ブールス・レンタル・レディースツアーで好感触を得た與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)が、来期のチーム移籍を公言。世界選手権についてはトップ10入りを目指すと語った。



オランダで開催されたUCIウィメンズワールドツアーレース「ブールス・レンタル・レディースツアー」で逃げを決め、敢闘賞を獲得した與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)。先週日曜日まで続いた6日間のレースでアシスト役を務め、チームは勝利こそ実を結ばなかったものの、連日トップ10入りを繰り返しUCIポイントを着実に収めた。

ブールス・レンタル・レディースツアーで好感触を得た與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)ブールス・レンタル・レディースツアーで好感触を得た與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) photo:CorVosボトルを運んで集団に戻る與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)ボトルを運んで集団に戻る與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) photo:CorVos


「最もチームが機能したと感じた充実の6日間。チーム全体のアピール含め、多くの評価をもらうことが出来ました。私自身の総合成績は振るいませんでしたが、集団での位置取りや、自分の得意としている逃げを含めて、大きく自分が成長できたなと感じます。敢闘賞を獲得したその日からすごい数のファン。毎日プレゼンテーションでファルケンブルクに住んでいるERI!と多くのアピールと賞賛をいただきました」とレースを振り返る中で、「無事に来季の大きな契約がこのレース中に結べたことをご報告いたします」と、来季はトップチームへと移籍することを公言した。具体的な移籍先は今後明らかにされるという。

また、昨日発表された世界選手権代表入りについて、レース当日はトップ10入り狙いを宣言。「ロードレースは登りが厳しいコースを8周回する、とてもタフなコースです。最後まで生き残り、第一集団10位以上の成績を目指し、これから最後の仕上げを行っていきます」とコメントを寄せた。

9月17日(日)から24日(日)までの8日間、ノルウェー・ベルゲンで開催されるロード世界選手権。女子エリートロードレースは23日(土)、19.1kmのサーキットコースを8周回する152.8kmで争われる。

text:So.Isobe