埼玉県川越市にあるモトクロスコース「オフロードヴィレッジ」で行われていた「川越サイクルオフロードエンデューロ」が今年も開催される。4月から12月にかけて全6戦を開催予定でクラス別表彰や200mのダートオーバルコースを使ったダート競輪など新たな試みも行われる。



話題のダートレース、川越サイクルオフロードエンデューロがボリュームアップして開催話題のダートレース、川越サイクルオフロードエンデューロがボリュームアップして開催 photo:Makoto.AYANO
埼玉県川越市の入間川と荒川の狭間にあるモトクロスコース、オフロードヴィレッジ。日本有数のモトクロスコースとして全日本選手権など開催している場所である。荒川や入間川のサイクリングロードを普段から走っているサイクリストにとっても、けたたましいエンジン音と共にバイクが宙を舞う様子はお馴染みの光景ではないだろうか。

そんなオフロードヴィレッジで昨年冬から今年にかけて開催されていたのが「川越サイクルオフロードエンデューロ」。モトクロスで使用されるオフロードコースを規定時間内に何周回できるかを競うダート耐久レースである。前回シリーズは全4戦が行われ、初開催ながら多くの人がオフロードレースを楽しんだ話題の大会だ。前回シリーズの詳細についてはシクロワイアードでもレポートしているので、こちらをチェックして欲しい。

普段はモトクロッサーが飛び回るオフロードヴィレッジ普段はモトクロッサーが飛び回るオフロードヴィレッジ モトクロス用のスタート台からスタートするモトクロス用のスタート台からスタートする

会場は入間川サイクリングロードからよく見える場所会場は入間川サイクリングロードからよく見える場所 テクニカルなS字セクションも登場するテクニカルなS字セクションも登場する


そして今年もそんな「川越サイクルオフロードエンデューロ」が再び開催される。それも4月から12月にかけて全6戦とレース数も増加。今シーズンは年齢やバイクカテゴリーで分かれるクラス別表彰を設定することでより競技性を高めるほか、ダートオーバル競輪という新しい試みも行われる。年間を通して定期的に開催されるため、バイクトレーニングの一環としてオフロードレースを身近に楽しめる大会になっていくだろう。

コースはオフロードヴィレッジのAコース、Bコース及び特設コース。登りも下りも程よく配置され、オフロード初心者でも十分に楽しめるコースとなっている。また、施設自体が広く様々なコースレイアウトを自在に取れるため、季節や天候などの状況によってはコースそのものが柔軟に変更されることもある。毎レース参加しても飽きないイベントとなるはずだ。

オフロードヴィレッジBコース全景オフロードヴィレッジBコース全景 (c)オフロードヴィレッジ
モトクロスがジャンプするためのそり立つテーブルは勢いをつけて駆け上がろうモトクロスがジャンプするためのそり立つテーブルは勢いをつけて駆け上がろう
連続コーナー区間で最速ラインを見つけ出そう連続コーナー区間で最速ラインを見つけ出そう 路面はウッドチップが撒いてあるふわふわコンディションから、ドライ、ハウェットまでさまざま路面はウッドチップが撒いてあるふわふわコンディションから、ドライ、ハウェットまでさまざま


エンデューロ種目は2時間のチームとソロ、60分ソロ、30分のレディースとキッズ(小学校3年生以下)という5カテゴリー。チームエンデューロは2人~4人での参加となっており、仲間と楽しめる。

2時間ソロと60分ソロには今回から新たにBy class Award(クラス別表彰)が設定される。これはエントリー時に申告したMTBクラス、E-BIKE(電動アシスト)クラス、シクロ/グラベルロードクラス、シングルスピードクラス、オーバー40(40歳以上)、オーバー50(50歳以上)、オーバー60(60歳以上)、フレッシュクラス(23歳以下)という8つのクラス別に表彰が行われるというもの。各クラス3名以上が出走すると成立するため、より多くの人に表彰台のチャンスがある。

2時間のチームとソロの総合1位から3位までの入賞者には賞金も贈られる。1位は10,000円、2位5,000円、3位3,000円となっており、レース後に美味しいものを食べに行く軍資金を確保しよう。

チェッカーフラッグでフィニッシュ。お互いの健闘を労おうチェッカーフラッグでフィニッシュ。お互いの健闘を労おう
キッズ達も表彰されメダルをゲットキッズ達も表彰されメダルをゲット 2時間カテゴリーで入賞すれば賞金を獲得できる2時間カテゴリーで入賞すれば賞金を獲得できる


