ボッテキアのミドルグレードカーボンバイク「8AVIO EVO(オッタビオエボ)」に、マットレッドを纏ったRED LABカラーが日本限定で登場。今季同社バイクを使用するプロコンチネンタルチーム、アンドローニ・シデルメク・ボッテキアのジロ・デ・イタリア出場を記念した特別モデルだ。



ボッテキア 8AVIO EVO RED LABボッテキア 8AVIO EVO RED LAB photo:Makoto.AYANO
イタリアの老舗ブランド、ボッテキアにおいてレーシングラインであるレパルトコルサに属したカーボンバイクの中でも、ややエンデュランスな味付けを施したミドルグレードモデルとしてラインアップされている「8AVIO EVO(オッタビオエボ)」。ブランドネームの由来となったオッタビオ・ボッテキア氏のファーストネームを冠したバイクであり、長きに渡り用いられている”8AVIO”のモデル名を現代まで受け継ぐ1台である。

2015モデルより登場した同バイクは、弓なりに大きく弧を描くトップチューブが特徴的であり、細身のシートステーとともに快適性を高める設計とされる。対してダウンチューブや左右非対称に設計されたチェーンステーはボリュームを持たせることでパワー伝達性を高め、レーシングな走行性能を生み出すとともに、見た目にも強弱の付いたチューブ造形がイタリアンバイクらしい気品のある雰囲気も醸し出している。

薄く細身のシートステーが快適性を生み出す設計薄く細身のシートステーが快適性を生み出す設計 大口径のダウンチューブがパワー伝達性を高める大口径のダウンチューブがパワー伝達性を高める マッシブなストレートフォークが安定したハンドリングをもたらすマッシブなストレートフォークが安定したハンドリングをもたらす
RED LABのロゴ入りスペシャルサドルがアセンブルされるRED LABのロゴ入りスペシャルサドルがアセンブルされる ハンドル、ステム、シートポストはITM製品を合わせるハンドル、ステム、シートポストはITM製品を合わせる

同じく太めに設計された上下異径のヘッドチューブがフロント周りの剛性を高め、ストレートフォークとともに安定したハンドリング性能を実現。ボッテキアが多くのバイクに用いている成型技術、ダブルモールドモノコックテクノロジーにより剛性を維持しつつ軽量化も図られている。

今回そんな8AVIO EVOに日本限定モデルとして、同社のレーシングコンセプトを体現するスペシャルモデルを意味する「RED LAB(レッドラボ)」カラーが登場した。今シーズンよりボッテキアバイクを駆るプロコンチネンタルチーム、アンドローニ・シデルメク・ボッテキアのジロ・デ・イタリア2018出場決定を記念した特別モデルであり、数量限定での発売となる。

トップチューブサイドにオッタビオ・ボッテキアのネームが入るトップチューブサイドにオッタビオ・ボッテキアのネームが入る 弓なりに弧を描く特徴的なトップチューブの造形弓なりに弧を描く特徴的なトップチューブの造形
ドライブ側にボリュームを持たせた左右非対称のチェーンステードライブ側にボリュームを持たせた左右非対称のチェーンステー トップチューブ上部にはRED LABのコンセプトが刻まれるトップチューブ上部にはRED LABのコンセプトが刻まれる

マットレッドで全面をペイントし、各所にボッテキアロゴやテクノロジーアイコンを配したデザインに。ハイエンドモデルにのみ採用されるRED LABカラーだけに、ミドルグレードの価格帯で手に入るのは貴重な機会と言えるだろう。

シマノコンポーネントを搭載した各種完成車にて販売され、すべてのモデルにおいてRED LABのロゴ入りスペシャルサドルがアセンブルされる。また通常モデルから価格据え置きながら、アルテグラとデュラエース完成車にはITMのUNIKOカーボンシートポスト(定価26,000円)が装備され、105完成車はホイールがシマノWH-RS010からフルクラムのRacing 7にアップグレードされる変更が加わっている。43、47、50、53、56cmの5サイズ展開で、取り扱いはグローブライドだ。



ボッテキア 8AVIO EVO RED LAB
フレーム:UD モノコックカーボン、インターナルケーブル仕様、PRESS FIT 86
フォーク:UD モノコックカーボン
サイズ:43、47、50、53、56cm
価 格:
シマノ105完成車 288,000円(税抜)
シマノ機械式アルテグラ完成車 348,000円(税抜)
シマノ電動式アルテグラ完成車 448,000円(税抜)
シマノ機械式デュラエース完成車 518,000円(税抜)
シマノ電動式デュラエース完成車 688,000円(税抜)

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