2015/08/08(土) - 23:12
4kmチームパーシュートを制したのは祐誠。チームスプリントは予選でジュニア記録を樹立した和歌山北が圧勝。女子はポイントレースで古山稀絵（昭和一学園）が大会2勝目。沢田桂太郎は3km個抜予選で3分29秒295の大会新記録を樹立。
4kmチームパーシュート 1位 祐誠（今村、貝原、佐竹、橋本）4分23秒313（予選時）大会新 photo:Hideaki TAKAGI
インターハイ2日目はチームスプリントと4kmチームパーシュートの決勝、女子公開競技の決勝2種目ほかが行なわれた。
チームスプリントは予選でジュニア記録を樹立した和歌山北が圧倒。予選では最終走者の南潤が1周だけで2秒縮める快走を見せていた。今年の国体は和歌山県で9月下旬にあるが手応えを感じる結果に。
チームスプリント 1位 和歌山北（永橋、南、布居）1分17秒098（予選時）男子ジュニア新、男子高校新、大会新 photo:Hideaki TAKAGI
団抜きは終盤に逆転した祐誠が優勝
4kmチームパーシュートは予選でともに4分23秒台を出した祐誠と岐阜第一の対決となり、ラスト2周までリードしていた岐阜第一を最後に逆転した祐誠が優勝。「序盤をペースで走って終盤は上げられる選手たちですから」と団抜き初優勝の野田豊監督は選手に信頼を置く。2位の岐阜第一は全員がまだ2年生。「決勝に乗れたことだけでも凄いこと。今までの持ちタイムが29秒だったから120点ですよ」と松村光浩監督は語る。
4kmチームパーシュート優勝の祐誠高メンバー photo:Hideaki TAKAGI
4kmチームパーシュート 2位 岐阜第一（大屋、亀谷、菅原、山田）4分23秒576（予選時） 大会新 photo:Hideaki TAKAGI
女子ポイントレースは古山稀絵が大会2勝目
女子ポイントレース決勝は序盤から古山稀絵（昭和一学園）と橋本優弥（県岐阜商）が点を取り合う。これに吉田夢姫（日出総合）が加わり3人の争いに。ゴールポイントは橋本が取ったが1点差で古山が逃げ切り、前日のスクラッチに続いて大会2勝目を挙げた。橋本は序盤に落車した選手の前輪が右手指に当たり負傷。レース後病院で手術をするほどだったが元気な姿で表彰式に出場した。
女子ポイントレース 古山稀絵（昭和一学園）と橋本優弥（県岐阜商）が先行 photo:Hideaki TAKAGI
女子ポイントレース 古山稀絵（昭和一学園）は嬉しい大会2勝目 photo:Hideaki TAKAGI
個人追抜き予選で沢田桂太郎が3分29秒295の大会新記録
3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選では沢田桂太郎（東北）が3分29秒295の大会新を樹立した。今までの記録は2011年に橋本英也が出した3分30秒937。これも屋外だったが、29秒を屋外で出した意義は大きい。なお本年3月の高校選抜大会では予選で沢田がトップ、2位が橋本陸（祐誠）だったが決勝は逆の結果だった。本日の沢田は「サラ脚」だったが、2位タイムの橋本は団抜き優勝メンバーで脚を使った状態でのもの。翌日の決勝は好勝負が予想される。
ほかスプリントは1/2決勝までが終わり、翌日の決勝戦は梶原大地（祐誠）と田中克尚（岡山工）、3－4位決定戦は森川康輔（岐阜第一）と中島詩音（甲府工）の組み合わせになる。
3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選 1位 沢田桂太郎（東北）3分29秒295大会新 決勝へ photo:Hideaki TAKAGI
3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選 2位 橋本陸（祐誠）3分31秒764 決勝へ photo:Hideaki TAKAGI
スプリント 決勝戦進出の梶原大地（祐誠） photo:Hideaki TAKAGI
