4月24日に東京丸の内にて行われたビアンキの新製品プレゼンテーション。同社独自の振動除去素材カウンターヴェイルを搭載した初のミドルグレードバイクOLTRE XR3や、本国では既に実施されていたOLTRE XR4のカラーオーダーサービスの国内展開が発表された。



お洒落な雰囲気のカフェ&バーにてプレゼンテーションは行われたお洒落な雰囲気のカフェ&バーにてプレゼンテーションは行われた ビアンキ社のオーナーであるサルバトーレ・グリマルディ氏も来場ビアンキ社のオーナーであるサルバトーレ・グリマルディ氏も来場


東京丸の内にあるJPタワー。東京の玄関口たる東京駅の目の前に位置し、2013年に誕生した超高層ビルの1階で開催されたのが、現存する中では世界最古の自転車メーカーとなるビアンキの新製品プレゼンテーションだ。

今回発表された中で一番のトピックは、ビアンキ独自の振動除去素材カウンターヴェイルを搭載したミドルグレードバイクOLTRE XR3だ。今までOLTRE XR4やSpecialissimaをといったビアンキの各カテゴリーを代表するハイエンドバイクにしか搭載されなかった革新的技術、カウンターヴェイルが遂にミドルクラスにも降りて来たのだ。

革新素材カウンターヴェイルを搭載したミドルグレードOLTRE XR3革新素材カウンターヴェイルを搭載したミドルグレードOLTRE XR3
そもそもカウンターヴェイルとはマテリアルサイエンス社とビアンキが共同開発し誕生した革新的素材。独自のカーボン繊維構造と粘弾性を持ち、路面から発する微振動を最大で80%の振動を除去するという振動除去性能を持つ。そのため従来のゴム素材やエラストマーをフレーム間に挿入するようなフレームの振動抑制技術に比べ、より高い快適性を発揮しつつ、走行性能を犠牲にしないのが特徴だ。

OLTRE XR3はそんな革新的な振動除去素材を初搭載したミドルグレードバイクだ。フレーム形状は翼断面形状を採用したダウンチューブや、フォークとヘッドチューブのインテグレーテッドデザインなどORTRE XR4を踏襲したエアロデザイン。ワールドツアーで使用されるバイクとほとんど変わらない外見が与えられた。

ブレーキがノーマルタイプに変更されるに伴いシートステーとシートチューブの接合部分が形状変更されたブレーキがノーマルタイプに変更されるに伴いシートステーとシートチューブの接合部分が形状変更された トップチューブにOLTRE XR3のロゴが光るトップチューブにOLTRE XR3のロゴが光る


それでいながら、随所を一般ユーザー向けの扱いやすさとコストダウンのために仕様変更している。例えばブレーキはダイレクトマウントブレーキからオーソドックスなノーマルキャリパーブレーキに変更。それに伴いシートステーとシートチューブの接合部分がより強度の高い形状に変更されている。

またOLTRE XR4ではフロントフォークがエアロ性能に優れたベンド形状であったが、OLTRE XR3となりよりコントローラブルなストレートフォークに変更。更に下側ベアリングを1-1/4から1.5インチと大口径化させることにより、より剛性の高い扱いやすいハンドリングを実現している。

ブラックを基調にしたカラーも展開されるOLTRE XR3ブラックを基調にしたカラーも展開されるOLTRE XR3 シートステーにはカウンターヴェイル搭載の証としてロゴマークがシートステーにはカウンターヴェイル搭載の証としてロゴマークが


もちろん各所のコストダウンにより価格を抑え、より手にしやすいプライスを実現。今までハイエンドバイクにしか搭載されなかった革新的素材カウンターヴェイルを採用し、OLTRE XR4の流れを汲むミドルグレードバイク、OLTRE XR3は非常に魅力的なバイクであると言えるだろう。

今回のプレゼンテーションではOLTRE XR3の発表に加えて、今まで軽量ハイエンドバイクであるSpecialissimaのみのカラーオーダーシステムであった「tavolozza」にOLTRE XR4が追加されることが発表された。価格は5月15日から6月15日までは旧来価格の20,000円(税抜)、2018年モデルからは38,000円(税抜)を通常料金にアップチャージすることでオーダー可能だという。

カラーオーダーシステム「tavolozza」の1例として展示されたOLTRE XR4カラーオーダーシステム「tavolozza」の1例として展示されたOLTRE XR4
フレームカラーは全15色をグロスとマットの2種類のフィニッシュから選べるフレームカラーは全15色をグロスとマットの2種類のフィニッシュから選べる (c)サイクルヨーロッパジャパンイタリアトレビリオ本社工場にて職人によって手作業で仕上げられるイタリアトレビリオ本社工場にて職人によって手作業で仕上げられる (c)サイクルヨーロッパジャパン


