マキシス Forza　シームレスケーシングを採用したオールラウンドチューブラー

ラジアル構造のタイヤやヒルクライム専用タイヤなどユニークなタイヤを多くリリースするアメリカのタイヤメーカー マキシス。シームレスケーシング構造を採用した同社初のチューブラータイヤ「FORZA（フォルツァ）」が発売される。

マキシス Forza (c)インターテックマキシス Forza トレッド正面から (c)インターテック


フォルツァは、MAXXISとして初めて発表するチューブラーロードタイヤ。高い真円率が実現可能なシームレスケーシング構造を採用し、しなやかかつクイックな乗り心地を実現しながらも、チューブラーならではの上質な乗り味を追求している。

トレッド部にはMAXXISが誇るデュアルコンパウンドを採用、センタートレッドには高い耐摩耗性と転がり抵抗の軽減に貢献する高弾性コンパウンド、サイドにはソフトコンパウンドを配し、コーナリング時のハイグリップを実現している。

しなやかな乗り心地と耐パンク性を両立するため、コンパウンドとケーシングの間には「シルクワームキャップ」を挟みこんでいる。
また、インナーチューブには空気の抜けが緩やかなブチルチューブを採用。日々のトレーニングから本番のレースまで、オールラウンドに活躍できるタイヤに仕上がっている。

このチューブラータイヤの開発・生産のために、製造元であるチェンシンラバー社はMAXXIS専用設計のチューブラータイヤ製作機械を導入、台湾の自社工場で生産体制を整えたという。世界有数の技術力をもつタイヤブランドのMAXXISが、その威信をかけて放つハイパフォーマンスなチューブラータイヤだ。

発売は6月上旬。取り扱いはインターテック。

マキシス Forza テクノロジーと構造 マキシス Forza
サイズ： 28"×23cc
コンパウンド：デュアル
重　量：285g
最高空気圧：170psi
価　格：8,925円（税込）