ネックチューブのパイオニアとして名高いスペインブランドのバフ。定番ORIGINALSよりも薄手かつUVカット機能、通気性、吸汗速乾性に優れる生地を使用した夏用ネックチューブ「CoolNet UV+」がラインアップに追加されている。夏の紫外線対策として有効なアイテムに仕上げられている。



バフ CoolNet UV+ 夏の紫外線対策として活躍してくれるネックチューブだバフ CoolNet UV+ 夏の紫外線対策として活躍してくれるネックチューブだ
今やどのアパレルメーカーもラインアップに用意するネックチューブ。通気性に優れる高機能素材を使用したものや、メリノウール製で通気性と保温性を兼ね備えた3シーズン用、厚手の裏起毛生地を使用した秋冬用など、春夏秋冬それぞれに適した製品が数多く存在しているアイテムだ。

その先駆けとなったのはスペインのBUFF(バフ)というブランドであることはご存知だろうか。このブランドは、モーターサイクルのレーサーであった創業者ジョアン・ロハスが、バイクで走る時にホイールに巻き込まれる可能性があるマフラーに替わる、首元を保温できるアクセサリーを求めたことに端を発する。創業より25年以上を経た現在、バフのネックチューブはスポーツサイクルやランニング、登山など幅広いシチュエーションで使用されている。

現在のバフは当初の横方向のみに伸びる生地ではなく、上下左右4方向に伸縮する「4wayULTARA STRETCH」を採用していることも特徴。この伸縮性によってネックウォーマーとしてだけではなく、キャップ、ヘッドバンド、バラクラバといった様々な使用方法を可能としていることが、非常に使い勝手に優れ、全世界で愛される理由となっている。

バフの使い方一覧バフの使い方一覧 (c)ゼット
今回紹介するのは、ORIGINALSというバフのスタンダードネックチューブよりも薄い素材を使用した「CoolNet UV+」というモデル。CoolNet UV+はオールシーズンで活躍するORIGINALSよりも生地を薄く作り上げ、HeiQ Smart Tempという加工を行うことで、優れた吸汗速乾性を獲得したアイテムだ。

HeiQ社の加工では繊維に特殊なポリマーコーティングを行うことで、優れた吸水性を獲得するとともに環境温度により異なる乾燥性能を実現している。高温の場合は水分をすばやくリリースし、低温の場合はポリマーが水分を保持するという。夏場の場合は汗を素早く乾かすことで、気化冷却による体温コントロールを助けてくれるだろう。

この吸汗速乾性によるクーリング機能はHohenstein Institute DC laboratoryという検査機関による認証を得ている。その検査では肌面をドライに保つ吸湿性、素材が吸収した水分の蒸発具合、これらによる体温コントロール機能を確認するという。第三者機関での検査が行われているため、CoolNet UV+のクーリング性能には期待できるだろう。

ドゥーラグとしての使用例ドゥーラグとしての使用例 フェイスマスクとしての使い方が最もポピュラーだろうフェイスマスクとしての使い方が最もポピュラーだろう

薄手かつ吸汗速乾性、UVカット機能に優れる素材を採用する薄手かつ吸汗速乾性、UVカット機能に優れる素材を採用する CoolNet UV+というモデル名だCoolNet UV+というモデル名だ


また、モデル名にある通り紫外線カット機能に優れている事もこのアイテムの特長だ。同じ様な冷却機能を備える素材のCoolMaxはUPF20である事に対し、このモデルではUPF50+という最高の耐紫外線指標を得ている。また、ORIGINALSよりも20%も軽量に仕上げられているという。

軽量かつ、クーリング性能、UVカット性能に優れるモデルを実現したCoolNet UV+。日差しに晒されるだけで疲労する夏場のライドで活躍してくれるだろう。さらに銀イオン抗菌加工が施されているため、汗で濡れてもライド中に匂いが発生する心配も少ないはずだ。価格は3,132円(税込)。

バフ CoolNet UV+バフ CoolNet UV+


バフ CoolNet UV+
素材:Repreve(リサイクルポリエステル)95%、PU 5%
加工:HeiQ Smart Temp、銀イオン抗菌加工
機能:UPF50+
価格:3,132円(税込)

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