トレックの誇るエアロロードバイク「Madone」の完成車「Madone 9.2」に2つの新カラーが登場。同時にホイールがディープリムになるグレードアップも施され、エアロバイクとして更なる完成度を持つモデルとなった。



トレック Masone9.2 Viper Red Trek Blackトレック Masone9.2 Viper Red Trek Black (c)トレックジャパン
トレックのフラッグシップロードバイク「Madone」。シリーズの6代目であり最新モデルであるMadone 9は、先代で導入されたKVF(カムテール・ヴァーチャル・フォイル)形状を受け継ぎつつ、ブレーキやハンドル周りなどの各部のインテグレーテッドデザインによりケーブルの完全内装を実現した、トレック史上最高のエアロダイナミクスバイクだ。

加えて、同社のエンデュランスモデルである、「Domane」やシクロクロスバイク「Boone」に採用されるマイクロサスペンションシステム「IsoSpeed」を投入することで、エアロロードながら優れた振動吸収性をも併せ持つドリームバイクでもある。

トレック Masone9.2  Matte Trek BlackGloss Dnister Blackトレック Masone9.2 Matte Trek BlackGloss Dnister Black (c)トレックジャパントレック Masone9.2 Viper Red Trek Blackトレック Masone9.2 Viper Red Trek Black (c)トレックジャパン今回、新色が追加された「Madone 9.2」はシリーズの中では最も手の届きやすい完成車。トレックが誇る「OCLV600」カーボンのフレームに、シマノのアルテグラをメインコンポーネントに据えることで価格を抑え、新型Madoneの世界を身近にしてくれるモデルである。

追加されたのは、マットブラックのフレームにトレックロゴが隠されたステルスカラーの「Matte Trek Black/Gloss Dnister Black」、トレック・セガフレードを彷彿とさせるグロスレッドが印象的な「Viper Red/Trek Black」の2色。これまで用意されていた「Matte Dnister Black/Miami Green」と合わせて3色での展開となる。

また、ホイールがアップグレードされることも大きな変更点だ。これまではボントレガーのアルミ製ローハイトモデル「Paradigm Elite Tubeless Ready」がアセンブルされてきたが、今後は同じボントレガーのアルミ&カーボンディープリムの「Aura 5 Tubeless Ready」が組み合わせられることとなる。また、タイヤは25cへと変更されている。

加えて、サドルが従来の「PARADIGM RL」から「MONTROSE ELITE」へと変更される。前傾の深いエアロなポジションでもより快適に過ごすことができるモデルが新たにチョイスされた。

高い空力特性を持つフレームに相応しいパーツを手に入れることで、エアロロードとしてより高い完成度を手に入れたMadone9.2。グレードアップに伴い、価格も現行モデルから30,000円アップの680,000(税込)となるが、単品の価格を比較すれば、30,000円以上のグレードアップとなるため、よりコストパフォーマンスは向上している。



トレック Madone 9.2
カラー:Viper Red/Trek Black、Matte Trek Black/Gloss Dnister Black
フレーム:600 Series OCLV Carbon
フォーク:Madone KVF full carbon
コンポーネント:シマノ Ultegra
ホイール:ボントレガー Aura 5 Tubeless Ready
フレームフィット:H2
サイズ:50、52、54、56、58、60、62cm
価 格:680,000円(税込)