日本ナショナルチームの内間康平(チームブリヂストン・アンカー)がツール・ド・シンカラにおいて第1ステージの勝利に続き、第6ステージでもステージ勝利を挙げた。アタックを繰り返し、30kmの独走の末の勝利だ。



逃げる内間康平(日本ナショナルチーム)ゴールはもうすぐだ逃げる内間康平(日本ナショナルチーム)ゴールはもうすぐだ photo:Sonoko.Tanaka/tour de shingkarak2014

内間は第1ステージでラスト5kmのアタックを決めて優勝。個人総合首位のレースリーダーとなるが、翌第2ステージではイランチームの総攻撃を受けてリーダーの座を明け渡す。今回の勝利はそれに続くもので、内間にとってプロ2勝目となる。

インドネシアのスマトラ島、パダンパンジャンからソロックまでの111kmのコースで争われた第6ステージは途中に3級と4級カテゴリーの山岳が3つあるアップダウンに富んだコースで行われた。内間はスタート直後から逃げを敢行。集団に捕まりながらも数度の逃げを続け、ラスト30kmでアタックを決めて独走、ゴールまで逃げ切った。



インドネシアのスマトラ島、パダンパンジャンをスタートしていくプロトンインドネシアのスマトラ島、パダンパンジャンをスタートしていくプロトン photo:Sonoko.Tanaka/tour de shingkarak2014スマトラ島の美しい風景の中を走る集団スマトラ島の美しい風景の中を走る集団 photo:Sonoko.Tanaka/tour de shingkarak2014

第6ステージで優勝を飾った内間康平(日本ナショナルチーム)第6ステージで優勝を飾った内間康平(日本ナショナルチーム) photo:Sonoko.Tanaka/tour de shingkarak2014


再びステージ優勝を飾り表彰台の中央に立った内間康平(日本ナショナルチーム)再びステージ優勝を飾り表彰台の中央に立った内間康平(日本ナショナルチーム) photo:Sonoko.Tanaka/tour de shingkarak2014内間康平のコメント
昨日の夜からコースプロフィール、高低差を見て攻撃しればチャンスがあるかも!っと思いながらスタート。
スタートしてすぐの下りでアタック。1人で飛び出し、下りきりで1分差をつける事に成功。そのまま山岳へ。しかし捕まってしまった。

捕まってすぐ再び下りでアタック! 6人の逃げ集団を形成。そして再び山岳へ突入。逃げから遅れてしまうが、追走して来た選手と協力し前と合流。下りきってすぐ再び山岳へ突入。ここでも遅れてしまった…。しかし、下りで追いつきその勢いでアタック!!!

そのあとは独走。30km独走!

今日は何もしなかったらきっと集団の遥か後方だったはず! 自分の長所をしっかりいかして掴んだ勝利。最高でした(^^)
応援してくれる皆さん。ありがとうございます!! まだまだレースは続きます!
(内間康平のFacebookより)

ツール・ド・シンカラは全8ステージで行われ、明日の第7ステージは大会長距離の167.5kmで争われる。


最新ニュース(全ジャンル)