10回目を迎える「グランフォンド八ヶ岳」が9月30日(日)に開催される。山梨県北杜市を中心に八ヶ岳の自然を満喫しながらサイクリングを楽しめる、景色良し、グルメ良しの人気イベントは今年が10周年記念大会。現在参加者を募集中だ。



10回目を迎える「グランフォンド八ヶ岳」10回目を迎える「グランフォンド八ヶ岳」
秋の空気が色濃く薫り始めた9月終わりの山梨県・八ヶ岳周辺。この地域を舞台に開催される人気ロングライドイベントが、今回紹介する「グランフォンド八ヶ岳」だ。木漏れ日溢れる高原ライン、南アルプスから見渡せる富士山など、絶景を思う存分に楽しむことができる。

グランフォンド八ヶ岳の舞台となるのは、日本ではここ八ヶ岳でしか味わえない、グランフォンドの本場イタリアを連想させるロケーション。交通量や信号機が少なく、一方でアップダウンに富んだコースはサイクリストにとってはとても魅力に映るはず。

ピナレロ本社からルチアーノ・フサポーリさんが来日。今年はファウスト・ピナレロ氏が姿を見せるかも?ピナレロ本社からルチアーノ・フサポーリさんが来日。今年はファウスト・ピナレロ氏が姿を見せるかも?
コースは走行距離113kmを走る「グランフォンド」、73kmの「メディオフォンド」、そして八ヶ岳のグルメや見どころを満喫できるガイド付きサイクルツアー「グルメツーリング」の3コース。ヒルクライム好きの健脚サイクリストから子ども連れのファミリーまで、老若男女問わず楽しむことができるだろう。もちろんロードバイクからMTB、クロスバイクなど車種問わず参加可能で、回を重ねる毎にリピーターも増えているという。

今年で10周年を迎えたグランフォンド八ヶ岳は、コースをリニューアル。より走りやすいコース設定となり、途中では脚力や大会当日のコンディションによってショートカットできるポイントが2箇所用意され、初心者にも広く門戸を開くことに。

新設されたコースの区間は秋の抜ける空に白州の山々が美しい新設されたコースの区間は秋の抜ける空に白州の山々が美しい
秋の花コスモスがルート上のあちこちに咲き乱れていた秋の花コスモスがルート上のあちこちに咲き乱れていた 海岸寺への急坂の、勾配のクライマックス区間は蛇行する人が続出海岸寺への急坂の、勾配のクライマックス区間は蛇行する人が続出


標高1400m地点の会場をスタートし、小淵沢や甲斐大泉、白州、長坂、須玉を経由する本格山岳コース。80km地点を過ぎてから1000m以上の標高差を稼ぎ出すコースは、完走したときの達成感は格別であること間違いなし。

グランフォンドの見所は、スタート後すぐの東沢渓谷地獄谷にかかる東沢大橋や、八ヶ岳高原ライン沿いに続くのどかな牧場風景。白州へと向かう下りには珍しいループ橋もあらわれ、撮影ポイントには事欠かない。
味噌付けきゅうりはポリポリとした食感がたまりません味噌付けきゅうりはポリポリとした食感がたまりません
金時芋パイはほっこりした秋の味金時芋パイはほっこりした秋の味 AS6で出される何種類もの菓子パンAS6で出される何種類もの菓子パン


レタスを入れてレタス蕎麦のできあがり。みずみずしい食感が嬉しいレタスを入れてレタス蕎麦のできあがり。みずみずしい食感が嬉しい スィートコーンの自然な甘さが嬉しいスィートコーンの自然な甘さが嬉しい


武川米のおにぎりに思わずにっこり武川米のおにぎりに思わずにっこり
後半には県天然記念物のアカマツや、須玉川沿いに浩がるリンゴ畑や黄金の田園などを楽しめる。天気が良ければ天高く連なる南アルプスの連山や、その向こうには富士山を臨むことができるだろう。エイドステーションは計8ヶ所用意されており、長距離ライドに初挑戦してみたいライダーでも安心だ。

そしてエイドステーションで振る舞われる八ヶ岳エリアならではのグルメもこの大会の大きな魅力。昨年はレタス、金時芋パイ、とっても甘いとうもろこし、蕎麦、焼きたてパン、そして濃厚なソフトクリームなどが用意された。収穫を迎える秋の高原グルメが今年も堪能できるはずだ。

大会前日にはミニツーリングと前夜祭を開催 ピナレロの最新モデルに試乗できるチャンスも

大会前日の9月29日にはガイドとランチが付いたミニツーリングも開催される。2.5時間ほどのショートライドとなっており、本番前の足慣らしや、ゆったりと八ヶ岳を見て回りたいという人にぴったりの企画となっている。こちらは9時受付開始、10時出発となる。

前夜祭では豪華ゲストのトークショーなども行われる前夜祭では豪華ゲストのトークショーなども行われる (c)アールビーズ
ミニツーリングが帰ってくる頃に本大会の受付が始まる。そして14時半からはゲストらによるトークショーなどが行われるウェルカムパーティーが開催される予定だ。メイン会場となる清里の森には多くのブースが集まる予定。

大会スポンサーとなっているピナレロ・ジャパンのブースでは、ツール・ド・フランス総合優勝を達成したDOGMA F10をはじめ、ホビーサイクリストにお勧めの新型オールラウンドモデル「PRINCE」シリーズなど、最新モデルを展示。試乗車も用意されるため、気になるモデルを実際にテストライドすることが可能だ。

メイン会場となる清里の森には多くの人が集まるメイン会場となる清里の森には多くの人が集まる
エリートのローラー台でバーチャルレース体験もエリートのローラー台でバーチャルレース体験も ピナレロなどのブースが並ぶウェルカムパーティー会場ピナレロなどのブースが並ぶウェルカムパーティー会場


また、大会前夜にはピナレロ・オペラオーナー限定の「ピナレロ・オーナーズミーティング」がピナクラブジャパン主催で行われる。まきばレストランを会場に、山梨の食材を使った絶品料理が饗され、北イタリア・トレヴィーゾのプロセッコで乾杯するディナーパーティーとなる。こちらはイー・モシコム内 エントリーページから申し込み可能となる。先着80名となっているので、早めの申し込みが吉。

エントリー受付中!申し込みは9月2日まで

グランフォンド八ヶ岳では現在申し込みを募集中だ。エントリーはRUNNETより行うことができる。締め切りは9月2日の23時59分までと近づいているため気になる方は早めの申し込みを。なお、会場の駐車場は申し込み先着順にてアクセスの良い場所が割り振られることとなっている。

高原特有の広い空とさわやかな風を感じながら、八ヶ岳の山々を巡るグランフォンド八ヶ岳。一足先に秋の空気を味わうことのできる人気イベントだ。



グランフォンド八ヶ岳2018
開催日:2018年9月29日(土)、30日(日)
参加定員:2,000名 ※定員になり次第締め切ります。
申込受付: ~9月2日(日)(定員になり次第締め切り)
イベント種目・参加料
・グランフォンド八ヶ岳 約113km(制限時間10時間) 8,000円
・メディオフォンド八ヶ岳 約73km(制限時間8時間) 6,000円
・グルメツーリング八ヶ岳(制限時間3~4時間)      5,000円
・ミニツーリング八ヶ岳(所要時間2.5時間)※土曜開催  4,000円