キャノンデールが誇るアルミレーシングバイク、CAADシリーズが4年ぶりにフルモデルチェンジ。アルミニウムの原子番号をモデル名に冠した「CAAD13」へと生まれ変わった。新型SUPERSIX EVOを踏襲したエアロフォルムが特徴的な1台だ。



キャノンデールのアルミロードバイクの新型「CAAD13」が登場キャノンデールのアルミロードバイクの新型「CAAD13」が登場 (c)キャノンデール・ジャパン
カーボンバイクに負けず劣らずの優れた走行性能で人気を博す、キャノンデールのアルミロードバイク「CAAD」シリーズ。2015年にCAAD12が登場してから早4年。SUPERSIX EVOのフルモデルチェンジに合わせて、アルミロードからもモデル名の数字を一つ更新した新型「CAAD13」が発表された。

従来から引き続き6069アルミニウムを使用したフレームとし、前作同様の優れた軽量性と剛性を維持しながらも、新型SUPERSIX EVO譲りのエアロフォルムへとアップデートすることで、空力性能と快適性をさらに強化したことが大きなトピック。加工が難しいアルミ素材ながら、カーボンバイクと見紛うほどのフレームデザインを再現しており、キャノンデールの高い技術とアルミへの情熱を感じられる1台に仕上がる。

コンパクトなリアトライアングルなど新型SUPERSIX EVOを踏襲したデザインを採用コンパクトなリアトライアングルなど新型SUPERSIX EVOを踏襲したデザインを採用 (c)キャノンデール・ジャパン
アルミフレームながらエアロチュービングを採用し空力性能を改善アルミフレームながらエアロチュービングを採用し空力性能を改善 (c)キャノンデール・ジャパンCAAD12同様の6069アルミニウム素材を使用し優れた軽量性と剛性を実現CAAD12同様の6069アルミニウム素材を使用し優れた軽量性と剛性を実現 (c)キャノンデール・ジャパン

アルミフレームながら、翼断面形状の後端を切り落としたエアロチュービングを多用し、かつコンパクトなリアトライアングルを採用。新型SUPERSIX EVOと同様に、D型断面を持つ”KNØT27シートポスト”も搭載している。従来のアルミバイクでは考えられないほどの優れたエアロダイナミクスと乗り心地の良さを実現し、キャノンデールのアルミロード史上最高の性能を獲得した。

ディスクブレーキ/リムブレーキの両モデルで展開。Force eTap AXS完成車をトップグレードとし、シマノULTEGRAとシマノ105完成車も揃う。バイクの詳細&ラインアップは追って別記事にて紹介する。

空力性能と快適性を強化した新世代のアルミロードへと進化した空力性能と快適性を強化した新世代のアルミロードへと進化した (c)キャノンデール・ジャパン