2011年1月29日、ツール・ド・ランカウイ第7ステージが平坦基調の149.5kmで行なわれ、アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)が圧巻のスプリント4勝目を飾った。日本勢は宮澤崇史(ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)が6位。総合順位は動かなかった。

スタートする選手たちスタートする選手たち photo:www.ltdl.com.my第7ステージはマレー半島西岸に近いバンティンからタンピンまでの149.5km。後半にかけて2つの4級山岳が設定され、緩やかな起伏を繰り返すが、スプリンターでも充分対応可能な難易度だ。コースプロフィールによるとゴールは上り基調のレイアウトだが、実際には平坦基調のゴールが用意された。

この日もスタート直後からアタック合戦が始まる。14km地点で8名のアタックが決まった。逃げグループを形成したのは以下の選手たち。

逃げグループを形成するデーヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアント・ケンダ)やマヌエーレ・カッデーオ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)ら逃げグループを形成するデーヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアント・ケンダ)やマヌエーレ・カッデーオ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)ら photo:www.ltdl.com.myデーヴィッド・マッキャン(アイルランド、ジャイアント・ケンダ)、オスマン・アディク(マレーシア、ドラパック・ポルシェ)、デオン・ロック(オーストラリア、チャンピオンシステム)、ブラッドリー・ポトガイター(南アフリカ、MTNキュベカ)、マヌエーレ・カッデーオ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)、マキシム・ジェンキンス(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)、 セア・キョンロー(マレーシアナショナルチーム)、ユー・キホン(韓国ナショナルチーム)

駆け抜けるリーダージャージ駆け抜けるリーダージャージ photo:www.ltdl.com.my82km地点に設定された第2スプリントポイント通過時点で、タイム差は最大4分25秒に。しかし雨が降り始めた影響でメイン集団は活性化。集団のペースアップにより、45kmを残して早くもタイム差は2分を切った。

懸命に逃げ続けた8名だったが、スプリンターチームの勢いには敵わず、ゴールまで5kmを切って吸収される。続いてピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)がアタックを仕掛けたが、メイン集団を振り切ることは出来ず。

ユナイテッドヘルスケアがトレインを組んだ状態で最終コーナーを抜け、ハイスピードな集団はスプリント体勢に。ラスト300mを切るとグアルディーニが早めのスパート。

身を低く保ち、ハンドルをガッチリと握ったグアルディーニが先頭に立つ。過去にブエルタ・ア・エスパーニャでステージ1勝、ジロ・デ・イタリアでステージ3勝を飾っているロベルト・フェルスター(ドイツ、ユナイテッドヘルスケア)が勢いのあるスプリントで追い上げたが、グアルディーニに届かない。フェルスターをかわしたグアルディーニが4本指を挙げてゴールした。

ステージ4勝目をアピールするアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)ステージ4勝目をアピールするアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ) photo:www.ltdl.com.my

ポイント賞ジャージに袖を通すアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)ポイント賞ジャージに袖を通すアンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ) photo:Yuko Satoグアルディーニはステージ4勝目。スプリントでは5戦4勝だ。

「こんな平坦なゴールを予想していなかった。ロードブックを見ると、ゴール前は登りになっていたんだ。でも実際はラスト2kmから下りだった。臨機応変に状況を読み、最終コーナーを5番手で抜け、理想的な展開に持ち込めた。あとはラスト300mをひたすらもがいたよ。」グアルディーニはレース後の記者会見でそう語った。

ステージ6位に入った宮澤崇史(ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)ステージ6位に入った宮澤崇史(ファルネーゼヴィーニ・ネーリ) photo:Yuko Satoポイント賞争いにおけるライバルであるアヌアル・マナン(マレーシア、トレンガヌ・プロアジア)が下位に沈んだため、グアルディーニが青いポイント賞ジャージを獲得した。「スプリントポイントで力を使わず、ゴール勝負に全てを懸ける作戦に切り替えた。逃げが形成されたおかげでスプリントポイントは関係が無くなり、マナンのポイント量産を阻止することが出来た。ポイント賞争いでリードを得たけど、まだこのブルージャージが手に入ったわけじゃない。」グアルディーニはポイント賞トップを最後まで維持したい考えだ。

この日も宮澤崇史はスプリントに絡んでステージ6位に。UCI(国際自転車競技連合)ポイントを5ポイント獲得している。

総合上位陣は動きを見せず、リバルド・ニノ(コロンビア、ルトゥーア)が総合2秒差でリーダージャージをキープ。ツール・ド・ランカウイは残り3日。まだまだボーナスタイムによる総合逆転のチャンスは残されている。

レース展開や選手コメントはレース公式サイト、レース公式ストリーミングより。

ツール・ド・ランカウイ2011第7ステージ結果
1位 アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)3h24'57"
2位 ロベルト・フェルスター(ドイツ、ユナイテッドヘルスケア)
3位 ディーン・ロジャース(ニュージーランド、ジャイアント・ケンダ)
4位 ボリス・シュピレフスキー(ロシア、タブリス・ペトロケミカル)
5位 マルセル・キッテル(ドイツ、スキル・シマノ)
6位 宮澤崇史(ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)
7位 アンドレ・シュルツ(ドイツ、CCCポルサット)
8位 エリア・ファヴィッリ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)
9位 ジョエリ・スタラールト(ベルギー、ランドバウクレジット)
10位 ジャン・チャンジェ(韓国、韓国ナショナルチーム)
12位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)
21位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)
30位 福田晋平(愛三工業レーシングチーム)
71位 福島晋一(トレンガヌ・プロアジア)
99位 土井雪広(スキル・シマノ)
107位 盛一大(愛三工業レーシングチーム)                  +19"
108位 鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム)

個人総合成績
1位 リバルド・ニノ(コロンビア、ルトゥーア)             21h39'42"
2位 ジョナサン・モンサルベ(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトリ)     +02"
3位 エマヌエーレ・セッラ(イタリア、アンドローニ・ジョカトリ)       +19"
4位 デニス・ヴァンニーケルク(南アフリカ、MTNキュベカ)          +22"            
5位 ラヒム・エマミ(イラン、アサド大学チーム)
6位 ラックラン・モールトン(オーストラリア、チポレ・ディベロップメント)  +27"
7位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、コルナゴ・CSFイノックス)   +44"
8位 ガーデル・ミズバニ(イラン、タブリス・ペトロケミカル)         +50"
9位 ホセイン・アスカリ(イラン、タブリス・ペトロケミカル)         +52"
10位 ゴン・ヒョスク(韓国、韓国ナショナルチーム)
26位 土井雪広(スキル・シマノ)                     +5'08"
32位 綾部勇成(愛三工業レーシングチーム)                +6'21"
48位 鈴木謙一(愛三工業レーシングチーム)                +15'21"
69位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)                +30'04"
74位 福島晋一(トレンガヌ・プロアジア)                 +33'15"
83位 宮澤崇史(ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)              +35'32"
88位 盛一大(愛三工業レーシングチーム)                 +36'01"
112位 福田晋平(愛三工業レーシングチーム)                +47'12"

ポイント賞
アンドレア・グアルディーニ(イタリア、ファルネーゼヴィーニ・ネーリ)

山岳賞
ジョナサン・モンサルベ(ベネズエラ、アンドローニ・ジョカトリ)

アジア人総合成績
ラヒム・エマミ(イラン、アサド大学チーム)

チーム総合成績
アサド大学チーム

アジアンチーム総合成績
アサド大学チーム

text:Kei Tsuji
photo:Yuko Sato, www.ltdl.com.my
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