2015年の春に立ち上がったばかりのサイクルアクセサリーブランド「MOTHERLODE(マザーロード)」。サイクリングに必要な荷物をスマートに運ぶことを第一に考えたフロントボックス、財布、ロールケースを紹介する。



マザーロード フロントボックスマザーロード フロントボックス (c)マザーロード
マザーロードは自身もロードバイク乗りというグラフィックデザイナーの小林卓哉氏が、2015年3月に立ち上げたばかりのサイクルアクセサリーブランドだ。ツーリングや自転車旅の中で氏が感じた「もっとスマートに荷物を持ち運ぶやり方はないのか」という疑問が創業のきっかけになっているという。

製品にはサイクリストとしての経験に基づいたアイデアや、自転車乗りでもある縫製会社のバッグデザイナーの意見が盛り込まれ、完成までには幾多に渡るテストを繰り返しているとのこと。ラインアップされる製品全てが国内生産であり、東京都内にある工房にてベテランの職人が1つ1つ手作業で縫製を行っている。



マザーロード フロントボックス

マザーロード フロントボックスマザーロード フロントボックス (c)マザーロード
「フロントボックス」は幅240mmX高さ150mmX奥行き80mmとし、ドロップハンドルやシフトケーブルが外出しの旧型STIを装着したバイクにも対応したハンドルバッグ。キャリアやアタッチメントを要さず、途中にバックルが設けられた左右2本のストラップによって簡単に装着できることが特徴だ。

表地の素材には、軽量なポリエステル製でありながら、帆布のような有機的な風合いを持った「オックスステップ」を採用。ナイロンのように光沢がなく、落ち着いた質感のつや消しブラックとなっている。また、撥水性が備えられているため、小雨程度であれば中身が濡れる心配はない。

バッグの右サイドにはライト用のベルトが設けられているバッグの右サイドにはライト用のベルトが設けられている (c)マザーロード小さいペットボトルや補給食などの収納に最適だ小さいペットボトルや補給食などの収納に最適だ (c)マザーロード

ストラップの上下に設けられたアジャスターによってバランスよく取り付けることができるストラップの上下に設けられたアジャスターによってバランスよく取り付けることができる (c)マザーロードクロスバイクにも取り付けることができるクロスバイクにも取り付けることができる (c)マザーロード


荷室の底と側面には樹脂製の板を配しているため、常にボックス形状を維持することが可能で、割れやすいものなどの持ち運びも可能だ。走行中にも内容物を出し入れしやすいよう、取り出し口がハンドルのフラット部に近い高さとされている。内側にも身分証明書や携帯電話など貴重品の収納に便利なファスナーポケットを装備。内容物が重い際にブレーキ及びシフトケーブルへの負担を軽減するための荷重分散ストラップが付属する。重量は272g。カラーはオールブラックの1色展開だ。

マザーロード フロントボックス
素 材:オックスステップ(表地)、ナイロンオックス210d(裏地)
サイズ:幅240mm×高さ150mm×奥行80mm
重 量:272g
カラー:オールブラック
価 格:8,900円(税抜)



マザーロード スマホが入る自転車財布

iPhone6plusまで収納できるサイズだiPhone6plusまで収納できるサイズだ (c)マザーロードマザーロード スマホが入る自転車財布マザーロード スマホが入る自転車財布 (c)マザーロードお札を折り曲げることなく収納できる縦長タイプを採用お札を折り曲げることなく収納できる縦長タイプを採用 (c)マザーロード


「自転車に乗る時の貴重品を全部入れるにはどうするか?」を、一から考えて設計したという「スマホが入る自転車財布」。ライド時に携行する貴重品の収納機能をすべて一体化し、サイクルジャージのバックポケットにぴったりとフィットするサイズとした、使い勝手に優れるアイテムだ。

横ではなく上から開く形にすることで、主要部分の厚さ(収納物なし)が約8mmという省サイズ化を実現。一方でお札を折らずに収納できるため、スムーズに会計を済ませる事ができる。財布の裏面はケースに入れたまま操作可能な透明窓が採用されたスマートフォンケースとなっている。昨今の大型スマートフォンにも対応し、幅100mm×150mmまでの機種を収めることが可能。他にも小銭入れやカードや小物用のメッシュポケットも備えられている。重量も48gと軽量だ。

