群馬の名峰、赤城山を中心とした自転車イベント「サイクリング赤城2021」が開催。赤城山をぐるり一周する「赤城山1周ライド」を筆頭に、赤城山周辺エリアの「ぐるポタスポット」を期間中に巡る「ぐるポタAKAGI」、無料で参加できる「AKAGIサイクルスタンプラリー」という3つのイベントが催される。



サイクリング赤城2021 群馬の名峰を堪能できる3つのイベントが開催サイクリング赤城2021 群馬の名峰を堪能できる3つのイベントが開催 (c)赤城自然塾
「裾野は長し赤城山」。群馬県民に親しまれる上毛かるたに歌われるように、広大な高原地帯となっている赤城山の周辺エリア。その雄大な山容と豊かな自然を楽しめるとあって、サイクリングデスティネーションとして、大きな魅力を有する地域だ。

そんなエリアの魅力を最大限に楽しめるのが「サイクリング赤城2021」。10月から11月にかけて3つのイベントが開催され、様々な楽しみ方で赤城エリアの魅力を堪能できるようになっている。それでは、それぞれのイベントを紹介していこう。

100kmに及ぶ裾野を巡る 赤城山一周ライド 10月30日(土)

100kmに及ぶ裾野を巡る 赤城山一周ライド100kmに及ぶ裾野を巡る 赤城山一周ライド (c)赤城自然塾
3つのイベントの内、いわゆるロングライドイベントとして10月30日(土)に開催されるのがこの赤城山一周ライド。前橋市、桐生市、渋川市、みどり市という赤城山を囲む4市にそれぞれスタート地点が設定され、50名ずつが時間差で出発する。

赤城山をぐるりと一周する約100kmのコースは、獲得標高2,000mと走り応え十分。富士山に次ぐ日本で2番目に長い裾野には、目まぐるしく変わる景観が広がる。高原から下界を一望する雄大な景色、森林の中を走り抜ける静謐な一時。赤城山が懐に抱く自然を満喫できるダイナミックなコースレイアウトが待っている。

秋めく赤城山をサイクリング出来る絶好の機会だ秋めく赤城山をサイクリング出来る絶好の機会だ (c)赤城自然塾
コース上には6か所にエイドステーションが設置され、地元グルメを味わうことも。スタート/フィニッシュ地点でもある渋川市赤城総合運動自然公園(渋川市)、ぐりーんふらわー牧場・大胡(前橋市)、小平の里(みどり市)、水沼駅温泉センター(桐生市)に加え、南郷の曲屋(沼田市)やあぐりーむ昭和(昭和村)がエイドステーションとして設定されている。更に、東京電力パワーグリッドの東群馬変電所にはドリンクステーションが設置されるなど、100kmのイベントとしては十分以上の休憩ポイントが用意されているため、初心者でも安心して参加できるはず。

各スタート地点からはそれぞれ別のゲストライダーが参加予定。渋川からは、サイクルジャーナリストのハシケン&坂バカモデルの日向涼子さんが、前橋からは元オリンピック選手である飯島誠さんが、みどり市からはよしもと地元住みます芸人のアンカンミンカンさん、そして桐生市からはママチャリヒルクライマーの戸丸さんがそれぞれ共に出走してくれる予定とのことだ。

飯島誠氏(シドニー、アテネ、北京五輪 三大会連続出場オリンピアン)がゲストライダーとして登場飯島誠氏(シドニー、アテネ、北京五輪 三大会連続出場オリンピアン)がゲストライダーとして登場 更に、脚に自信が無い初心者向けの企画として用意されているのが「オリンピアンと e-Bikeで赤城山1周ライドに参加!!赤城山 100kmチャレンジ!」と題したプログラム。

これは前橋スタートの方を対象に、ブリヂストンサイクルの最新式電動クロスバイク"TB1e"をレンタルし、ゲストライダーの飯島誠さんの伴走サポートのもと、赤城山一周にチャレンジするというプラン。万が一に備えたサポートカーも帯同するなど、安心して楽しみながらロングライドにチャレンジできる企画となっている。こちらは5名限定で、レンタル料金も含まれた特別価格のツアーとなる。

赤城山一周ライドおよび、E-BIKEツアーは現在参加者を募集中だ。一般参加申し込みはJTBスポーツステーション、E-BIKEツアーは公式サイトから申込が可能となっており、期間は10月22日まで。一般参加の参加費は10,000円(税込、おみやげ付き)、E-BIKEツアーも同じく10,000円(税込、レンタサイクル代込)となっている。

