大会3日目を迎えた2023年のアジア世界選手権トラック競技。女子スクラッチで梶原悠未が金メダルを獲得し、女子スプリントでは太田りゆ等日本勢が表彰台を独占するなど、メダルラッシュに湧いた。



2023年アジア選手権トラックは大会3日目を迎え、エリートでは男女の個人パシュートやスプリント、スクラッチなどの予選〜決勝が行われた。

エリート男子の個人パシュート:松田祥位と共にワンツーを決めた窪木一茂 photo:JCF

ジュニア女子オムニアム:優勝した水谷彩奈 photo:JCF
ジュニア男子オムニアム:男女共に優勝を飾った金井健翔 photo:JCF


エリート女子の個人パシュートでは垣田真穂が銅メダルを獲得し、続くジュニア女子のオムニアムでは水谷彩奈が、ジュニア男子オムニアムでは金井健翔が優勝。共に日本に金メダルをもたらした。

梶原悠未がエリート女子のスクラッチでは実力通りの力を発揮して優勝を飾り、エリート男子では今村駿介がムハンマド・ガンジャンロウ (イラン)に破れたものの銀メダルに輝く。梶原は「2種目の優勝は嬉しく、またこの種目は2016年にエリートとして高校3年生の時に優勝した種目でした。その時の自分に勝とうと楽しんで走ることができました」とコメントしている。

エリート女子スクラッチ:堂々の優勝を飾った梶原悠未 photo:JCF
2つ目の優勝を挙げ、日の丸を掲げる梶原悠未 photo:JCF


エリート女子スプリント:表彰台を独占した佐藤水菜と太田りゆ、梅川風子 photo:JCF

エリート女子のスプリントでは「すごく嬉しいです」と喜んだ太田りゆが優勝し、2位に佐藤水菜、3位に梅川風子と表彰台を独占。男子はモアメド・アジズル・ハスニ・アウァン(マレーシア)に破れながらも、2位に太田海也、3位に山﨑賢人が入った。

また、エリート男子の個人パシュートでは窪木一茂と松田祥位がワンツーを達成。窪木は「団体種目に続き、個人種目でも結果が出て嬉しいです。アジア記録を目指したのですが届かず、しかし自己記録が出たの自信になりました」と喜びを語った。

エリート男子スプリント:モアメド・アジズル・ハスニ・アウァン(マレーシア)と表彰台に上がった太田海也と山﨑賢人 photo:JCF

エリート男子個人パシュート:ワンツーを決めた松田祥位と窪木一茂 photo:JCF
エリート女子個人パシュート結果
3位 垣田真穂
ジュニア女子オムニアム結果
1位 水谷彩奈
ジュニア男子オムニアム結果
1位 金井健翔
エリート女子スクラッチ結果
1位 梶原悠未
エリート男子スクラッチ結果
1位 ムハンマド・ガンジャンロウ (イラン)
2位 今村駿介
エリート女子スプリント結果
1位 太田りゆ
2位 佐藤水菜
3位 梅川風子
エリート男子スプリント結果
1位 モアメド・アジズル・ハスニ・アウァン(マレーシア)
2位 太田海也
3位 山﨑賢人
エリート男子個人パシュート結果
1位 窪木一茂
2位 松田祥位

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