中国は成都で開催されているUCI BMXフリースタイルワールドカップで、大池水杜が女子決勝で5位に入った。BMXフリースタイルは東京五輪から正式種目となるもので、メダル獲得への大きな希望の光となった。



女子では数名しかメイク出来ないバックフリップを披露する大池水杜女子では数名しかメイク出来ないバックフリップを披露する大池水杜 photo:日本フリースタイルBMX連盟
現在開催中のBMXフリースタイルワールドカップに参加した日本代表選手は、男子7名、女子1名。男子では中村輪夢(なかむらりむ)選手が予選を17位で通過し、準決勝17位、女子では大池水杜(おおいけみなと)選手が決勝で5位という成績を残した。

大池選手は「世界中からトップクラスの女性が集まり、有名な選手ばかりの中でこの成績を収められた事はとても嬉しいです。予選、決勝共にミスがあったので、世界選手権ではミスを減らして表彰台を目指します!」と語った。

360ダブルバースピン、難易度の高い技をルーティンに組み込む中村輪夢360ダブルバースピン、難易度の高い技をルーティンに組み込む中村輪夢 photo:日本フリースタイルBMX連盟
大舞台で演技を披露した大池水杜と中村輪夢大舞台で演技を披露した大池水杜と中村輪夢 photo:日本フリースタイルBMX連盟
全日本フリースタイルBMX連盟から参加している選手団は、このまま中国に滞在し、11月10日から同開催地で行われる世界選手権へ参加する予定だ。BMXフリースタイルは先ごろからUCIの競技として種目に加わり、2020年の東京オリンピックから正式種目となることが決定している。
UCI BMXフリースタイルW杯中国成都 男子準決勝
17位 中村輪夢
女子 決勝
1位 ハンナ・ロバーツ(アメリカ)
2位 ララ・レスマン(ドイツ)
3位 マカリーナ・ペレス(チリ)
4位 アンジー・マリノ(アメリカ)
5位 大池 水杜
text&photo:全日本フリースタイルBMX連盟