スペシャライズド エアロヘルメットS-WORKS EVADEにアジアンフィットモデル登場

「Aero Is Everything」を掲げるスペシャライズドより通常のロード用ヘルメットながら独特の形状によってエアロダイナミクスを追求したS-WORKS EVADEにアジアンフィット仕様が登場。日本人4000人の頭型データを元にゼロから設計されたデザインを採用している。

スペシャライズド S-WORKS EVADE（ブラック/レッド） (c)スペシャライズド・ジャパン
S-WORKS EVADE（イヴェード）は専用の風洞施設における実験と、数多くのプロライダーによる度重なるテストの末に誕生したロードレース用ヘルメット。前後方向に長く、後方に向かってすぼまる独特の形状とインテークを少なくすることによってエアロダイナミクスを追求している。

その性能は一般的なヘルメットに対して40㎞でタイムを46秒速く、1000ワットで200mスプリントした際にはゴール地点で2.6mの差をつけることが可能だという。更にスペシャライズドによれば、同社のTT用ヘルメット「TT2」との比較では風洞実験においては同等、実際の走行環境においては横風や通気性、重量を考慮すればEVADEのほうが優れているという。

前後に長く、後方に向かってすぼまるデザインを採用 (c)スペシャライズド・ジャパンリアのベンチレーションを大きくすることで積極的な排気を促す (c)スペシャライズド・ジャパン

EVADEを装着しジロでステージ5勝をマークしたマーク・カヴェンディッシュ（イギリス、オメガファーマ・クイックステップ） photo:Kei Tsujiエアフローを考慮したヘルメット内部の構造（写真は欧米仕様） (c)スペシャライズド・ジャパン


また、実戦デビューとなったジロ・デ・イタリア2013においては着用選手の活躍に大きく貢献。ヴィンチェンツォ・ニーバリ（イタリア、アスタナ）が個人総合優勝を達成し、マーク・カヴェンディッシュ（イギリス、オメガファーマ・クイックステップ）のステージ5勝をマークしている。

空力性能だけではなく快適性やフィッティング性、安全性にも配慮されたEVADE。今回発売となるアジアンフィトは日本人4000人の頭型データを元にゼロから設計を行うことで装着感を追求し、欧州仕様と同様に前側のインテークの配置を最適化と大きなリア側の排気口が空気の流れを促すことによって通気性を確保した。

スペシャライズド S-WORKS EVADE（ホワイト） (c)スペシャライズド・ジャパンスペシャライズド S-WORKS EVADE（ブラック） (c)スペシャライズド・ジャパン


スペシャライズド S-WORKS EVADE（ホワイト/レッド） (c)スペシャライズド・ジャパンシェルにはケブラーを用いた特許取得の特殊機構を採用し、欧州の厳格な強度規格をパスする強度を実現。フィッティングシステムには高さ調節が可能なダイヤル式クロージャーや速乾性に優れるDryLite素材のストラップを採用する。サイズはS/MとL/XLの2種類、カラーはブラック/レッドやブラック、ホワイト、ホワイト/レッドの4種類が揃う。


スペシャライズド S-WORKS EVADE
サイズ：S/M、L/XL
カラー：ブラック/レッド、ブラック、ホワイト、ホワイト/レッド
サイズ：26,250円（税込）