和歌山県新宮市を本拠地とするキナンサイクリングチームは、15日に名古屋市内で行われたシーズンエンドパーティーで来季体制を発表した。新加入選手はなく、2019年から引き続き所属する10名で国内外のレースに臨む。また、来年1月の「ニュージーランドサイクルクラシック」で2020年シーズンをスタートさせることも明らかにした。


キナンサイクリングチーム2019年メンバー(福田真平は欠席)2020年もほぼこのまま継続するキナンサイクリングチーム2019年メンバー(福田真平は欠席)2020年もほぼこのまま継続する photo:Satoru Kato
キナンサイクリングチームが発表した2020年体制は以下の通り。今年から継続する日本人7名、スペイン人2名、フランス人1名の計10名体制となる。すでに発表されている雨乞竜己(引退)と大久保陣(宇都宮ブリッツェンに移籍)の退団により2名減となるが、新たな選手補充は行わない。
キナンサイクリングチーム2020年体制
山本元喜
椿大志
マルコス・ガルシア
山本大喜
サルバドール・グアルディオラ
福田真平
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大
荒井佑太
ゼネラルマネージャー:加藤康則
監督:石田哲也
メディアオフィサー:福光俊介
アドバイザー:鈴木新史
アカデミーコーチ:中西健児
メカニック:星野貴大
イベントディレクター:田中国大
ほぼ2019年体制のまま新シーズンを迎えることの理由についてキナンサイクリングチームは『今年の夏以降のレースで大きな成果が上がっていること、それにともなってメンバー間の連携が強化され、戦術に厚みと幅が広がっていきていること』を挙げている。その点を含め、2019年シーズンの振り返りと2020年シーズンの展望を、ゼネラルマネージャーの加藤康則氏と、選手を代表して中島康晴に話を聞いた。

キナンサイクリングチーム加藤康則GMキナンサイクリングチーム加藤康則GM photo:Satoru Kato加藤康則GM「地道にレベルアップを続けられるようサポートしていきたい」

「実際には新加入選手獲得に向け動いていましたが、まだまだチームに魅力が足りないということを実感しました。やっと6年目と歴史の浅いチームなので、より良いチームにすべく、来年以降色々な取り組みをしていかねばならないと考えています。

今年はチームの連携を取りやすくなったことで、山本元喜や椿大志、新城雄大ら日本人選手がUCIポイントを獲得することが出来ました。少しずつではあるけれどステップアップはしていると思うので、これを地道に続けて選手の更なるレベルアップを図り、それを我々スタッフがサポート出来るように来年は強化していきたいと思います。

そして、毎年のように言っていますが、至上命題でありチームの存在意義でもある「ツール・ド・熊野」での個人総合優勝を成し遂げて、地元の皆さんに恩返し出来るように全力で取り組んで行きます。」

キナンAACAカップ総合優勝の中島康晴「来年は僕を倒して欲しい」キナンAACAカップ総合優勝の中島康晴「来年は僕を倒して欲しい」 photo:Satoru Kato中島康晴「2人減る分を補う蓄積がこのチームにはある」

「今シーズンはアジアNo.1におさまるのではなく、新しいことにチャレンジしていこうと取り組んできました。そのひとつが1月のニュージーランド(ニュージーランドサイクルクラシック UCI2.2)からのシーズンスタートでした。しかしどこにピークを持っていくかを選手それぞれが探りながらというところもあり、調整に苦労して出遅れてしまったところはありました。それがアジャスト出来たのが5月ごろだったかなと感じています。新しい挑戦をしたことがシーズン前半に響いた形にはなりましたが、5月以降は着実に勝利数を挙げられました。

来シーズンもまた1月のニュージーランドから始まりますが、今年は探りながらだったことがステップを踏んで行けるようになり、今コンディションは皆良い状態なので、良い結果が出せると考えています。そして同じチーム・メンバーで継続するからこそ、より強固なチーム力になると思います。雨乞竜己と大久保陣の2人の戦力を失うことで来シーズンに向けて不安は少なからずありますが、それを補う蓄積がこのチームにはあるので、しっかり勝利を重ねられるよう『ワンチーム』で頑張っていきたいです」

キナンサイクリングチームは16日から本拠地の新宮市でチームキャンプを行い、年明け1月15日から19日に開催されるUCI2.2のステージレース「ニュージーランドサイクルクラシック」でシーズンインする。


選手とファンで盛り上がったシーズンエンドパーティー

名古屋駅近くの会場で催されたシーズンエンドパーティーには、同日に開催された「ヴェロフェスタinモリコロパーク」を走って駆けつけた方も。豪華賞品が当たる抽選会も盛り上がったが、引退する雨乞竜己の公開プロポーズが最大のクライマックスとなった。

株式会社キナンの角口会長が乾杯の音頭をとってパーティースタート株式会社キナンの角口会長が乾杯の音頭をとってパーティースタート photo:Satoru Kato2019年シーズンを振り返るスライド上映2019年シーズンを振り返るスライド上映 photo:Satoru Kato

記念撮影で山本元喜と椿大志にイジられる雨乞竜己記念撮影で山本元喜と椿大志にイジられる雨乞竜己 photo:Satoru Katoパーティーに集まったファンと2019年メンバーで記念撮影パーティーに集まったファンと2019年メンバーで記念撮影 photo:Satoru Kato


text&photo:Satoru Kato
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