新トラックで三瓶将廣が優勝。スーパーシリーズ年間総合は松下巽が獲得

埼玉県秩父市大滝に完成した｢秩父滝沢サイクルパークBMX コース｣のこけら落としとなる秩父市長杯・JBMXF スーパーシリーズ最終戦が11 月22 日に開催された。

スーパークラス決勝のデッドヒート photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)
久喜邦康秩父市長が新BMXトラックの誕生を祝う挨拶 photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)真新しいBMX専用トラックで、日本トップレベルのライダーによるJBMXF スーパーシリーズ最終戦や秩父市民を対象にしたBMX 体験教室も同時開催された。新設トラックの開催を祝うにふさわしいイベントとなった。

大会に先駆け久喜邦康秩父市長も参加したオープニング式典では、全日本BMX 連盟より公認証が授与され、テープカットが行われた。

オープニングイベントにふさわしい熱戦が繰り広げられたJBMXF スーパーシリーズ最終戦では、好スタートを決めた三瓶将廣（REDLINE）が、持ち前のスキルを発揮して優勝。2 位にはシリーズタイトル獲得を決めている松下巽（GT）が入った。

レース終了後にはスーパーシリーズの年間表彰も行われた。

年齢別で行われた秩父市長杯も各クラスで好レースが展開され、地元秩父市から参加のライダーも健闘していた。


世界チャンピオン2 名が参加したガールズ9～11 歳クラス photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)
スーパークラス表彰式：優勝・三瓶将廣、2 位・松下巽、3 位・高橋堅太 photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)クルーザー13～29 歳クラス表彰式。3 位は秩父BMX 協会所属の田島俊史 photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)
スーパーシリーズ年間表彰 1 位・松下巽 2 位・高橋堅太 3 位・高山裕次郎 4 位・ 高山一成 5 位・三浦進 6 位・菊池雄 7 位・藤原海渡 8 位・三瓶将廣 photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)
BMX専用トラック「秩父滝沢サイクルパーク」がオープン

会場となった秩父滝沢サイクルパークは、来年にはBMX全日本選手権が開催される予定になっている総延長345m の全日本BMX 連盟公認トラックに加え、初級者から上級者までダートジャンプが楽しめるKOD も併設されている施設だ。

レンタルBMX の貸し出しも行っており、利用期間は4 月1 日から11 月30 日で、今季の使用料は無料。来年からは秩父市民は無料、市外在住者の利用は1日300 円となっている。

秩父滝沢サイクルパークBMX コース全景 photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)

※秩父滝沢サイクルパークBMX コースについてのお問い合わせ
秩父市大滝総合支所地域振興課
TEL.0494-55-0861
秩父BMX 協会
http://www.chichibu-bmx.jp/


photo:猪俣健一(全日本BMX連盟)