を楽しめる本大会恒例の「グルメフォンド」や「タンデムフォンド」(共に走行距離は40km)が行われ、2日目にはメインイベントである「グランフォンド」(走行距離は120km)が行われる。

グランフォンド軽井沢は長野県軽井沢町、上田市、東御市、小諸市、御代田町、群馬県長野原町、嬬恋村という2県7市町村の協力により運営されており、グランフォンドコースでは軽井沢の自動車専用道「白糸ハイランドウェイ」(約10キロ)が走行ルートとして参加者に特別開放されることも大きな特徴の一つ。距離は約120kmとセンチュリーライドほどではないが、スタートからゴールまでの累計獲得標高は2200mを越えるという走り応えがあるもの。健脚ライダーでもお腹(脚)いっぱい満足できること間違いないだろう。

見晴らしのいい高原道路は走るだけで気持ちがいい見晴らしのいい高原道路は走るだけで気持ちがいい 大会をサポートするコーダーブルームの皆さんも走ります大会をサポートするコーダーブルームの皆さんも走ります



コース紹介
グルメフォンド、タンデムフォンド(5月10日 土曜日)

グランフォンドの前日に行われるグルメフォンドとタンデムフォンドは、明治時代の純西洋建築が美しい旧三笠ホテルや、新緑が目に美しい別荘地をゆっくりと駆ける約40kmを走るプチサイクリング。平坦なルートがチョイスされているため、初心者でも安心して心地良い高原地帯をゆったりと楽しむことができる。

昨年のグルメフォンドでの1コマ カラマツの森の中で朝食をテーマにしたエイドをいただく昨年のグルメフォンドでの1コマ カラマツの森の中で朝食をテーマにしたエイドをいただく
天然酵母を使ったおいしいパン天然酵母を使ったおいしいパン 高原野菜をふんだんに使用したミネストローネスープとサラダ高原野菜をふんだんに使用したミネストローネスープとサラダ


その名の通りグルメフォンドでは40kmのコースの中に組み込まれたエイドステーションで、地元の新鮮な野菜を使ったサラダやお漬け物、その他美味しい料理を存分に頂くことのできる満腹&満足ライド。ビギナーの初イベントとしても、翌日に控えるグランフォンドへの足慣らしとしてもオススメできる。

タンデムフォンドはグルメフォンドと同じコースをタンデム(二人乗り)のレンタサイクルで巡るイベント。国内の多くの地域ではタンデムバイクが認められていないが、開催地である長野県は道路交通法でもタンデムの走行が認められている数少ない地域。そんな場所柄を活かして、普段なかなか目にしないタンデムバイクに乗る絶好の機会。カップルや親子、また友達同士で走れば、きっと普段とは違った景色と達成感が味わえることうけ合いだ。持ち込みはもちろん、レンタサイクルも豊富にあるのでお気軽にどうぞ。

めったに無い、タンデムバイクをメインにした「タンデムフォンド」めったに無い、タンデムバイクをメインにした「タンデムフォンド」 自前のタンデムにチャイルドトレーラーをつけて参加。こんなスタイルだってアリ!自前のタンデムにチャイルドトレーラーをつけて参加。こんなスタイルだってアリ!


グランフォンド(5月11日 日曜日)

2日間のメインイベントである、距離120km、獲得標高2200m超を走るグランフォンド。コースは軽井沢を発着して浅間山麓をぐるりと一周するもので、このイベントのためだけに自転車開放される白糸ハイランドウェイなどを含むコースはアップダウンの連続で走り応え十分だ。スキーリゾートとしても有名な嬬恋などを経由するルートはずっと風景明媚なロケーションが続き、健脚ライダーはもちろん、脱ビギナーを目指す方にもピッタリなはず。グルメフォンドに全く見劣りしない、豪華なエイドステーションも魅力的だ。



エントリーを現在募集中 申し込みは4月21日まで

エントリーを現在募集中 申し込みはローソンのエントリーサイトLAWSON DO! SPORTSスポーツエントリー、もしくはアールビーズのランネットより行うことができる。新緑が美しい浅間山麓周辺を走るグランフォンド軽井沢、仲間や家族をお誘いの上、是非都会では味わえない大自然の中を走ってみよう。


グランフォンド軽井沢2014開催概要
開催日: 2014年5月10日(土)、11日(日)
主催:グランフォンド軽井沢実行委員会
コース:グルメフォンド、タンデムフォンド(共に40km)、グランフォンド(120km)
参加料:グルメフォンド5,000円、タンデムフォンド10,000円(2名)、グランフォンド10,000円

大会への参加に関する問い合わせ先
グランフォンド軽井沢実行委員会 東京広報分室(ブランデックス内)
電話:(03)3564-2361
メール:[email protected]