3月上旬からフランス遠征中の伊丹健治(ブリヂストンエスポワール)が、3月22日に開催されたフランスのエリート・レジョナルカテゴリーの「モンタテアー(Montataire)」で優勝を飾った。伊丹は地元フランスの強豪クラブチーム「USSAパヴィリー・バランタン」で走る。

表彰台に上がる伊丹健治(ブリヂストンエスポワール)表彰台に上がる伊丹健治(ブリヂストンエスポワール) photo:www.ussapb.com昨年のジャパンカップ・サイクルロードレース・オープン男子で優勝した伊丹健治は、現在フランスに遠征中。所属するクラブチームは、今シーズンすでに6勝を飾っているフランスの強豪アマチュアチーム。ノルマンディー地方に拠点を置き、アマチュア最高峰のエリートレースを中心に参戦している。

伊丹は3月15日に開催されたエスポワール(U23)レースの「Montfort sur Risle Maillot des Jeunes」でも3位。しかし残念ながらシーズン前半の目標に掲げていたツール・ド・ノルマンディー(3月23日開幕 UCI2.2)のメンバーからは外れた。

以下、伊丹選手のレースレポート

ほぼフラットなコースで200mくらいの登りが1回だけある1周19kmの周回コース。2周目に6人の逃げ決まり、それにチームメイトが入ったので、集団で力を温存していた。

80kmを過ぎた地点で逃げていた6人の集団が捕まり、カウンターアタックで20人弱の逃げが決まりました。この逃げに、自分を含めて3人のチームメイトが入る事が出来た。何度か後ろのメイン集団に捕まりそうになったが、ローテーションも上手く回っていたので捕まらずに逃げは成功。そこからラスト1周の200mくらいの登りでアタックしたら2人の逃げが決まった。

最後はゴールスプリント勝負となり、2位の選手が早めにスプリントを仕掛けて一瞬離されたが、ゴールラインギリギリで抜かして1位でゴール。チームメイトが集団を抑えてくれたので勝つことが出来た。後ろの集団もチームメイトのオーストラリア人が少し抜け出してゴールし、チームで1位と3位を取ることが出来た。

最新ニュース(全ジャンル)