ITM 50　ユニークデザインで機能を追求したステム一体型ハンドルバー＆ボトルケージ

各種サイクルパーツを手掛けるITMより、ブランド創立50周年を記念し「ITM 50」のモデル名を冠した新作のステム一体型ハンドルバーとボトルケージが登場。ユニークな形状で快適性の高いポジションを追求するとともに、スマートな内装ケーブルルーティングも実現している。

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ITM 50 ハンドルバー (c)グローブライド
過去にはマルコ・パンターニが使用していたことでも知られるイタリアンパーツブランド、ITM。2017年にブランド創立50周年を迎えたことを記念して開発された、新作のハンドルバーとボトルケージが「ITM 50」だ。ともに同社のカーボンテクノロジーと最新のデザインを融合した高性能なパーツに仕上がる。

ステム一体型のハンドルバーはブランド初となる製品。サイクルコンピューターマウントまでも一体化させた、中央に突起のあるユニークなデザインが特徴的だ。ハイモジュラスカーボンを使用し優れた剛性と軽量性を両立しているほか、バートップを扁平させたエアロ形状で空力性能も高めてくれる。

バートップが前方に5度カーブしたデザインで手首の負担を軽減する (c)グローブライド
ショルダー部分を切り落とした形状がブラケットポジションでの快適性を高める (c)グローブライドケーブル内装用のホールを各所に備えスマートな配線が可能 (c)グローブライド

中央の突起部分にコンピューターをマウントできるユニークなデザイン (c)グローブライド別売りでガーミン、ポラール、ワフーのサイクルコンピューターに対応したマウントパーツを用意 (c)グローブライド

人間工学に基づいた握りやすい形状も追求し、バートップを前方に5度カーブさせることで上ハンドルポジションでの手首の負担を軽減してくれる。バートップにはドット状のテクスチャーも備わっており、滑り止めとして機能してくれるだろう。また、ハンドルのショルダー部分を切り落としたような独自の形状は、ブラケットポジションで親指の付け根、母指球がフィットするデザインで、コントロール性や快適性の向上に繋がっている。

ITM 50 ボトルケージ (c)グローブライドリーチは79mm、ドロップは129ｍｍのいわゆるショートリーチ形状が採用されており、幅広いライダーにマッチする設計に。ドロップ部分も外側に3度開いた形状とすることで、スプリントなど下ハンドルポジションでの操作性を高めている。

ケーブルの内装にも配慮したホールが各所に空けられ、ワイヤー類をスマートに配線することが可能。別売りのマウントパーツ（各種3,200円）を取り付ければ、ガーミン、ポラール、ワフーのサイクルコンピューターも装着することができる。ハンドル幅400/420/440mmの3サイズ展開で、ステム長は90/100/110/120mmが揃う（ハンドル幅とステム長の組み合わせは下記スペック欄参照）。価格は62,000円（税抜）だ。

同じくITM 50のフルカーボンボトルケージは重量22gと軽量な仕上がりに。ボトルの出し入れのしやすさやホールド力を追求したデザインが採用されている。カーボンの質感が美しいマットブラックカラーでどのバイクともマッチするだろう。価格は6,900円（税抜）

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ITM 50 ハンドルバー
サイズ：
幅400mm（ステム90/100/110mm）
幅420mm（ステム90/100/110/120mm）
幅440mm（ステム100/110/120mm）
カラー：ブラック/ブラック
素材：ハイモジュラスカーボン、UDカーボンマットフィニッシュ
リーチ：79mm
ドロップ：129ｍｍ
重量：390g（420-110）
価格：62,000円（税抜）
※ITM 50専用コンピューターマウント（ガーミン、ポラール、ワフー）　各種3,200円（税抜）

ITM 50 ボトルケージ
カラー：マットブラック
素材：UDカーボン
重量：約22g
価格：6,900円（税抜）