スプリント 決勝選進出の田中克尚（岡山工） photo:Hideaki TAKAGI
結果
チームスプリント決勝 400m×3
1位 和歌山北（永橋、南、布居）1分17秒098（予選時）男子ジュニア新、男子高校新、大会新
2位 倉吉西（堀江、山根、伊藤）1分18秒721
3位 開新（谷口、平田、廣瀬）1分19秒691（予選時）
4位 青森山田（八木澤、宮崎、小原）1分18秒813（以下予選時）
5位 松山聖陵（岡崎、今野、真鍋）1分19秒913
6位 紫波総合（丹内、加藤、安倍）1分20秒007
7位 作新学院（小池、秋本、福富）1分20秒131
8位 甲府工（山下、中島、清水）1分20秒500
4kmチームパーシュート決勝
1位 祐誠（今村、貝原、佐竹、橋本）4分23秒313（以下予選時）大会新
2位 岐阜第一（大屋、亀谷、菅原、山田）4分23秒576 大会新
3位 榛生昇陽（安川、松山、奥村、西原）4分30秒446
4位 白河実業（鈴木、藤田、鵜沼、石井）4分31秒701
5位 学法石川（小玉、渡邉歩、渡邉祐希、水野）4分32秒000
6位 岐南工（栗山、永田、林、和田）4分33秒206
7位 岡山工（細川、岡野、岡本、矢部）4分33秒784
8位 昭和一学園（中村、小松、岩井、坂）4分34秒724
女子ポイントレース決勝 12km
1位 古山稀絵（昭和一学園）22点
2位 橋本優弥（県岐阜商）21点
3位 吉田夢姫（日出総合）11点
3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選
1位 沢田桂太郎（東北）3分29秒295大会新 決勝へ
2位 橋本陸（祐誠）3分31秒764 決勝へ
3位 永田吏玖（岐南工）3分32秒004 3・4位決定戦へ
4位 安川義道（榛生昇陽）3分33秒355 3・4位決定戦へ
5位 松本京太（静岡北）3分35秒122 以下順位確定
6位 徳田匠（北桑田）3分35秒287
7位 中村圭佑（昭和一学園）3分37秒000
8位 小野舜介（興陽）3分37秒165
photo&text:高木秀彰
4kmチームパーシュート 1位 祐誠（今村、貝原、佐竹、橋本）4分23秒313（予選時）大会新 photo:Hideaki TAKAGIインターハイ2日目はチームスプリントと4kmチームパーシュートの決勝、女子公開競技の決勝2種目ほかが行なわれた。
チームスプリントは予選でジュニア記録を樹立した和歌山北が圧倒。予選では最終走者の南潤が1周だけで2秒縮める快走を見せていた。今年の国体は和歌山県で9月下旬にあるが手応えを感じる結果に。
チームスプリント 1位 和歌山北（永橋、南、布居）1分17秒098（予選時）男子ジュニア新、男子高校新、大会新 photo:Hideaki TAKAGI団抜きは終盤に逆転した祐誠が優勝
4kmチームパーシュートは予選でともに4分23秒台を出した祐誠と岐阜第一の対決となり、ラスト2周までリードしていた岐阜第一を最後に逆転した祐誠が優勝。「序盤をペースで走って終盤は上げられる選手たちですから」と団抜き初優勝の野田豊監督は選手に信頼を置く。2位の岐阜第一は全員がまだ2年生。「決勝に乗れたことだけでも凄いこと。今までの持ちタイムが29秒だったから120点ですよ」と松村光浩監督は語る。
4kmチームパーシュート優勝の祐誠高メンバー photo:Hideaki TAKAGI4kmチームパーシュート 2位 岐阜第一（大屋、亀谷、菅原、山田）4分23秒576（予選時） 大会新 photo:Hideaki TAKAGI女子ポイントレースは古山稀絵が大会2勝目
女子ポイントレース決勝は序盤から古山稀絵（昭和一学園）と橋本優弥（県岐阜商）が点を取り合う。これに吉田夢姫（日出総合）が加わり3人の争いに。ゴールポイントは橋本が取ったが1点差で古山が逃げ切り、前日のスクラッチに続いて大会2勝目を挙げた。橋本は序盤に落車した選手の前輪が右手指に当たり負傷。レース後病院で手術をするほどだったが元気な姿で表彰式に出場した。