ブリヂストンサイクルの最新電動クロスバイク TB1eをレンタルできるブリヂストンサイクルの最新電動クロスバイク TB1eをレンタルできる (c)ブリヂストンサイクル
赤城山一周ライド
日時:2021年10月30日(土)7時~16時
定員:200人(先着順。前橋市、桐生市、渋川市、みどり市の各スタート地点50人ずつ)
申込期間:~10月22日(金) ※定員になり次第締め切り
申込方法:インターネット(JTBスポーツステーション
参加費:10,000円(税込、おみやげ付)

オリンピアンと e-Bikeで赤城山1周ライドに参加!!赤城山 100kmチャレンジ!
日時:2021年10月30日(土)7時~16時
定員:5人(先着順)
申込期間:~10月22日(金) ※定員になり次第締め切り
申込方法:インターネット(公式サイト
参加費:10,000円(税込) ※e-Bikeレンタル料金、赤城山1周ライドの各エイドステーション6ヶ所での飲食費、ガイド料金、傷害保険料込



12か所のスポットを巡る周遊型サイクリング ぐるポタAKAGI 10月1日~11月30日

12か所のスポットを巡る周遊型サイクリング ぐるポタAKAGI12か所のスポットを巡る周遊型サイクリング ぐるポタAKAGI (c)赤城自然塾
12か所のスポットを巡る周遊型サイクリング ぐるポタAKAGI12か所のスポットを巡る周遊型サイクリング ぐるポタAKAGI (c)赤城自然塾
2つ目のイベントとなるのが、ニューノーマルなサイクルイベントの形として脚光を浴びつつある、エリア周遊型サイクリングの「ぐるポタAKAGI」だ。こちらは11月30日までの開催期間中に利用可能な電子チケットを購入するという形式のイベントで、コースや日時の設定などはなく各自が自由に赤城エリアを楽しむ助けとなる企画。

赤城山広域に12か所の「ぐるポタスポット」が設置され、そこで電子チケットを用いてプチグルメを楽しむことが出来る。一気に12か所を制覇しても良し、何度かに分けてトライしても良し。もちろん、気になるところだけ訪れるというのも問題ない。日本一醤油の醤油ソフトや赤城豆腐すみれ屋のチーズ豆腐、初雪堂のバナナジュースなど、地元の名店が目白押しだ。


更にスペシャルぐるポタスポットとして3ヶ所が用意されており、南郷の曲屋の足湯や、道の駅あぐりーむ昭和のこんにゃくスイーツ、パパサンドの店ハトポの黒豆きなこサンド等さらにお得に食べ巡りを楽しむことが出来る。

また、全スポットを制覇すると豪華賞品の当たる抽選に応募できる。脚力やスケジュールの都合に合わせて、それぞれが気ままに楽しめるぐるポタAKAGIは、現在参加者を募集中だ。エントリーはJTBスポーツステーションで、定員300名となっている。参加費は3,000円。

ぐるポタAKAGI
期間:2021年10月1日(金)~11月30日(火)
定員:300人(先着順)
申込期間:11月19日(金)まで※定員になり次第締め切り
申込方法:インターネット(JTBスポーツステーション
申込完了後、24時間以内に届く認証コードをイベントページに登録してスタート
参加費:3,000円(税込)



82か所のスポットが用意される AKAGIサイクルスタンプラリー

82か所のスポットが用意される AKAGIサイクルスタンプラリー82か所のスポットが用意される AKAGIサイクルスタンプラリー (c)赤城自然塾
最後の一つとなるのが、無料で参加可能なAKAGIサイクルスタンプラリーだ。無料で参加できるエリア周遊イベントで、スマートフォンを使用してQRコードを読み取ることで電子スタンプを集めていくスタンプラリーとなっている。

赤城山を巡る4つのモデルルートの周りに計82箇所のスタンプポイントが設けられおり、脚に自信がある方でも1日で周るのは難しいボリュームたっぷりのイベントとなっている。QRコードを読み取るだけの通常スポットの他に、店舗を利用した方限定のスタンプやスタンプラリー画面を見せることで割引やサービスを受けることが出来るスポットなども。


一定数のスタンプを集めることで、特典と交換出来たり、商品の抽選に応募したりといったリワードも用意されているため、スタンプ集めにも熱が入ること間違いなし。先述したぐるポタAKAGIと同時にエントリーすることも可能となっているため、一粒で二度おいしく楽しむこともできるだろう。

こちらも期間は11月30日まで。専用ページでのアカウント作成が必要となっているほかは、申込などは不要。登録後、すぐにイベントへと参加できるようになっている。この秋、赤城山の自然とグルメを満喫するためにうってつけのイベントだ。

AKAGIサイクルスタンプラリー
期間:2021年10月1日(金)~11月30日(火)
申込:不要
参加費:無料