ウィリエールのロングセラーモデル「Montegrappa」がフルモデルチェンジを果たし、日本オリジナルの「Monte4」となって新登場。日本人にマッチするジオメトリーでさらなる走行性能アップを実現、シリーズ最軽量モデルへと進化した4代目のアルミロードを紹介しよう。



ウィリエール Monte4(マットブラック/ホワイト)ウィリエール Monte4(マットブラック/ホワイト) (c)服部産業
2014年に登場したウィリエールのエントリーロード「Montegrappa(モンテグラッパ)」。アルプス山脈にそびえ、ジロ・デ・イタリアでも度々登場する自転車ファンの間では有名な山岳の名前を冠した、軽量アルミバイクとして開発されたモデルだ。今回フルモデルチェンジを果たし、新たにシリーズ4代目となる「Monte4(モンテクアトロ)」が誕生した。

2020モデルで登場したスチールバイクGASTALDELLO(ガスタルデッロ)シリーズと同様に、日本オリジナルモデルとして開発されたMonte4。アルミバイクに望むユーザーの声を吸い上げ、性能と利便性を追求。通勤通学や輪行でも使いやすい耐久性、メンテナンスしやすい外装ケーブル仕様、走りの良さに貢献する軽量性などを持ち合わせた1台だ。

ウィリエール Monte4(マットブラック/イエロー)ウィリエール Monte4(マットブラック/イエロー) (c)服部産業
昨今カーボンバイクに似せた有機的なデザインへシフトしているアルミバイクだが、Monte4はあえて直線基調なフレームワークとすることで金属フレームらしさを強調。それでいて、日本でも人気の高かったCento1SLを思わせるグラフィックを採用することで、ハイエンドレースバイク感のあるエントリーグレードらしからぬ雰囲気を纏う。

フォークも大幅に形状を変更しており、カーボンモデルで一般的な下ワン1-1/4インチよりも大きな、1-1/2インチサイズとすることで狙ったラインをトレースしやすいフロント剛性を獲得した。

ウィリエール Monte4(グロスブラック/ブルー)ウィリエール Monte4(グロスブラック/ブルー) (c)服部産業
また、ジオメトリーも刷新されており、多くの日本人にマッチするXSサイズをベースに数値を煮詰め、幅広いライダーが乗りやすいよう設計している。具体的にはシートチューブを短めとしハンガー下がりを多く取ることで、ウィリエールのXXSサイズ相当までカバーできるサイズ感を実現したとのこと。重心も低くなり安定性の向上にも寄与している。

フレームセットが10万円(税抜)、シマノ105完成車が17万円(税抜)、シマノULTEGRA完成車が21万円(税抜)にて販売される。完成車はウィリエールを取り扱う服部産業で組み付けており、ユーザーの要望によってステムも最短60mmから選べるという。ブラックをベースとした3カラーラインアップだ。



ウィリエール Monte4
フレーム:アルミ
フォーク:カーボン
BB:プレスフィット86
カラー:マットブラック/ホワイト、マットブラック/イエロー、グロスブラック/ブルー
サイズ:XS、S、M、L、XL
重量:フレーム約1270g、フォーク約360g
価格:
フレームセット 100,000円(税抜)
シマノ105+WH-RS100 170,000円(税抜)
シマノULTEGRA+WH-RS300 210,000円(税抜)

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