ジャパンカップのオープンレースは、序盤に20名弱に絞られた集団でのスプリント勝負に持ち込まれ、中尾涼介(チームユーラシアiRC TIRE)が優勝した。チャレンジレースは茂木陽向(#1-PRIMERA-)が制した。

秋晴れの下スタートラインに整列したオープンレース出場選手 photo:Makoto AYANO
ジャパンカップクリテリウムに先立ち、日曜日のジャパンカップ本戦と同じコースを使用して行われるのがオープンレース。出場資格は男子ジュニア以上で、全日本選手権や国民スポーツ大会、インカレ、インターハイなど全国大会の出場経験を持つ選手となり、名前の通り通常は同じ集団で走ることのない選手が一同に会するレースだ。若手選手の登竜門としても知られ、過去の勝者には全日本選手権優勝選手も名を連ねる。

オープンレース スタート photo:Satoru Kato
今大会では高校生、大学生、クラブチーム所属選手、UCI登録をしていないJプロツアーチームの選手など95名が出走した。
オープンレースは7周72.1kmで予定されていたが、直前に行われたチャレンジレースで発生した落車の影響によりスタート時間が30分遅れたため、2周減の5周51.5kmに変更された。

2周目、古賀志林道でチームサイクラーズスネルがペースアップ photo:Satoru Kato

2周目の古賀志林道を経て集団が分裂 photo:Satoru Kato

20名ほどまに絞られた先頭集団 photo:Makoto AYANO
秋晴れの下、少し暑さを感じる中スタートしたレースは2周目に大きく動いた。古賀志林道の登りでチームサイクラーズスネルのメンバーが集団前方に集まってペースアップ。これにより集団が分断され、20名ほどが先行。後方集団も10名から20名前後の集団がバラバラと続く状態となる。3周目に入り、第2集団との差は約30秒、その後方は1分以上まで差が開き、勝負は早くも先頭集団に絞られた。

残り5km、昨年覇者の佐藤光(チームサイクラーズスネル)がアタック photo:Satoru Kato

残り3km 佐藤宇志(チームサイクラーズスネル)がアタック photo:Satoru Kato
4周目、チームサイクラーズスネルが波状攻撃を開始し、登り区間で佐藤宇志や玉城翔太らが飛び出す。しかし先頭集団は大きく崩れることなく最終周回の5周目へ。古賀志林道で数名が抜け出す場面もあったものの、下りで後続が追いついて残り5kmを過ぎる。平坦区間でもチームサイクラーズスネルが攻勢に出るが決定打を出せず、集団でのスプリント勝負へ。

スプリント勝負で抜け出してきた中涼介(チームユーラシアiRC TIRE) photo:Satoru Kato

中尾涼介(チームユーラシアiRC TIRE)がオープンレース優勝 photo:Satoru Kato
残り100m、ホームストレートに松本一成(チームサイクラーズスネル)が先頭で姿を現すも、ほぼ同時に姿を見せた中尾涼介(チームユーラシアiRC TIRE)のスプリントが伸びる。中尾は後方を確認すると両腕を前に突き出すガッツポーズを見せてフィニッシュし、オープンレース優勝を決めた。

オープンレースを制した中尾涼介(チームユーラシアiRC TIRE) photo:Satoru Kato
中尾は小学校5年の時に自転車を始め、15歳の時にJユースリーダー(JBCF主催のU17を対象としたロードレースシリーズ)になり、松山学院高校に入学。今年からチームユーラシアiRC TIREに加入し、Jプロツアーや海外レースに出場してきた。

オープンレース 表彰式 photo:Satoru Kato
中尾涼介コメント
「チームサイクラーズスネルの選手に振り回されるレースだったけれど、なんとか耐えてパンチャー気質の脚を生かして勝つことが出来て嬉しいです。逃げ集団でどうこうするよりもスプリントに持ち込む勝負が得意なので、レース展開にも恵まれました。U23の1年目でここまで結果を出せずにくすぶっていたので、シーズン終盤のジャパンカップオープンレースで優勝出来て良かったです」

チャレンジ優勝 茂木陽向(#1-PRIMERA-) photo:Satoru Kato

チャレンジレース男子 表彰式 photo: Yuichiro Hosoda 
チャレンジレース女子 表彰式 photo: Yuichiro Hosoda
2周20.6kmで行われたチャレンジレースは、1周目から先行した7名での勝負となり、茂木陽向(#1-PRIMERA-)が優勝した。
女子は2名が出走したが、落車の発生により後方集団はニュートラル扱いとなったため、同着の1位とされた。

ジャパンカップクリテリウムに先立ち、日曜日のジャパンカップ本戦と同じコースを使用して行われるのがオープンレース。出場資格は男子ジュニア以上で、全日本選手権や国民スポーツ大会、インカレ、インターハイなど全国大会の出場経験を持つ選手となり、名前の通り通常は同じ集団で走ることのない選手が一同に会するレースだ。若手選手の登竜門としても知られ、過去の勝者には全日本選手権優勝選手も名を連ねる。

