2009/03/01(日) - 07:33
2009年2月28日、トロワジュール・デュ・ヴォクルーズ（UCI2.2）の第2ステージが開催された。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインはギヨーム・ポンと岡崎和也が逃げを試みたが失敗。集団スプリントを制したジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール）がステージ優勝に輝いた。
以下はCyclisme Japonのレースレポート
第2ステージのスタート前に6名で写真に収まるEQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン photo:Cyclisme Japonこの日も快晴。昨日の第1ステージで逃げに乗り、山岳成績3位の清水都貴は、この日繰り上げで山岳ジャージを着てスタートした。序盤にできた13人の逃げにギヨーム・ポンが入る。クライマーのポンは得意の走りで、51.5km地点にあるカテゴリー1級の峠を2位で通過した。峠の下りで先頭グループは集団に吸収され、続いて6人の逃げができる。
レースは100km地点を過ぎ、3つめの峠に差し掛かると集団は再び一つとなる。その絶妙なタイミングで岡崎和也が攻撃を仕掛けた。単独で先頭に立ち、峠をトップ通過。集団との差は1分10秒ほど開く。その後、追走選手たちが合流し、残り47kmで先頭は岡崎を含む7名となった。
第2ステージ・コースプロフィール photo:www.3joursvaucluse.frだがゴールスプリント狙いのチームが追い上げ、ラスト5キロでは100人ほどの集団となり、スプリント勝負に持ち込まれた。チームとしてはミカエル・ダミアンをエースとし、スプリント勝負に挑んだが、レース後半で落車した精神的な影響もあり、残念ながら勝負できずに終わってしまった。
先頭でゴールするジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール） photo:www.3joursvaucluse.frステージ優勝はジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール）の手に。チームメイトのジミー・カスペール（フランス）が2位に入り、ワンツー勝利を達成した。ボーナスタイムの関係でリーダージャージはダヴィ・ルレイ（フランス、アグリチュベル）の手に渡っている。
昨日好調だった清水は、最初の峠で遅れてしまい、その後リタイア。清水は2月に入り『ツアー・オブ・カタール』、『ツール・ド・ランカウイ』と連戦で疲労が溜まっており、ここで無理をせず休息を取ることとなった。
水谷監督のコメント
清水のリタイアは残念だが、連戦続きで疲労がたまっている。今ここで休ませないと今後のレースに響くので、休養が必要だと思いやめさせた。今日は、ギヨーム・ポンが逃げに入ってくれたし、岡崎もいい走りで逃げを作ってくれた。増田も調子がいい。最後のゴールスプリントで彼はダミアンのアシストもできていたし、上りもいい感じで上っていた。チームとしては明日も積極的な走りをし、ステージ優勝を狙っていきたい。
トロワジュール・デュ・ヴォクルーズ2009第2ステージ
1位 ジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール）4h31'19"
2位 ジミー・カスペール（フランス、ベッソンショスール）
3位 ボイ・ファンポッペル（オランダ、ラボバンク・コンチネンタル）
4位 バス・ギリング（デンマーク、デザイナコッケン）
5位 ローラン・ドゥノンフー（フランス、CR4Cロアンヌ）
60位 増田成幸（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
71位 グレゴール・ガズヴォダ（スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
78位 ギヨーム・ポン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
94位 岡崎和也（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
97位 ミカエル・ダミアン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
DNF 清水都貴（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
個人総合成績
1位 ダヴィ・ルレイ（フランス、アグリチュベル）8h49'26"
2位 マキシム・ブエ（フランス、アグリチュベル）
3位 マルティン・ペデルセン（デンマーク、カピノルディック）+1'12"
4位 サミュエル・プルイネック（フランス、ウィロアジェム72）
5位 ニコラ・ヴォゴンディ（フランス、アグリチュベル）
48位 グレゴール・ガズヴォダ（スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+2'24"
56位 ミカエル・ダミアン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+2'32"
70位 増田成幸（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+4'00"
77位 ギヨーム・ポン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
95位 岡崎和也（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+16'00"