新たに行われるダートオーバル競輪は1周200mの5周回で競われるスプリントレース。5人~10人ほどの少人数で行われる。組み合わせは事務局による抽選で行われ、参加台数が多い場合は予選勝ち上がり決勝方式とする予定だ。短距離ダートレースは新たな盛り上がりを生むかもしれない。

そんな川越サイクルオフロードエンデューロの開催日程は4月20日(土)、6月8日(土)、7月13日(土)、9月21日(土)、11月16日(土)、12月21日(土、予定)となっている。直近の4月20日(土)開催の第1戦はMTBよりシクロクロスやグラベルロードが有利かもしれないAコースで開催予定。第1戦は午前中の開催となるが、時期によってはナイターでのイベントも行う予定とのことだ。

さらに、第1戦に注目を集める新カテゴリーのクロスカントリーエリミネーターの全日本チャンピオンである澤木紀雄選手がゲストライダーとして参戦。そのテクニックとパワーを目の当たりにできる貴重な機会となるはずだ。

そして、モトクロスコースを事前に自転車で走行することが出来る無料走行会も随時開催。サイクルエンデューロ本番大会に向けてコースのチェックやトレーニングを行う事が出来る。日程などの詳細はこちらのリンクをチェックして欲しい。

アットホームなダートレース、川越サイクルオフロードエンデューロ。是非参加してみてはアットホームなダートレース、川越サイクルオフロードエンデューロ。是非参加してみては


第1戦参加者募集中!エントリー申し込みは4月16日(火)まで

さて、そんな川越サイクルオフロードエンデューロは現在参加者を募集中だ。第1戦のエントリーは4月16日(火)までとなっている。申し込み方法はメール、FAX、コースにて直接エントリー、という3つの方法となる。詳細は下記を確認されたい。

川越サイクルオフロードエンデューロ
開催場所:埼玉県川越市 オフロードヴィレッジ
開催日:第1戦 4月20日(土)
    第2戦 6月8日(土)
    第3戦 7月13日(土)
    第4戦 9月21日(土)
    第5戦 11月16日(土)
    第6戦 12月21日(土、予定)
種目:2時間チーム/ソロ、60分ソロ、30分レディース/キッズ、ダートオーバル競輪
参加費:2時間 チーム 7,000円 
        ソロ 4,000円
    60分 ソロ 3,000円 
    30分 レディース 2,000円
    30分 キッズ 1,000円
    ダートオーバル競輪 1,000円 ※エンデューロ参加者のみエントリー可
申込期間:~4月16日(火)※第1戦
(エントリー締切は開催日の4日前まで)
申込方法:メール、FAX、オフロードヴィレッジにて直接エントリー

メールでエントリー
件名に必ず【サイクルエンデューロ申込み】と記入していただき 本文に下記の項目を必ずご記入のうえ[email protected]に送信して下さい
レース当日受付時に参加費+500円をお支払いください。

・出場種目
・参加者氏名・住所、電話番号
※チーム参加の場合は代表者様の住所、電話番号とチームメンバーのお名前とチーム名を本文にご記載ください。
・ソロエントリーの場合は表彰クラスを1つ選択して記載してください。
①MTBクラス、②E-BIKEクラス、③シクロ/グラベルロードクラス、④シングルスピードクラス、⑤オーバー40(40歳以上)、⑥オーバー50(50歳以上)⑦オーバー60クラス(60歳以上)、⑧フレッシュクラス(23歳以下)
・ダート競輪に参加の方はダート競輪参加と記載してください。

直接エントリー
コース受付にてエントリー用紙をご記入のうえエントリーフィーをお支払い頂きます。

FAXエントリー
川越サイクルオフロードエンデューロ公式サイトからエントリー用紙をプリントアウトして必要事項をご記入のうえウエストポイントクラブハウスにFAX送信してください。レース当日受付時に参加費+500円をお支払いください。

エントリー用紙を送信後にはお電話にて送信完了の有無をご確認頂くか当サイトのエントリーリストからご確認ください。※リストに反映されるまで多少お時間がかかります。

当日エントリーについて
当日エントリーも受付いたしますが別途手数料1,000円を頂きます。出来ましたら事前エントリーしていただくと手数料がお得です。