サイクルウェアブランド、ラファが満を持してカスタムオーダーサービス「Rapha CUSTOM」を開始した。テンプレートを元に自身で無数のカスタマイズが可能に。完成したデザインを実際に着用イメージで確認できる革新的なシステムも要注目だ。最小注文数は5着から。



オリジナルジャージを作成できるRapha CUSTOMのサービスが始動オリジナルジャージを作成できるRapha CUSTOMのサービスが始動 (c)rapha.cc
ラファがサービスを開始したアパレルのオーダーメイドサービス「Rapha CUSTOM(ラファカスタム)」。ラファがラインアップする既存のラインアップを元に、アップチャージなしで好みのデザインにカスタムオーダーできるシステムである。老若男女が着やすいシンプルかつスタイリッシュなデザインがヒットし、国内でも熱狂的なファンの多いラファだけに、待ちわびていた人もいたことだろう。

ウェブ上で好みのカラーやデザインを決め注文するという流れだが、オーダーウェア後発ブランドとして誰もが簡単に使いやすくデザインしやすいユーザーインターフェースにこだわったのだという。「designed by you」というスローガンを掲げる通り、ユーザー一人ひとりがデザイナーとしてオリジナルウェアを作り上げられる直感的なシステムが特徴となっている。

無数のカラー、パターンを選ぶことができ好みのデザインを作成可能だ無数のカラー、パターンを選ぶことができ好みのデザインを作成可能だ (c)rapha.cc実際に着用イメージにて仕上がりを確認できる革新的なシステムを導入実際に着用イメージにて仕上がりを確認できる革新的なシステムを導入 (c)rapha.cc

まっさらな白地に手書きでデザインを入れ込んだり、イラストレーターなど専用ソフトを使ったり、メーカーが作成する完成イメージを待つタイムラグがあったり、といったこともなく従来のオーダーウェアの煩わしさを解消している。

いくつものテンプレートが用意されており、それをベースに無数のカラーパターンやグラフィックを選択可能。もちろんロゴやチーム名などの文字も各所に入れ込むことができる。自身で作成したオリジナルのグラフィックパターンをアップロードすることもできカスタマイズの幅は非常に広い。RCCメンバーはRCCロゴとチャプターロゴも追加可能だ。

デザイン例1デザイン例1 (c)rapha.ccデザイン例2デザイン例2 (c)rapha.cc

ジャージ、ビブショーツ、ベースレイヤーまで統一したグラフィックでデザイン可能だジャージ、ビブショーツ、ベースレイヤーまで統一したグラフィックでデザイン可能だ (c)rapha.cc
さらに、デザインした完成イメージを実際にモデルの着用画像にて確認できるプレビュー機能も備えており、デザインの仕上がりをひと目で判別できる点は他社のデザインツールにはない大きな特徴である。ビブショーツやアームウォーマーなどのアクセサリー類も着用イメージのプレビューが可能だ。

「プロチーム」や「クラシック」など既存のラインアップから製品を選べる他、ジレやベースレイヤーもカスタムできる点はラファならでは。今後「コア」やシクロクロス/タイムトライアル向けのスキンスーツなども随時追加されていくという。最小5着から注文可能で、10着以上の大口オーダーであれば最大40%オフにもなるボリュームディスカウントも適用される。納期は8週間。

ラファのクラブハウスではカスタムのサンプルキットも用意。実際に手にとって見ることができるラファのクラブハウスではカスタムのサンプルキットも用意。実際に手にとって見ることができる
ラファジャパンの矢野代表は「既存のチームで新たにジャージをオーダーするのはもちろんですが、逆にラファでオリジナルジャージを作るために仲間内でチームを結成するような動きが出てくると嬉しいですね。誰でも簡単にデザインできるので、オーダーしなくてもまずは多くの人にサイト上で遊んでみて欲しいと思います」と語る。

レースやイベント参加のためにオーダージャージの存在が身近になっている昨今。本格的なシーズンインを前にRapha CUSTOMでオリジナルジャージの作成を検討してみてはいかがだろう。まずは下記ウェブサイトにアクセスしジャージのカスタムを気軽に試してみてほしい。

Rapha CUSTOMウェブサイト
https://www.rapha.cc/jp/ja/custom/



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