9月28日、大韓民国・仁川で開催されたアジア大会男子ロードレースに宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ)と別府史之(トレックファクトリーレーシング)が出場。逃げの展開に持ち込んだ地元韓国のジャン・ギョングが勝利した。



スタートを待つ別府史之(トレックファクトリーレーシング)と宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ)スタートを待つ別府史之(トレックファクトリーレーシング)と宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ) photo:Kenji NAKAMURA/JCF
15名の先頭集団に入った宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ)15名の先頭集団に入った宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ) photo:Kenji NAKAMURA/JCF第2集団内でレースを進める別府史之(トレックファクトリーレーシング)第2集団内でレースを進める別府史之(トレックファクトリーレーシング) photo:Kenji NAKAMURA/JCF



スタートを切る72名の選手たちスタートを切る72名の選手たち photo:Kenji NAKAMURA/JCF14kmの周回コースを13周する182kmで行なわれた男子ロードレース。27カ国から72名の選手たち(出場枠は最大2名)がスタートを切り、2周目で集団が大きく2つに別れる展開に。宮澤崇史を含む15名の先頭集団が、別府史之を含む第2集団を徐々に引き離し始めた。

レース中盤に差し掛かった時点でタイム差は2分まで広がり、その後も拡大は継続する。別府史之が第2集団を率いたが、最終周回に差し掛かる頃にはタイム差が6分半まで広がっていた。

先頭集団からはジャン・ギョング(韓国)とアルヴィン・モアザミゴダルジ(イラン)がアタックを成功させ、リードを広げながらフィニッシュへ。2人のスプリントで韓国のジャンが勝利した。宮澤崇史は59秒遅れの集団スプリントに絡んで7位に。別府史之は9分18秒遅れの集団内でフィニッシュしている。

レース展開はJCFレポートより。



先頭集団でレースを展開する宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ)先頭集団でレースを展開する宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ) photo:Kenji NAKAMURA/JCF
第2集団内で走る別府史之(トレックファクトリーレーシング)第2集団内で走る別府史之(トレックファクトリーレーシング) photo:Kenji NAKAMURA/JCF


アジア大会2014男子ロードレース結果
1位 ジャン・ギョング(韓国)              4h07'52"
2位 アルヴィン・モアザミゴダルジ(イラン)
3位 リョン・チュンウィン(香港)              +59"
7位 宮澤崇史(ヴィーニファンティーニNIPPOデローザ)
31位 別府史之(トレックファクトリーレーシング)      +9'18"

text:Kei Tsuji
photo:Kenji NAKAMURA/JCF