山岳賞とステージ2勝を成し遂げ、その類い稀なる登坂力をマイヨアポワに繋げたワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)のジャイアント TCR ADVANCED SLを紹介しよう。



ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)が駆るジャイアント TCR ADVANCED SLワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)が駆るジャイアント TCR ADVANCED SL
ツール・ド・フランス2017で、丘陵ステージでは逃げに乗り、山岳ステージではその類い稀なる登坂力を活かして区間2勝をマークするなど、存在感を示したワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)。そんな開催国フランス出身の若き山岳王の駆るバイクは世界最大の自転車メーカー、ジャイアントが誇るトップモデルTCR ADVANCED SLだ。

1997年にコンパクトロードの概念を持ち出したことで知られるTCRは数々の戦歴を誇るジャイアント不動のレーシングバイク。その後もカーボン素材の導入や、ISP、大口径ステアリングコラムや大口径BBなど、現在のスタンダードとなるスペックをいち早く導入し、ロードバイクの最先端を行く存在であった。

ホイールはシマノWH-R9100-C40-TUをメインに使用するホイールはシマノWH-R9100-C40-TUをメインに使用する ハンドル、ステムはジャイアントオリジナルのCONTACT SLRハンドル、ステムはジャイアントオリジナルのCONTACT SLR


ワレン・バルギルらチームサンウェブが駆る現行モデルは2015年にデビュー。今年のジロ・デ・イタリアではトム・デュムラン(オランダ)の総合優勝を支えている。そして今回のツール・ド・フランスではワレン・バルギルとマイケル・マシューズ(オーストラリア)の山岳賞とポイント賞獲得にも貢献を果たした。

ジャイアントにはエアロロードのPROPELもラインアップされているが、今年のチームサンウェブは平坦ステージで新型PROPEL DISCを使用するマイケル・マシューズを除く全員がTCR ADVANCED SLに乗っている。

シマノ初のパワーメーターFC-R9100-Pをツール出場チームで唯一使用するシマノ初のパワーメーターFC-R9100-Pをツール出場チームで唯一使用する ジャイアント製と思われる大画面のサイクルコンピューターを使用するジャイアント製と思われる大画面のサイクルコンピューターを使用する

シマノサポートチ―ムらしく足元もS-PHYRE RC9だシマノサポートチ―ムらしく足元もS-PHYRE RC9だ タイヤはプロトンの定番アイテムの一つヴィットリアのCORSAだタイヤはプロトンの定番アイテムの一つヴィットリアのCORSAだ


コンポーネントはシマノDURA-ACE R9150をフルセットで使用。パワーメーターも他社製品を使用することなく、クランク一体型で優れた測定精度と耐水防塵性能を実現したFC-R9100-Pを出場チームで唯一使用していることが特徴。出力するサイクルコンピューターはジャイアント製と思われる未発表のものだ。

ホイールもDURA-ACEで、山岳王たるバルギルは軽量なWH-R9100-C40-TUをメインに使用しており、タイヤはヴィットリアのCorsaを組み合わせる。

ハンドル、ステム部はジャイアントオリジナルのCONTACT SLRでクライマーながらラインアップにない極太のステムをセットしている。ステム下にはジャイアントと親密な関係にあるフォーリアーズのDi2ジャンクションケージを使用しているのもポイントだろう。

山岳賞を獲得したワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)は最終ステージでマイヨアポア柄のTCR ADVANCED SLを使用した山岳賞を獲得したワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)は最終ステージでマイヨアポア柄のTCR ADVANCED SLを使用した photo:Makoto.AYANO
第18ステージで天を指差してステージ2勝目を果たしたワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)第18ステージで天を指差してステージ2勝目を果たしたワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) photo:Tim de Waele / TDWsport
text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.Ayano
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