新しい戦闘力　パナレーサー RACE

2010年、パナレーサーのロードタイヤカテゴリーがリニューアルされた。従来のカテゴリーをわかりやすく再構成し、状況に応じてライダーが選択しやすくなった。そしてもちろん性能もさらなる向上がはかられており、定評ある耐パンク性能をはじめ、グリップ力、走行抵抗の低減など、全ての面に力が注がれている。ここではその製品カテゴリーとテクノロジーを製品とともに紹介していこう。実際にRACEを使用している選手達のインプレッションも必見だ。

用途に応じてわかりやすくカテゴライズされたRACE

RACEシリーズのカテゴリーは3つに分けられる。パンク要因の多い荒れた路面や、パンクを避けたいロングライドに対応する、耐パンク性能を強化した「type D」、強さと軽さのトータルバランスに優れ、 あらゆるレースシーンに対応するオールラウンドの「type A」、ヒルクライムやタイムトライアルなど、特に軽さを必要とする場面で威力を発揮する、軽量タイプの「type L」だ。

それぞれの名称はタイヤの特徴を表す頭文字であり（D=Duro、A=All around、L=Light）、商品名から使用用途がイメージできるようになっている。購入する際や、コースの状況に応じてタイヤセッティングする際の手助けとなるだろう。

スペック&インプレッション

それでは実際の製品スペックとともに、サポートチームの選手達のインプレッションを紹介しよう。

RACE type D

パンク要因の多い荒れた路面や、
パンクを避けたいロングライドに対応する耐パンク性能強化タイプ

天候を問わずに高いグリップ性能を発揮する「ZSGデュアルコンパウンド」（※1）に、リム打ちや貫通、サイドカットなどあらゆるパンク要因に威力を発揮する「3Dケーシング」（※4）でタイヤ全面をカバー。さらに「PTベルト」（※3）をトレッド下部にプラスすることで、シリーズ最強の耐パンク性能を実現。

RACE type A

強さと軽さのトータルバランスに優れ、
あらゆるレースシーンに対応するオールラウンドタイプ

天候を問わずに高いグリップ性能を発揮する「ZSGデュアルコンパウンド」（※1）に、耐パンク性能を強化する「PTシールド」（※2）でタイヤ全面をカバー。極細コードを使用した軽量「AXケーシング」（※5）を採用することで、重量だけでなく走りの軽さも向上。従来のバリアントEVO3PTよりも20gの軽量化を実現している。

RACE type L

ヒルクライムやタイムトライアルなど、
特に軽さを必要とする時の軽量タイプ

天候を問わずに高いグリップ性能を発揮する「ZSGデュアルコンパウンド」（※1）に、極細コードを使用した軽量「AXケーシング」（※5）を採用して軽量化を実現。さらにトレッド下部へ「PTベルト」（※3）を配することで、耐貫通パンクにも配慮された安心して使える軽量タイヤに仕上がっている。

パナレーサー　サポートチーム

2010年、パナレーサーがサポートするチームは4チーム。いずれのチームもパナレーサーRACEを使用、日本トップクラスのレースで好成績を収め、その信頼性と走行性能の高さを証明している。

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登場からわずかの期間で輝かしい結果を出し続け、日本のトップレーサー達が認める存在となったRACE。走行中のタイヤトラブルを最小限に抑え、より速く、より快適に走りたい多くのライダー達にオススメしたいタイヤだ。