マウンテンバイクのムーブメントを牽引したトム・リッチー氏が興したフレーム/パーツブランドの「リッチー」。数多く生み出された名品の中でもクロモリロードのRoad Logicは今もなお愛され続けている存在だ。そんなRoad Logicにサリーズマカロンという深い赤とピンクが上品な雰囲気を演出する新色が追加される。



リッチー Road Logic (c)東京サンエス

トム・リッチー氏のスチール素材に関する膨大な知識と経験から生み出されたロードバイクのRoad Logic(ロードロジック)。ブランド独自のトリプルバテッド・リッチーロジックというクロモリ素材を組み合わせているため、ルックスはクラシカルに仕上がっているが、時代ごとに要求されるスペックを取り入れながら進化を続けている名車だ。

現在はロードバイクらしい高速走行からライトなグラベルまで対応できるフレームとしてアレンジされており、タイヤクリアランスが最大30Cとなっていることが特徴。近年はタイヤの進化も著しく、ロードレースの現場では28Cが主流となっていたり、30Cのタイヤも転がり抵抗が軽くなっていたりとシーンは移り変わっているため、Road Logicでオールロードのようなサイクリングを楽しむのもあり。

リッチーオリジナルのヘッドチューブが採用される (c)東京サンエス

特にブレーキがリム制動タイプのため、ロードの軽快さを感じつつも、ストラーデビアンケのようなスムーズなオフロードを走るシチュエーションにはピッタリ。加えてリッチーオリジナルの鍛造ヘッドチューブは、一般的なクロモリヘッドチューブよりも80gも軽量なため、ハンドリングやダンシングでの軽さに寄与してくれる。

フレームのジオメトリーもロードバイクとして設計し、カーボン製のフロントフォークとすることで舗装路のダウンヒルでも安心してコントロールすることも可能だ。フレーム重量は55サイズで1,750g、フォークは350g。

このようにモダンクラシックを体現するRoad Logicにサリーズマカロンという新色が登場する。サリーズマカロンは深紅よりもダークな赤色を基調に、淡いベビーピンクのロゴをアクセントとしてあしらった上品なカラーリングとされているため、シックなバイクを組み上げる時のベースに最適だ。価格は280,500円(税込)。

各チューブは扁平状にするなど細かく設計が施されている (c)東京サンエス



リッチー Road Logic
サイズ:49、51、53、55cm
カラー:サリーズマカロン
素材:ヒートトリーテッド トリプルバテッド リッチーロジックチューブ-TIG溶接
フォーク:リッチーフルカーボン
適合タイヤ幅:700×30C(タイヤメーカーなどによっては入らない場合もあります)
ヘッドセット:WCS ドロップイン 1-1/8"付属
フレーム重量:1.77kg(55cmサイズ)
価格:280,500円(税込)

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