ストラップが付属しているため、普段着でも身一つで出かけられるストラップが付属しているため、普段着でも身一つで出かけられる (c)マザーロードカードやカギなど小物を入れるのに便利なメッシュポケットカードやカギなど小物を入れるのに便利なメッシュポケット (c)マザーロード


通常のバックポケットにピッタリ収まるサイズとされている通常のバックポケットにピッタリ収まるサイズとされている (c)マザーロード表地の素材には、軽量なポリエステル製でありながら、帆布のような有機的な風合いを持つ「オックスステップ」を採用。ナイロンのように光沢がなく、落ち着いた質感のつや消しブラックとなっている。また、撥水性が備えられているため、小雨程度であれば中身が濡れる心配はない。

基本的にはサイクルジャージのバックポケットに入れることが想定されているが、首に掛けるためのストラップが付属しているため、Tシャツ一枚でポタリングという時でも、このウォレットだけ持って出かけられる。カラーはオールブラックの1色展開だ。

マザーロード スマホが入る自転車財布
素 材:オックスステップ(表地)、ナイロンオックス210d(裏地)
サイズ:幅105mm×高さ170mm×厚さ8mm(スマホ入れ部分は14mm)
重 量:48g(ストラップを含めると56g)
カラー:オールブラック
価 格:4,800円(税抜)



マザーロード 背ポケットに入る携行具ケース

マザーロード 背ポケットに入る携行具ケースマザーロード 背ポケットに入る携行具ケース (c)マザーロード
携帯工具などを直感で入れられるように配置されたポケット携帯工具などを直感で入れられるように配置されたポケット (c)マザーロード折りたたむとバックポケットにピッタリのサイズとなる折りたたむとバックポケットにピッタリのサイズとなる (c)マザーロード


「背ポケットに入る携行具ケース」は、サドルバッグやツール缶に入れて携行していた工具類やチューブなどを、ジャージのバックポケットに入れるという発想で生まれた自転車専用のロールケース。サドルバッグのように自転車の美観を損なわず、ツール缶のようにボトルのスペースを奪うことなく、スマートに物を携行できるアイテムだ。

ジッパー付きポケット、大小それぞれ1つずつのメッシュポケットという収納スペースは、昔ながらの工具袋をヒントに、サイクリング時に必要な用具を直観的に収納できるように配置されている。チューブやCo2ボンベ、タイヤレバー、工具、ワイヤー錠などに加えて、18cm以下のポンプまで入れることができ、サイクリングに必要なアクセサリーはおおよそ収納可能だ。

市販のストラップを使用することで、バイクにも括りつけられる市販のストラップを使用することで、バイクにも括りつけられる (c)マザーロードハンドルバーに装着した際のイメージハンドルバーに装着した際のイメージ (c)マザーロード

ボトルケージ部分にも装着してもいいだろうボトルケージ部分にも装着してもいいだろう (c)マザーロード帆布のような生地感でトラッドなコーディネートとなる帆布のような生地感でトラッドなコーディネートとなる (c)マザーロード


もちろん、チューブなど自転車用品に限らず、携帯電話やお金、クレジットカード、身分証明書などを入れれば、サイクリング時の貴重品入れとしても役に立つケースでもある。携行具を入れ三つ折にすると、長さ19.5cm、幅は10cm以内と、標準的なジャージのバックポケットとほぼ同様のサイズとなり、そのままバックポケットに入れることができる。また、ケースの外側にはベルト通しが備え付けられているため、市販のトーストラップなどを利用すれば、サドルやボトルケージに装着できる。

表地の素材には、軽量なポリエステル製でありながら、帆布のような有機的な風合いを持つ「オックスステップ」を採用。ナイロンのように光沢がなく、落ち着いた質感のつや消しブラックとなっている。また、撥水性が備えられているため、小雨程度であれば中身が濡れる心配はない。

マザーロード 背ポケットに入る携行具ケース
素 材:オックスステップ(表地)、ナイロンオックス210d(裏地)
サイズ:幅340mm×縦195mm
重 量:52g
カラー:オールブラック
価 格:3,800円(税抜)



立ち上がったばかりのブランドとあり、マザーロードは他のサイクリストとはひと味違った物が欲しい方にぴったり。今回紹介した製品は、同ブランドのWEBショップで購入可能だ。

リンク

最新ニュース(全ジャンル)