フレームカラーはビアンキ定番のチェレステカラーなど、全15色の中から選択可能で、そこにインサートカラー、ロゴカラー、フィニッシュタイプを指定することで自分だけの1台を作り上げることが出来る。約200通りの組み合わせパターンが選択可能となっている。

注文はビアンキホームページのtavolozzaページから各種カラーを選択し、発行されたコードをビアンキストア及びビアンキレパルトコルサ取り扱い店に持参することで注文が可能となっている。塗装はイタリアトレビリオにある本社工場にて行われ、イタリアの熟練した職人により1本1本ハンドペイントにて作業されるため、非常に高品質な塗装仕上がりが期待できる。

Eバイク「CAMALEONTE-E」も発表Eバイク「CAMALEONTE-E」も発表
ドライブトレインにはSRサンツアーのコンポーネントを採用ドライブトレインにはSRサンツアーのコンポーネントを採用 前輪にアシストモーターを配置する前後輪同時駆動方式を採用前輪にアシストモーターを配置する前後輪同時駆動方式を採用


また近年、注目を浴びる電動アシストクロスバイク市場にビアンキから人気のクロスバイクCAMALEONTEの電動アシストモデル、CAMALEONTE-Eが登場。最大の特長は電動アシストモーター機能をBB部分ではなくフロントハブに搭載したことだ。これにより車の4WDのような前後輪同時駆動を実現。より優れた走行安定性を発揮する。

一般の電動アシスト車がJIS規格の出力上限に対して若干余裕を持ったアシスト構造になっているのを、高度な速度計測センサー技術によってJIS規格の上限までしっかり出力出来るようになっているのも特徴だ。バッテリー容量は4.3Ahで、エコモードであれば40km。坂道などを走るハイモードであれば25km程走ることが出来る。

ボタンシャツなど新しいアパレルコレクション「スポーツシリーズ」もリリースボタンシャツなど新しいアパレルコレクション「スポーツシリーズ」もリリース
バックパックやデイバッグもラインアップバックパックやデイバッグもラインアップ 胸部分にファスナータイプのポケットを備えるデザイン胸部分にファスナータイプのポケットを備えるデザイン


また、スポーツライドを楽しみつつ、カフェにも気兼ねなく入れるようなカジュアルデザインの新しいアパレルコレクション「スポーツシリーズ」の発表も行われた。サイクリングウェアに必要な機能性とデザイン性の両立を目指したアイテム群で、カジュアルにサイクリングを楽しみつつ、普段着としても使用できるファッション性を兼ね備えたラインアップだ。

そのままカフェに入れるようなシックなデザインのサイクルジャージもラインアップそのままカフェに入れるようなシックなデザインのサイクルジャージもラインアップ (c)サイクルヨーロッパジャパンパーカーやクロップドパンツなど普段着として使用できるアイテムが展開されるパーカーやクロップドパンツなど普段着として使用できるアイテムが展開される (c)サイクルヨーロッパジャパン


落ち着いたデザインのサイクルジャージから、クロップドパンツ、ストレッチシャツやポロシャツなどを展開。ハイエンドモデルSpecialissimaのロゴデザインを大きく配したバックパックなどもラインアップされる。日本独自企画の製品ということで、細やかな機能性とイタリアンデザインの両立を追求しており、利便性の高いポケットの位置などを何度も社内でテストを繰り返しこだわっているという。

ビアンキカラーのドリンクとペットボトルウォーターが振る舞われたビアンキカラーのドリンクとペットボトルウォーターが振る舞われた サルバトーレ・グリマルディ氏がイタリアのカンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」を披露する一幕もサルバトーレ・グリマルディ氏がイタリアのカンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」を披露する一幕も


カラーオーダーフレームを持ったサルバトーレ・グリマルディ氏とビアンキサポートライダーの青山剛カラーオーダーフレームを持ったサルバトーレ・グリマルディ氏とビアンキサポートライダーの青山剛
ビアンキのサルバトーレ・グリマルディ氏がカンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」を披露するといった一幕もあり、終始和やかなムードで進んだプレゼンテーション。ビアンキに因んだドリンクなども振る舞われた。またビアンキのサポートライダーであるプロコーチ青山剛さんも来場し、記念撮影に応じていた。

OLTRE XR4のカラーオーダーや、カウンターヴェイルを搭載したミドルグレードバイクOLTRE XR3、新コンセプトのアパレルコレクションや、ファッショナブルな電動クロスバイクの登場など、製品ラインアップをより充実させたビアンキ。世界最古のブランドでありながら、とどまる事を知らない攻めの姿勢は、同社の人気を更に底上げする要因となるだろう。

text:Kosuke.Kamata
photo:Makoto.AYANO
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