参加費がFREE(タダ)!、走る・しゃべる・試乗する・楽しさもFREEという、「5つのフリー」をテーマに今年で6年目を迎えたMTB Fun Meetingだ。

八ヶ岳を望みながらスラロームを楽しむ八ヶ岳を望みながらスラロームを楽しむ (c)Hideyuki.Suzuki

2012年8月4・5日に富士見パノラマリゾートのメインゲレンデ特設コースで開催されたMTB Fun Meeting。

そのもう一つのメインイベントとも言えるのが、日曜に開催された「Freeride Games(フリーライドゲームス)」だ。

Freeride Gamesは、2005年に都内のMTBプロショップ5店(AST、M.D.S.、小川輪業、ナカザワジム、トレイルストア)が協力して始まった参加型レース。だが、回を追うごとにスケールアップ、関西からもエントリーが増加している。

かつてのダーブロの塚ちゃん(塚本岳)も思いっきり楽しむかつてのダーブロの塚ちゃん(塚本岳)も思いっきり楽しむ (c)Hideyuki.Suzukiパノラマのゲレンデに下り系のMTBバイカーが集まったパノラマのゲレンデに下り系のMTBバイカーが集まった (c)Hideyuki.Suzuki


こんなファットタイヤも芝スラを楽しむにはバッチリこんなファットタイヤも芝スラを楽しむにはバッチリ (c)Hideyuki.Suzukiポールをクリアしていくダブルスラロームポールをクリアしていくダブルスラローム (c)Hideyuki.Suzuki


夏のFreeridegamesといえば、恒例の「芝デュアルスラローム」だ。レースフォーマットは、アメリカで公式競技として長く親しまれているデュアルスラロームだ。ゲレンデに設けられた2本のコースを走り、合計タイムで勝ち上がっていく対戦競技だが、それぞれコースの難易度が異なり1本目のタイムだけでは勝ち負けが判断できないところがポイント。

子供のダウンヒルもあります!子供のダウンヒルもあります! (c)Hideyuki.Suzuki日本を代表するダウンヒラーたちも和気あいあい日本を代表するダウンヒラーたちも和気あいあい (c)Hideyuki.Suzuki


また、レース中に接触することがないため、子供や女性でも安心して走れる点も人気の秘密だ。今回は元全日本チャンピオンらプロライダーを始め130名以上が参戦。最後のプロ決勝は、今季ケガから復活したベテラン高松健二と、全日本選手権ジュニアDH2位の秋吉圭という、まさに世代を超えた対決となったが、4クロス日本代表の経験を持つ高松がスタートから圧倒。若さで押す秋吉を僅差で抑えて優勝を果たした。 

またレース後には、協賛各社から提供された商品をコース上に並べたヒルクライム・ランニング大会も開催。マウンテンバイク三昧の夏の1日を満喫した。(photo&text:鈴木英之・オフィシャルフォトグラファー)

なお、フリーライドゲームスについてはフォトギャラリーで当日の模様をお楽しみ下さい。

●Freeride Games 実行委員会
AST、M.D.S、小川輪業、ナカザワジム、トレイルストア

MTB Fun Meetingでは、以下の各社の扱うバイク&パーツ、アクセサリーなどの製品に試乗できたり、展示を楽しめる。

出展・協賛社リスト
・東商会
・アメアスポーツジャパン(MAVIC)
・エイアンドエフ
・SAI SPORTS
・エムシーインターナショナル
・OGKカブト
・カドワキコーティング
・カワシマサイクルサプライ
・キャノンデールジャパン
・グルーヴィーインターナショナル
・クランプラー(銀一)
・クワハラバイクワークス
・ゴールドウイン
・サローネデルモンテ
・ジーエスエムジャパン(ダカイン)
・ジオライドジャパン
・ジャイアント
・ダイアテックプロダクツ
・ダートフリーク
・ドラゴンオプティクス
・東京サンエス
・ビジュアライズイメージ
・PRインターナショナル
・ピーク
・フルマークス(POC)
・ファンファンシー
・ボーダー(アパレル)
・ミヤタサイクル
・モトクロスインターナショナル
・YURIS
・ライトウエイプロダクツジャパン

次回はMTB Fun Meetingに出展したブランドの様々なプロダクツを試す「やかんの手当たり次第インプレッション」をお届けします。お楽しみに。