女子ポイントレース 古山稀絵（昭和一学園）と橋本優弥（県岐阜商）が先行 photo:Hideaki TAKAGI女子ポイントレース 古山稀絵（昭和一学園）は嬉しい大会2勝目 photo:Hideaki TAKAGI個人追抜き予選で沢田桂太郎が3分29秒295の大会新記録
3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選では沢田桂太郎（東北）が3分29秒295の大会新を樹立した。今までの記録は2011年に橋本英也が出した3分30秒937。これも屋外だったが、29秒を屋外で出した意義は大きい。なお本年3月の高校選抜大会では予選で沢田がトップ、2位が橋本陸（祐誠）だったが決勝は逆の結果だった。本日の沢田は「サラ脚」だったが、2位タイムの橋本は団抜き優勝メンバーで脚を使った状態でのもの。翌日の決勝は好勝負が予想される。
ほかスプリントは1/2決勝までが終わり、翌日の決勝戦は梶原大地（祐誠）と田中克尚（岡山工）、3－4位決定戦は森川康輔（岐阜第一）と中島詩音（甲府工）の組み合わせになる。
3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選 1位 沢田桂太郎（東北）3分29秒295大会新 決勝へ photo:Hideaki TAKAGI3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選 2位 橋本陸（祐誠）3分31秒764 決勝へ photo:Hideaki TAKAGIスプリント 決勝戦進出の梶原大地（祐誠） photo:Hideaki TAKAGIスプリント 決勝選進出の田中克尚（岡山工） photo:Hideaki TAKAGI結果
チームスプリント決勝 400m×3
1位 和歌山北（永橋、南、布居）1分17秒098（予選時）男子ジュニア新、男子高校新、大会新
2位 倉吉西（堀江、山根、伊藤）1分18秒721
3位 開新（谷口、平田、廣瀬）1分19秒691（予選時）
4位 青森山田（八木澤、宮崎、小原）1分18秒813（以下予選時）
5位 松山聖陵（岡崎、今野、真鍋）1分19秒913
6位 紫波総合（丹内、加藤、安倍）1分20秒007
7位 作新学院（小池、秋本、福富）1分20秒131
8位 甲府工（山下、中島、清水）1分20秒500
4kmチームパーシュート決勝
1位 祐誠（今村、貝原、佐竹、橋本）4分23秒313（以下予選時）大会新
2位 岐阜第一（大屋、亀谷、菅原、山田）4分23秒576 大会新
3位 榛生昇陽（安川、松山、奥村、西原）4分30秒446
4位 白河実業（鈴木、藤田、鵜沼、石井）4分31秒701
5位 学法石川（小玉、渡邉歩、渡邉祐希、水野）4分32秒000
6位 岐南工（栗山、永田、林、和田）4分33秒206
7位 岡山工（細川、岡野、岡本、矢部）4分33秒784
8位 昭和一学園（中村、小松、岩井、坂）4分34秒724
女子ポイントレース決勝 12km
1位 古山稀絵（昭和一学園）22点
2位 橋本優弥（県岐阜商）21点
3位 吉田夢姫（日出総合）11点
3kmインディヴィデュアル・パーシュート予選
1位 沢田桂太郎（東北）3分29秒295大会新 決勝へ
2位 橋本陸（祐誠）3分31秒764 決勝へ
3位 永田吏玖（岐南工）3分32秒004 3・4位決定戦へ
4位 安川義道（榛生昇陽）3分33秒355 3・4位決定戦へ
5位 松本京太（静岡北）3分35秒122 以下順位確定
6位 徳田匠（北桑田）3分35秒287
7位 中村圭佑（昭和一学園）3分37秒000
8位 小野舜介（興陽）3分37秒165
photo&text:高木秀彰
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