UCIがレースの安全性向上に関する施策の改定版を発表した。話題を呼んだ"スーパータック(クラウチング)"禁止に加え、腕をハンドル置くエアロポジションが禁止になったほか、指定ゾーン以外にボトルやゴミを投げた際の厳しい罰則が制定されている。



エトワール・ド・ベッセージュ第3ステージで逃げるティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)エトワール・ド・ベッセージュ第3ステージで逃げるティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル) (c)CorVos
UCI(国際自転車競技連合)が発表した、安全性向上に関する施策の2月8日追加分。先日UCIはダウンヒルで空気抵抗を減らすためトップチューブに屈み込むスーパータック(クラウチングポジション)を禁止したが、加えて前腕をハンドル置くエアロポジションもタイムトライアルを除いて禁止となる。

「ライダーは標準的なポジションを守る必要がある」と書かれているが、前腕をハンドル置くポジションは、下りのみならず平坦路区間でも多く使われるもの。 既にイーリョ・ケイセ(ベルギー、ドゥクーニンク・クイックステップ)は「何が安全で何が危険かは誰もが自分自身で判断するもの」と、UCIを痛烈に批判しており、今後も論争の火種となりそうだ。

また、UCIは集団走行中にボトルを捨てる行為の禁止化を発表していたが、補給食などのゴミやサコッシュ、ボトルを指定範囲外に捨てた際の罰則を明記。「不注意あるいは危険な方法で、あるいは道路や観客に物やゴミを投げた場合」、UCIワールドツアーレースにおいて200〜1000スイスフランの罰金とUCIランキングから-15点の剥奪が課され、さらにワンデーレースの場合は排除または失格。ステージレースの場合は1回目に-30秒のペナルティ、2回目に-2分のペナルティ、3回目には排除または失格という厳しい処分となる。

"ゴミゾーン"は全てのUCIレースで30〜40km毎に設けられ、最終盤ではフィニッシュに近い位置にも設けられる。UCI発表では「ゴミゾーンは環境を尊重するもの」と触れられている。

これら施策は2021年4月1日から適用される。

text:So Isobe
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