マヴィックが新たにMTB用ヘルメット"DEEMAX MIPS"を発表。トレイルライドにぴったりなスペックで、快適性とプロテクションを高次元でバランスした一着を紹介しよう。



マヴィック DEEMAX MIP(MILITARY GREEN/BLACK) (c)マヴィック

長い歴史を持つフランスの老舗サイクルパーツブランド、マヴィック。プロレースでも数多くの成績を残してきたホイールを主力としつつ、シューズやウェア、そしてヘルメットなど、アパレル分野にも注力してきた実績のあるブランドだ。

ロードレース向けのセミエアロモデルから、アーバンライドを安全かつ楽しくしてくれるようなデザイン性に優れたモデルまで、幅広いラインアップが揃うマヴィックのヘルメットに、トレイルライドにフォーカスした新作が加わった。

後頭部まで広く覆う帽体形状 (c)マヴィック

その名はDEEMAX MIPS。マヴィックがエンデューロなどの下り系種目に対応するプロダクトに冠するDEEMAXシリーズに連なる一着だが、フルフェイスモデルではなくより気軽に被れるハーフキャップタイプのヘルメットとなる。

着用も容易かつ、威圧感も少ないハーフキャップタイプは、登山者やハイカーとすれ違うようなトレイルライドには必須の一品。自力で登って、下りを楽しむトレイルライドを安全かつとことん楽しむため、DEEMAX MIPSは設計されている。

大きなバイザーが木の枝などから守ってくれる (c)マヴィック

ヘルメットとして最も重要なのは保護性能だろう。DEEMAX MIPSは、ロード用モデルと異なり、こめかみから後頭部までしっかりと覆う帽体形状に加え、その名の示す通り回転衝撃を吸収するMIPSテクノロジーを搭載することで、転倒時にもしっかりと頭部を守ってくれる。

大きなサイズのバイザーは、日差しを遮り目が眩むことを防いでくれるだけでなく、木の枝のような予期せぬ障害物を弾き、顔へ接触しないように守ってくれる。あらゆるシチュエーションで安全だと確信できるこれらの高い保護性能は、ライダーの自信を確かなものとし、余計な力みを取り去ってくれるだろう。

アイウェアとのマッチングも良好だ (c)マヴィック

もう一つの大きな特徴が、高い快適性だ。着用した時だけでなく、乗車中にもストレスを感じさせることなく、ライドに集中するため、優れたフィッティング性と通気性を確保している。

着用感に大きく影響するクロージャーには、軽量かつ3ポジションで調整可能なエルゴホールドSL+を搭載。さらに、顎紐には「オートフィットストラップシステム」を採用している。これは、ストラップの耳にかかる部分と顎部を独立させ、自由に動くパーツで接続することで複雑なストラップ長の調整をシンプルにしたマヴィック独自のテクノロジー。ストラップがねじれづらく、耳の邪魔になることも無い革新的なシステムとなっている。

バイザー下にアイウェアを収納可能 (c)マヴィック
後ろにアイウェアを差すことも可能だ (c)マヴィック



ゴーグルとのマッチングもきちんと考慮されている (c)マヴィック

そしてベンチレーションホールはプロテクション性能を損なわないように戦略的に配置されている。優れたエアフローを実現し、ライド時には常にフレッシュな空気をヘルメット内部へと取り込むデザインだ。パッドはCOOLMAX製で、熱を吸収し汗を逃がしてくれるため、常に頭部は涼しくドライな環境に。

また、アイウェアを収納するトンネルも設けられており、バイザーの下やヘルメット後部から差し込むことが可能となっている。もちろん、ゴーグルとのマッチングもバッチリだ。

マヴィック DEEMAX MIP(BLACK/GRAY) (c)マヴィック
マヴィック DEEMAX MIPS(WHITE/BLACK) (c)マヴィック



トレイルライダーのニーズを余すところなく満たすマヴィックのDEEMAX MIPS。カラーはWHITE/BLACK、MILITARY GREEN/BLACK、BLACK/GRAYの3色が用意され、S,M,Lの3サイズで展開される。15,400円(税込)とお求めやすい価格も魅力的だ。



マヴィック DEEMAX MIPS
サイズ:S,M,L
カラー:WHITE/BLACK、MILITARY GREEN/BLACK、BLACK/GRAY
価格:15,400円(税込)

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