山岳賞
マキシム・ブエ（フランス、アグリチュベル）
ポイント賞
ジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール）
text:Cyclisme Japon
photo:www.3joursvaucluse.fr
以下はCyclisme Japonのレースレポート
第2ステージのスタート前に6名で写真に収まるEQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン photo:Cyclisme Japonこの日も快晴。昨日の第1ステージで逃げに乗り、山岳成績3位の清水都貴は、この日繰り上げで山岳ジャージを着てスタートした。序盤にできた13人の逃げにギヨーム・ポンが入る。クライマーのポンは得意の走りで、51.5km地点にあるカテゴリー1級の峠を2位で通過した。峠の下りで先頭グループは集団に吸収され、続いて6人の逃げができる。レースは100km地点を過ぎ、3つめの峠に差し掛かると集団は再び一つとなる。その絶妙なタイミングで岡崎和也が攻撃を仕掛けた。単独で先頭に立ち、峠をトップ通過。集団との差は1分10秒ほど開く。その後、追走選手たちが合流し、残り47kmで先頭は岡崎を含む7名となった。
第2ステージ・コースプロフィール photo:www.3joursvaucluse.frだがゴールスプリント狙いのチームが追い上げ、ラスト5キロでは100人ほどの集団となり、スプリント勝負に持ち込まれた。チームとしてはミカエル・ダミアンをエースとし、スプリント勝負に挑んだが、レース後半で落車した精神的な影響もあり、残念ながら勝負できずに終わってしまった。先頭でゴールするジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール） photo:www.3joursvaucluse.frステージ優勝はジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール）の手に。チームメイトのジミー・カスペール（フランス）が2位に入り、ワンツー勝利を達成した。ボーナスタイムの関係でリーダージャージはダヴィ・ルレイ（フランス、アグリチュベル）の手に渡っている。昨日好調だった清水は、最初の峠で遅れてしまい、その後リタイア。清水は2月に入り『ツアー・オブ・カタール』、『ツール・ド・ランカウイ』と連戦で疲労が溜まっており、ここで無理をせず休息を取ることとなった。
水谷監督のコメント
清水のリタイアは残念だが、連戦続きで疲労がたまっている。今ここで休ませないと今後のレースに響くので、休養が必要だと思いやめさせた。今日は、ギヨーム・ポンが逃げに入ってくれたし、岡崎もいい走りで逃げを作ってくれた。増田も調子がいい。最後のゴールスプリントで彼はダミアンのアシストもできていたし、上りもいい感じで上っていた。チームとしては明日も積極的な走りをし、ステージ優勝を狙っていきたい。
トロワジュール・デュ・ヴォクルーズ2009第2ステージ
1位 ジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール）4h31'19"
2位 ジミー・カスペール（フランス、ベッソンショスール）
3位 ボイ・ファンポッペル（オランダ、ラボバンク・コンチネンタル）
4位 バス・ギリング（デンマーク、デザイナコッケン）
5位 ローラン・ドゥノンフー（フランス、CR4Cロアンヌ）
60位 増田成幸（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
71位 グレゴール・ガズヴォダ（スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
78位 ギヨーム・ポン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
94位 岡崎和也（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
97位 ミカエル・ダミアン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
DNF 清水都貴（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
個人総合成績
1位 ダヴィ・ルレイ（フランス、アグリチュベル）8h49'26"
2位 マキシム・ブエ（フランス、アグリチュベル）
3位 マルティン・ペデルセン（デンマーク、カピノルディック）+1'12"
4位 サミュエル・プルイネック（フランス、ウィロアジェム72）
5位 ニコラ・ヴォゴンディ（フランス、アグリチュベル）
48位 グレゴール・ガズヴォダ（スロベニア、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+2'24"
56位 ミカエル・ダミアン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+2'32"
70位 増田成幸（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+4'00"
77位 ギヨーム・ポン（フランス、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）
95位 岡崎和也（日本、EQA・梅丹本舗・グラファイトデザイン）+16'00"
山岳賞
マキシム・ブエ（フランス、アグリチュベル）
ポイント賞
ジミー・アングルヴァン（フランス、ベッソンショスール）
text:Cyclisme Japon
photo:www.3joursvaucluse.fr
