12月15日、16日に開催される宇都宮シクロクロスに、前年覇者フェリペ・オルツ(スペイン)やフランス王者スティーブ・シェネルら豪華海外選手の参戦が決定。2日間開催となったレースイベントは現在参加者を募集中だ。



道の駅うつのみや ろまんちっく村を舞台にした宇都宮シクロクロス。今年は2日間共にUCIレースが開催される道の駅うつのみや ろまんちっく村を舞台にした宇都宮シクロクロス。今年は2日間共にUCIレースが開催される photo:Makoto.Ayano
栃木県宇都宮市で開催されるシクロクロスレースが「カンセキpresents 宇都宮シクロクロス」だ。一昨年に全日本選手権を迎え、昨年は初のUCIレース、そして今年は2日間共にUCIレースとなるなど年々パワーアップを遂げる大会であり、宇都宮ブリッツェンのお膝元だけに多数のファンが詰めかける一大イベントだ。

高速道路からのアクセスも良好な会場「道の駅うつのみや ろまんちっく村」のコースは、平地や高低差のあるキャンバー、森林区間のシングルトラック、更には深い砂場に至るまで、パワーとテクニックをどちらも必要とする攻略しがいのあるレイアウト。昨年のUCIレースでは招待選手のフェリペ・オルツ(スペイン、GINESTAR - DELIKIA)が圧勝を飾っている。

フランス王者のスティーヴ・シェネル(フランス、チームシャザル・キャニオン)が再び来日するフランス王者のスティーヴ・シェネル(フランス、チームシャザル・キャニオン)が再び来日する (c)CorVos昨年覇者のフェリペ・オルツ(スペイン、GINESTAR - DELIKIA)昨年覇者のフェリペ・オルツ(スペイン、GINESTAR - DELIKIA) photo:Makoto.Ayano

豪州王者のクリス・ジョンジェワード(オーストラリア、フランダース・Jブラッド)の参戦も決定豪州王者のクリス・ジョンジェワード(オーストラリア、フランダース・Jブラッド)の参戦も決定 photo:Makoto.Ayano会場は宇都宮ブリッツェンのお膝元。全日本王者小坂光の走りにも期待したい会場は宇都宮ブリッツェンのお膝元。全日本王者小坂光の走りにも期待したい photo:Kei Tsuji


今年は海外招待選手3名の参戦が決定している。ディフェンディングチャンピオンのオルツを筆頭に、2017年のシクロクロス東京覇者であり、昨年悲願のフランスナショナル王者戴冠を果たしたスティーブ・シェネル(フランス、チームシャザル・キャニオン)、そして昨年大会2位で野辺山シクロクロス覇者、そして現オーストラリア王者のクリス・ジョンジェワード(オーストラリア、フランダース・Jブラッド)という超強力な3名が宇都宮シクロクロスを走る。

同じ週末に開催される格上大会をスキップして来日する海外勢にとって、UCIポイント大量確保に懸ける思いは強いはず。特にオルツとシェネルは今期ワールドカップで共にトップ10入りするなどほぼ実力が拮抗しているため、激しいバトルを見せてくれるだろう。迎え撃つ国内勢の出走選手は未定だが、全日本選手権の翌週とあって各選手もモチベーションとコンディションは高いはず。昨年以上の盛り上がりに期待したい。

今年もサンドセクションが用意される今年もサンドセクションが用意される photo:Makoto.Ayanoコースの特徴は高低差のあるキャンバーセクション。パワーとテクニックを必要とするレイアウトだコースの特徴は高低差のあるキャンバーセクション。パワーとテクニックを必要とするレイアウトだ photo:Makoto.Ayano

スムーズな走りが要求される林間セクションの下りスムーズな走りが要求される林間セクションの下り photo:Kei Tsuji
観戦と参戦を同時に楽しめるのがシクロクロスの醍醐味の一つ。もちろん両日共に一般カテゴリーやマスターズ、キッズクラスのレースが開催され、2〜4人で60分を走るエンデューロレースも開催される予定だ。エントリーはスポーツエントリーで行われ、締め切りは11月30日(金)まで。C4やC3など人気カテゴリーは早々に定員となる可能性が高く早めにエントリーを済ませておくのがベターだ。

今年も会場には参加者を飽きさせない様々な飲食ブースが軒を連ねる予定だ。詳細は大会公式ページで順次発表されていくという。



主催:宇都宮サイクルスポーツ推進委員会
競技主管:公益財団法人日本自転車競技連盟、栃木県自転車競技連盟
後援:一般社団法人日本シクロクロス主催者協会(AJOCC)
期日:2018年12月15日(土)・16日(日)
会場:道の駅うつのみや ろまんちっく村
〒321-2118 栃木県宇都宮市新里町丙254

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