アスタナがエース選手の予定発表　ジロはロペス、春クラシックはモスコン&ルツェンコ

アスタナ・カザフスタンが、エース級選手5人の主たる2022年参戦予定を発表。再加入ミゲルアンヘル・ロペス（コロンビア）がジロでのチームリーダーを、ジャンニ・モスコン（イタリア）は北のクラシックレースでエースを担う。

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新加入組のミゲルアンヘル・ロペス（コロンビア）、ジャンニ・モスコン（イタリア）、ヴィンチェンツォ・ニバリ（イタリア） (c)2021 Astana-Premier Tech
オフシーズンお馴染みの合宿地である、スペインはバレンシア地方でトレーニングキャンプ中のアスタナ（来季よりアスタナ・カザフスタン）が発表したのは、ミゲルアンヘル・ロペス（コロンビア）やヴィンチェンツォ・ニバリ（イタリア）、ダビ・デラクルス（スペイン）、アレクセイ・ルツェンコ（カザフスタン）、そしてジャンニ・モスコン（イタリア）というチームリーダー5人の2022年暫定スケジュール。それぞれスペインもしくはポルトガルでシーズンインを迎え、目標とするビッグレースへと挑む。

2016年以来となるチーム復帰を果たしたヴィンチェンツォ・ニバリ（イタリア）はバレンシアナでシーズンイン。ティレーノ〜アドリアティコやミラノ〜サンレモ、そしてツアー・オブ・アルプスを経てジロ・デ・イタリアへ。続くツール・ド・フランスにも参加する見込みだ。

ツールを最大の目標に据えるアレクセイ・ルツェンコ（カザフスタン） (c)2021 Astana-Premier Tech
ニバリと共にジロに参戦し、チームリーダーを担うのは2年振りにチーム復帰するロペス。新加入のモスコンはヴォルタ・アルガルヴェとオンループ・ヘットニュースブラッドでのシーズンインから石畳クラシックと2017年以来の参戦となるアルデンヌクラシックでエースを担うという。ルツェンコもフランドルとアルデンヌクラシックを経て、シーズン最大の目標であるツールへと挑む。

UAEチームエミレーツから移籍するデラクルスはジロでロペスをサポートし、ツールをスキップしてブエルタでエースを担う。2020年、そして2021年の総合7位からのジャンプアップを狙う予定だ。

Text:So Isobe