SDワークスやFDJの攻撃を跳ね除け、39歳のアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)がリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファムで独走勝利。與那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)は76位でアルデンヌ3連戦を終えている。



バストーニュの街をスタートする選手たちバストーニュの街をスタートする選手たち photo:CorVos
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファム2022リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファム2022 photo:A.S.O.4月24日、男子レースに先立ち女子ワールドツアーレース第10戦目のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファムが開催された。コースは男子レースの往路であるバストーニュからリエージュまで北上する142.1km。しかしコース上には長く厳しい7ヶ所の登りが詰め込まれ、男子レースと同様に「コート・ド・ラ・ルドゥット(距離2km/平均8.9%)」と最終登坂「ラ・ロッシュ・オ・フォーコン(距離1.2km平均11%)」をクリアしてリエージュに至る。

第6回大会のスタートラインには、ゼッケン1をつけたデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)やアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)など過去の優勝経験者が集結。直前のラ・フレーシュ・ワロンヌを制するなど今年ブレイク中のマルタ・カヴァッリ(イタリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)や與那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)なども顔を揃えた。

この日1度目の逃げが早々に吸収されると、コル・ドゥ・ロジエ(残り56km地点)を前にモビスターやSDワークス、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープなどプロトンにエースを控える8名が先頭に立つ。一方のプロトンはここに選手を送り込むことができなかったUAEチームADQが牽引し、コート・ド・デニエ(残り43km地点)などリエージュの名物登坂を越えながらタイム差を縮めていった。

アタックを仕掛けるアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)アタックを仕掛けるアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター) photo:CorVos
30秒差で残り29km地点の「コート・ド・ラ・ルドゥット(距離2km/平均8.9%)」に突入したメイン集団では、先頭でアシュリー・モールマン(南アフリカ、SDワークス)がライバルたちのアタックを封じ込むようにハイペースを刻む。しかし独走勝利を決めた2019年の再現とばかりに、これをファンフルーテンが突き破った。

ファンフルーテンとそのアタックに追従したモールマンは、逃げを吸収しながらラ・ルドゥットの頂上を通過。このまま2人が独走体制を築くと思われたものの、逃げから集団牽引に役割をスイッチしたエヴィータ・ムジック(フランス、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)による懸命な追走によって2人を吸収。レースは振り出しに戻った。

ファンフルーテンが仕掛けるであろう最終登坂「ラ・ロッシュ・オ・フォーコン(距離1.2km平均11%)」を前に、なんとか先手を取りたいグレース・ブラウン(オーストラリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)がアタックを見せる。オーストラリアTT王者はその独走力を見せながら20秒のリードを奪うものの、SDワークスやファンフルーテンの追撃によって潰された。

ファンフルーテンの追走に尽力したエヴィータ・ムジック(フランス、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)ファンフルーテンの追走に尽力したエヴィータ・ムジック(フランス、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ) photo:A.S.O
そしてエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード)やフォレリングが残る先鋭集団から、満を持してファンフルーテンがラ・ロッシュ・オ・フォーコンでこの日2度目のアタックを敢行した。

登坂を終え、フィニッシュまで続く下り基調の平坦区間でもファンフルーテンのスピードは落ちるどころかリードを広げる走りを披露。ロンゴボルギーニにSDワークスとFDJがそれぞれ2人という有利な5名の追走体制でも、2度の世界TT王者に輝いたファンフルーテンの独走力には届かなかった。

そして後続に43秒差までリードを拡大した39歳のレジェンドが、自身2度目のリエージュ~バストーニュ~リエージュの勝利を掴みとった。

追走するエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード)ら5名追走するエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード)ら5名 photo:CorVos
3年前と同じく独走勝利を決めたアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)3年前と同じく独走勝利を決めたアネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター) photo:CorVos
今季はストラーデビアンケやロンド・ファン・フラーンデレン、ラ・フレーシュ・ワロンヌでそれぞれ2位と辛酸を嘗めてきたファンフルーテン。「勝利が昔よりも難しくなってきた。より多くのライバルが現れ、スプリントでは勝負にならないことは分かっていた。ラ・ルドゥットとラ・ロッシュ・オ・フォーコンでのアタックには自信があった。上手く決まって本当に良かったよ」と若手の台頭を歓迎しながらも、ファンフルーテンはキャリア89勝目を喜んだ。

2位を争うスプリントはグレース・ブラウン(オーストラリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)が先着し、2連覇を逃したデミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)と共に表彰台へ。與那嶺は今後に繋がる76位(12分57秒遅れ)でレースを終えている。

表彰台 2位グレース・ブラウン(オーストラリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)、1位アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)、3位デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)表彰台 2位グレース・ブラウン(オーストラリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)、1位アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)、3位デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス) photo:CorVos
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファム2022結果
1位アネミエク・ファンフルーテン(オランダ、モビスター)3:52:32
2位グレース・ブラウン(オーストラリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)0:43
3位デミ・フォレリング(オランダ、SDワークス)
4位アシュリー・モールマン(南アフリカ、SDワークス)
5位エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、トレック・セガフレード)
6位マルタ・カヴァッリ(イタリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)0:47
7位アルレニス・シエラ(キューバ、モビスター)1:58
8位リアヌ・リッパート(ドイツ、チームDSM)
9位カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム)
10位アマンダ・スプラット(オーストラリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)
76位與那嶺恵理(ヒューマンパワードヘルス)12:57
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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