5月24日(日)に箱根を舞台として新たなヒルクライムイベントが開催される。自動車専用道路として有名な「MAZDAターンパイク箱根」を特別に走ることが出来るプレミアムなレースを紹介しよう。



この日だけ開放されるターンパイクを走る 箱根ヒルクライム2015この日だけ開放されるターンパイクを走る 箱根ヒルクライム2015 (c)ウォークライド
箱根といえば、天下の険。関東のサイクリストであれば、一度は挑戦したことがあるのではないだろうか?そんな関東を代表する峠である箱根を舞台にこの春、初開催となるのが「箱根ヒルクライム」だ。

コースとなるのは、いくつもある箱根の登りのなかでももっとも新しいルートである「MAZDAターンパイク箱根」。普段は自動車専用有料道路として自転車で登ることは叶わない、いわば「お預け」を食わされているコースが、この日だけは自転車が思う存分走ることができるように開放され、脚自慢のヒルクライマーを受け止める。

目を癒してくれる新緑に満ちたコースを登っていけば、関東平野の街並みや太平洋の広大な景色などが眼前に現れる。下を向いて必死に登っていくようなストイックな登り方も厳しい箱根峠にふさわしいものではあるが、開けた眺望を堪能することも、忘れてはならないヒルクライムの魅力だ。

眼下に広がるのは青い太平洋だ眼下に広がるのは青い太平洋だ (c)ウォークライド溢れるような新緑に囲まれた道を登っていく溢れるような新緑に囲まれた道を登っていく (c)ウォークライド


レースを運営するのは、冬場のトレーニングレースとして人気を博する大磯クリテリウムなどを運営するウォークライド。自転車レースのなんたるかを知り尽くしたウォークライドが主催するということで、初開催ながらも安心して参加できるイベントとなるだろう。

クラス分けはチャンピオンクラスを頂点に、中・高校生の男女それぞれのヒルクライムチャンプを決める中学生チャンピオンクラスと高校生チャンピオンクラス。そして、年齢なりの体力にあわせて競い合える年代別クラス(19~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳、60歳以上)が設定されている。

登り切った先では芦ノ湖と富士山を望むこともできる登り切った先では芦ノ湖と富士山を望むこともできる (c)ウォークライド海と関東平野が間近に迫る海と関東平野が間近に迫る (c)ウォークライド


そのほかMTBクラス、フラットバークラスがあるが、なかでもユニークなのが体重によるクラス分けとなる、80kg超級クラス。体重を理由にヒルクライムにネガティブなイメージを持っている、パワー系ライダーも歓迎のクラスだ。

エントリーを現在募集中 申し込みは3月10日まで

標高を上げるにつれて、続々と開けてくる美しい景色を堪能するもよし、景色には目もくれずライバルと競うもよし。そして、ただただ寡黙に自己記録に挑むもよし。人それぞれ、十人十色の楽しみ方がある、箱根ヒルクライムは現在参加者を募集中だ。エントリーはスポーツエントリーから申し込むことができる。なお、3月11日から4月12日までエントリーできる2次募集も行われる予定だ。ターンパイクを登る貴重な機会、ぜひ申し込んでみては。



箱根ヒルクライム
開催日: 2014年5月23・24日(土・日)
種目:<ロードレーサー部門>
    男子チャンピオンクラス・・日本一のヒルクライマーを争うクラス
    女子チャンピオンクラス・・女子の日本一ヒルクライマーを争うクラス
    高校生チャンピオンクラス(男女別)・・高校生の日本一を争うクラス
    中学生チャンピオンクラス(男女別)・・中学生の日本一を争うクラス
    男子年代別・・年齢別で競うクラス。※高校卒業にあたる年齢以上
    女子年代別・・年齢別で競うクラス。※高校卒業にあたる年齢以上
    男子(体重80kg以上クラス)・・ヒルクライムが苦手とされる体重の重い人クラス

   <MTB部門>
    MTB男子・・マウンテンバイク・男子の部
    MTB女子・・マウンテンバイク・女子の部

   <フラットバー部門>
    フラットバー男子・・フラットバー男子の部
    フラットバー女子・・フラットバー女子の部
参加費:一般 9,500円
    高校生 5,000円
    中学生 4,500円
定員:2000名
申込方法:スポーツエントリー内ページより申し込み可能
申込期間:2015年02月09日12:00:00 ~ 2015年03月10日