3月11日、実業団Jプロツアー第1戦JBCF下総クリテリウムが開催され、国内シーズンが幕を開けた。ここではチームバイクを前編と後編に分けて紹介する。今回はTeamUKYO、宇都宮ブリッツェン、Peugeot Cycles Nippon、CIERVO NARA 、湘南ベルマーレ、パールイズミ・スミタ・ラバネロ。

TeamUKYO
インターマックス・セルビーノカーボン

狩野智也のインターマックス・セルビーノカーボン狩野智也のインターマックス・セルビーノカーボン photo:Makoto.AYANO
スピードプレイのペダルを使用するスピードプレイのペダルを使用する photo:Makoto.AYANOクリンチャーホイールにセットされるヴィットリア・オープンコルサ EVO SCクリンチャーホイールにセットされるヴィットリア・オープンコルサ EVO SC photo:Makoto.AYANO


今年発足を果たした注目のTeamUKYOは、メンバー全員がチームカラーのインターマックス・セルビーノカーボンに乗る。写真は狩野智也のマシン。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2、ホイールはイーストン・EA90SLXやEC90を使い分け、アッセンブルするタイヤはヴィットリア。サドルはプロロゴで、ステムやハンドル、シートポストなどはデダで統一されている。


宇都宮ブリッツェン
クオータ・KOM EVO

増田成幸のクオータ・KOM EVO増田成幸のクオータ・KOM EVO photo:Makoto.AYANO
パナレーサー製タイヤ各種を使い分けるパナレーサー製タイヤ各種を使い分ける photo:Makoto.AYANOチームのイメージカラーであるレッドのスピードプレイペダルを使用チームのイメージカラーであるレッドのスピードプレイペダルを使用 photo:Makoto.AYANO


チームへの通常供給モデルはクオータ・ケベルだが、エースの増田成幸はトップモデルのKOM EVOに乗る。コンポーネントはシマノ。ホイールはマヴィック・コスミックカーボンシリーズを選手によって使い分ける。チューブラーホイールに合わせるのは近日発売予定のパナレーサーの新作チューブラータイヤ「RACE A」だ。ペダルはスピードプレイ、ハンドル周りはイーストンでアッセンブルされる。


Peugeot Cycles Nippon
プジョー・RSR

大村寛のプジョー・RSR大村寛のプジョー・RSR photo:Makoto.AYANO
丸みをもたせたフォルムが特徴的だ丸みをもたせたフォルムが特徴的だ photo:Makoto.AYANOクリンチャーホイールにはマキシス・ラディエールがセットされるクリンチャーホイールにはマキシス・ラディエールがセットされる photo:Makoto.AYANO


プジョーがスポンサードするチームが駆るのは、プジョー・RSR。曲線を多用しフランスらしい優雅なフォルムのフルカーボンバイクだ。写真の大村寛のバイクはコンポーネントにスラム・レッドを使用し、足回りはノバテックのホイールにマキシスタイヤの組み合わせ。クリンチャーホイールにはマキシスのラジアルタイヤ「ラディエール」がセットされる。ステム、ハンドルは3T製。


CIERVO NARA PROCYCLINGTEAM
サーヴェロ・S5

澤田賢匠のサーヴェロ・S5澤田賢匠のサーヴェロ・S5 photo:Makoto.AYANO
クランク、チェーンリングはROTOR製クランク、チェーンリングはROTOR製 photo:Makoto.AYANOTOKENのホイールにハッチンソンタイヤをアッセンブルTOKENのホイールにハッチンソンタイヤをアッセンブル photo:Makoto.AYANO


シエルヴォ奈良が使用するマシンはサーヴェロ。選手によってSシリーズとRシリーズを使い分け、スピードマンの澤田賢匠はエアロロードのS5を駆る。コンポーネントはカンパニョーロで、ROTOR製Qリングをアッセンブル。ホイールはTOKENのフロント50mm、リア85mmの組み合わせだ。タイヤはハッチンソン・カーボンコンプをセットする。


湘南ベルマーレ
ジャイアント・TCR

内野直也のジャイアント・TCR内野直也のジャイアント・TCR photo:Makoto.AYANO
チームカラーのブルーとライトグリーンの差し色が入るチームカラーのブルーとライトグリーンの差し色が入る photo:Makoto.AYANOソーヨー製タイヤを使用するソーヨー製タイヤを使用する photo:Makoto.AYANO


湘南ベルマーレが使用するバイクは、チームカラーのブルーとライトグリーンにカラーリングされたジャイアント・TCR。コンポーネントはスラム・レッドで、コースにあわせてジップ製ホイールを使い分ける。しもふさクリテではジップ・404を使用する選手が多かった。タイヤはソーヨーのスポンサードを受ける。


パールイズミ・スミタ・ラバネロ
ラバネロ・エキップ・デダチャイSC61.10A

栂尾大知のラバネロ・エキップ・デダチャイSC61.10A栂尾大知のラバネロ・エキップ・デダチャイSC61.10A photo:Makoto.AYANO
イーストンのホイールにミシュランタイヤの組み合わせイーストンのホイールにミシュランタイヤの組み合わせ photo:Makoto.AYANOデダチャイ製アルミチューブを使用デダチャイ製アルミチューブを使用 photo:Makoto.AYANO


自転車プロショップ・タカムラ製作所を母体とするパールイズミ・スミタ・ラバネロ。選手によってマシンを使い分け、写真のアルミバイク、エキップ・デダチャイSC61.10Aは栂尾大知のバイク。 コンポーネントはカンパニョーロだが、ブレーキはマヴィックを使用する。ステムやハンドル、シートピラー、フロントフォーク、ホイールに至るまでイーストン製パーツで固められている。タイヤはミシュラン・サービスクルス。


text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO