山本幸平が12回目、今井美穂が3回目の全日本タイトル獲得

富士見パノラマリゾートで開催されたMTB全日本選手権の3日目に、クロスカントリーの全日本王者が決定した。山本幸平（DREAM SEEKER MTB RACING TEAM）が6年連続12回目、今井美穂（CO2bicycle）が3年連続のタイトルを獲得している。

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後続を引き離して独走する山本幸平（DREAM SEEKER MTB RACING TEAM） photo:Makoto AYANO
Women Elite 優勝した今井美穂（CO2bicycle） photo:Makoto AYANO
「勝利を狙う最後の全日本選手権」に臨んだ山本幸平は、食らいついていた沢田時（TEAM BRIDGESTONE Cycling）を2周目に振り払って独走勝利。平野星矢（TEAM BRIDGESTONE Cycling）は沢田と合流し、ランデブーを続けた後、単独2番手となって3年連続となる2番手でフィニッシュ。

2分後にスタートした男子U23の北林力（DREAM SEEKER MTB RACING TEAM）は圧倒的な力を披露し、全体の6番手まで上げた状態でカテゴリー優勝を挙げた。

女子はエリートの今井美穂（CO2bicycle）とU23の川口うらら（FUKAYA RACING）が激しい接近戦を繰り広げた末に今井が11秒差で先着。五輪代表としての走りを今一度見せつける全日本3連覇を遂げている。