ユンボ・ヴィスマをサポートするサーヴェロの2024年モデルが順次発表される。第1弾はグラベルとロードを繋ぐ自転車としていち早くから展開されていたCaledoniaにシマノ105(機械式)を搭載した完成車だ。カラーリングも新たにされたバイクを紹介しよう。



サーヴェロ Caledonia(Desert Sunset) (c)東商会

1年のうちにグランツールを全て制覇し、プロロードレースシーンを席巻しているユンボ・ヴィスマ。快進撃を続ける強豪はサーヴェロのバイクに跨り、世界中のレースでチームやバイクの存在を世界中に主張し続けている。彼らがレースで使用するS5、R5を開発したサーヴェロの実力は確かなものであり、蓄積した経験と知識をベースにホビーサイクリストのニーズに応えるようなバイクの開発にも力を入れている。

その筆頭がCaledonia(カレドニア)シリーズだ。サーヴェロ本社のスタッフが荒れた舗装路をハイスピードで走るために開発したロードバイクであり、ピュアなロードレーサーよりは走破できる状況を広くしつつ、グラベルバイクよりも舗装路での高速走行にフォーカスを置いたモデルとして開発されている。

サーヴェロ Caledonia(Metallic Black) (c)東商会

2020年のデビュー当時に"モダンロード"と称されたCaledoniaはタイヤクリアランスを最大35mmでライトなグラベルタイヤまで飲み込める仕様が大きな特徴。現在は多くのブランドがエンデュランスロードとして同程度のタイヤクリアランスを持つモデルを揃えており、まさにモダンロードという表現がぴったりなバイクだ。

さらにバイク剛性やジオメトリーはクラシックレースにも対応できるようなレーススペックとしつつ、フェンダーやアクセサリーマウントを備えることで、あらゆるサイクリングのシチュエーション、サイクリストのニーズに応えられるバイクを実現した。

そんなCaledoniaシリーズのベースグレードに2024年モデルが登場。新モデルは2023年の夏に発表された機械式12速変速のシマノ105を搭載した完成車として販売される。ギア段数が増えたことで快適に走れる状況が増えたコンポーネントと、どこにでも行けるCaledoniaはピッタリだ。

サーヴェロ Caledonia(Desert Sunset) (c)東商会

カラーリングは定番のMetallic Blackと人気のTeal、そして新たに登場したDesert Sunsetという3色が用意された。オレンジとブラウンの中間のようなカラーは、近年のシンプルなサイクリングジャージとの相性も良さそう。価格は495,000円(税込)。



サーヴェロ Caledonia
コンポーネンtの:シマノ105 R7100 12speed
サイズ:48、51、54、56
カラー:Metallic Black(メタリックブラック)、Teal(ティール)、Desert Sunset(デザートサンセット)
価格:495,000円(税込)

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