イタリアの自転車ジャーナリスト、パオロ・ファッキネッティとグイド・P・ルビーノが著したカンパニョーロ本の決定版だ。これまでイタリア語版、英語版しかなかったが、11月28日に『バイシクルクラブ』でおなじみのエイ出版社から日本語版が刊行された。

原題は『Campagnolo The gear that changed the story of cycling』。訳者はシクロワイアードでも活躍している自転車ジャーナリストの仲沢隆だ。

これ一冊読めば、カンパニョーロの75年にわたる歴史ばかりでなく、自転車競技の歴史もわかる内容となっており、自転車ファンなら必読の書と言えるだろう。永久保存の豪華本であるため価格は少々高いが、カンパニョーロマニアならばぜひ手元に置いておきたい特別本といえそうだ。



『Campagnolo  The gear that changed the story of cycling』『Campagnolo The gear that changed the story of cycling』

パオロ・ファッキネッティ、グイド・P・ルビーノ著
仲沢 隆訳

エイ出版社 
定価(税込み)5,040円 好評発売中

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