職人による高い組立精度とコストパフォーマンスで人気を集めるオランダのホイールブランドFFWD(ファストフォワード)より、30mmハイトの新シリーズ「F3R」が登場。対応するブレーキやタイヤの異なる4種類のラインアップの中から、新技術により制動力を30%高めたリムブレーキ用クリンチャーモデル「F3R-FCC」を紹介する。



FFWD F3R-FCC(レッド)FFWD F3R-FCC(レッド) (c)ジェイピースポーツグループ
30mmハイトのカーボンリムを新たに採用するF3Rシリーズ30mmハイトのカーボンリムを新たに採用するF3Rシリーズ 新テクノロジーCBTにより強度や耐熱性を高めつつ、従来品より30%の制動力向上を実現新テクノロジーCBTにより強度や耐熱性を高めつつ、従来品より30%の制動力向上を実現 (c)ジェイピースポーツグループDTスイス性能FFWDオリジナルハブDTスイス性能FFWDオリジナルハブ (c)ジェイピースポーツグループ今季よりファストフォワードのラインアップに加わった「F3R」シリーズは、30mmハイトフルカーボン製のロープロファイルロードホイール。従来モデルにあたる「F2R」の優れた軽量性をそのままに、空力性能と剛性の向上を図り、よりオールラウンドなモデルへと進化。また、リム幅を22.4mmとすることで近年主流となっている25Cタイヤに最適化しており、タイヤが持つグリップ力や衝撃吸収性を最大限に引き出すことを可能としている。

対応するブレーキやタイヤの異なる4種類のラインアップから、今回紹介するのがリムブレーキ用クリンチャーモデル「F3R-FCC」である。その特徴はブレーキ面に「CBT(Confidence Brake Technology)」という新テクノロジーを採用したこと。これにより、フルカーボンクリンチャーの弱点である強度や耐熱性を高め、同社の従来型のフルカーボンクリンチャーとの比較で30%優れた制動力を実現。また、どの様な天候でも安定したブレーキングフィールを維持し続けてくれるとのこと。

組み合わせるハブは、DTスイスのベーシックモデル240Sと軽量モデル180Sに加え、同じくDTスイス製のFFWDオリジナルの3種類から選択可能。FFWDオリジナルはパワー伝達と抵抗のバランスを考えた3つ爪/24歯のラチェットシステムを採用しており、メンテナンス頻度を下げるべくベアリングシールを強化している。

スポークは堅実性と軽さを兼ね備えるDTスイスAeroliteを採用。スポーキングはフロントが20本のラジアル組、リアが24本の2クロス組(左右共に)と、信頼性を重視したオーソドックスな仕様となっている。また、入手性高いJベンドスポークを採用しているため、スポーク折れが発生した際にも修復に時間がかかりにくいのも嬉しいポイントだ。

FFWDオリジナルハブ仕様で前後ペア重量は1,425gをマーク。リムのロゴ別にRedとWhiteの2カラーがラインアップされる。日々のトレーニングからレースまで、あらゆるシチュエーションに対応するホイールを検討しているというライダーにオススメだ。取り扱いはジェイピースポーツグループ。

FFWD F3R-FCC(ホワイト)FFWD F3R-FCC(ホワイト) (c)ジェイピースポーツグループ


ファストフォワード F3R-FCC FFWDハブ(リムブレーキ用)
リム形式:クリンチャー
リム高さ:30mm
リム幅:22.4mm
スポーク:DTスイスAeroliteか同等品で組立
フロントスポーク:ラジアル/20本
リアスポーク:2クロス(左右共に)/24本
ハ ブ:FFWDオリジナル(DTスイス製)
カラー:Red、White
重 量:1,425g
価 格:256,000円(税別)
※ハブはDTスイス240Sもしくは180Sにも変更可能(価格は異なる)


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