今大会では高校生、大学生、クラブチーム所属選手、UCI登録をしていないJプロツアーチームの選手など95名が出走した。
オープンレースは7周72.1kmで予定されていたが、直前に行われたチャレンジレースで発生した落車の影響によりスタート時間が30分遅れたため、2周減の5周51.5kmに変更された。



秋晴れの下、少し暑さを感じる中スタートしたレースは2周目に大きく動いた。古賀志林道の登りでチームサイクラーズスネルのメンバーが集団前方に集まってペースアップ。これにより集団が分断され、20名ほどが先行。後方集団も10名から20名前後の集団がバラバラと続く状態となる。3周目に入り、第2集団との差は約30秒、その後方は1分以上まで差が開き、勝負は早くも先頭集団に絞られた。


4周目、チームサイクラーズスネルが波状攻撃を開始し、登り区間で佐藤宇志や玉城翔太らが飛び出す。しかし先頭集団は大きく崩れることなく最終周回の5周目へ。古賀志林道で数名が抜け出す場面もあったものの、下りで後続が追いついて残り5kmを過ぎる。平坦区間でもチームサイクラーズスネルが攻勢に出るが決定打を出せず、集団でのスプリント勝負へ。


残り100m、ホームストレートに松本一成(チームサイクラーズスネル)が先頭で姿を現すも、ほぼ同時に姿を見せた中尾涼介(チームユーラシアiRC TIRE)のスプリントが伸びる。中尾は後方を確認すると両腕を前に突き出すガッツポーズを見せてフィニッシュし、オープンレース優勝を決めた。

中尾は小学校5年の時に自転車を始め、15歳の時にJユースリーダー(JBCF主催のU17を対象としたロードレースシリーズ)になり、松山学院高校に入学。今年からチームユーラシアiRC TIREに加入し、Jプロツアーや海外レースに出場してきた。

中尾涼介コメント
「チームサイクラーズスネルの選手に振り回されるレースだったけれど、なんとか耐えてパンチャー気質の脚を生かして勝つことが出来て嬉しいです。逃げ集団でどうこうするよりもスプリントに持ち込む勝負が得意なので、レース展開にも恵まれました。U23の1年目でここまで結果を出せずにくすぶっていたので、シーズン終盤のジャパンカップオープンレースで優勝出来て良かったです」
チャレンジレースは茂木陽向が優勝



2周20.6kmで行われたチャレンジレースは、1周目から先行した7名での勝負となり、茂木陽向(#1-PRIMERA-)が優勝した。
女子は2名が出走したが、落車の発生により後方集団はニュートラル扱いとなったため、同着の1位とされた。
ジャパンカップ オープンレース/チャレンジレース 結果
| オープン(51.5km) | ||
| 1位 | 中尾 涼介(チームユーラシアiRC TIRE) | 1時間18分14秒 |
| 2位 | 高橋 翔(NEXT TEST SET) | +0秒 |
| 3位 | 安原 大貴(ミネルヴァあさひ) | |
| 4位 | 松島 龍之介(ボンシャンスACA) | |
| 5位 | 池谷 隆太(PARK CYCLING TEAM) | |
| 6位 | 松本 一成(チームサイクラーズスネル) | |
| 7位 | 相野 晴(LINKVISION GIRASOLE CYCLING) | |
| 8位 | 佐藤 大志(チームサイクラーズスネル) | |
| 9位 | 島野 翔汰(TEAM KOSHIDO) | |
| 10位 | 加藤 比路(ぴっとレーシングチーム) | |
| チャレンジ(20.6km) | ||
| 1位 | 茂木 陽向(#1-PRIMERA-) | 32分27秒 |
| 2位 | 岡島 颯世(しもつけチャリザル) | +0秒 |
| 3位 | 小林 拓海(栄北高校) | +21秒 |
| 4位 | 水田 知希(Astama cycling team) | +37秒 |
| 5位 | 三浦 壮悟 | +56秒 |
| 6位 | 向井 佑太(埼玉ユース自転車競技部Gen Alpha) | +1分16秒 |
| 7位 | 賀川 剛史(しもつけチャリザル) | +1分20秒 |
| 8位 | 青木 峻二 | +1分23秒 |
| 9位 | 岡本 夏樹(TEAM ONE) | +1分34秒 |
| 10位 | 丹羽 潤一郎(METHI/YAGI-TAI?) | +1分37秒 |
| チャレンジ女子(20.6km) | ||
| 1位 | 加藤 絵梨香(ブラーゼンサイクリング倶楽部) | 1時間6分28秒 |
| 1位 | 楠本 鮎美(OUTDOORLIFE Racing) | +0秒 |
text&photo:Satoru Kato
photo:Makoto AYANO, Yuichiro Hosoda
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