日本全国でロングライドイベントを手がけるGREAT EARTHシリーズ。今回紹介するのは、北海道の道南エリアで9月30日に開催される「みなみ北海道 駒ケ岳一周ライド」だ。一足先に秋めく函館が迎えてくれるはず。



GREAT EARTH みなみ北海道 駒ケ岳一周ライドGREAT EARTH みなみ北海道 駒ケ岳一周ライド photo:great-earth.jp
広大な北海道の中でも、津軽海峡を挟んで本州から最も近い都市である函館。五稜郭や美しい夜景といった多くの魅力的な観光資源を持ち、年間500万人近くが訪れる人気のスポットでもある。

最近はついに開通した北海道新幹線によって本州からのアクセスも向上。より魅力を増しつつある函館を舞台に開催されるロングライドイベントが、「GREAT EARTH みなみ北海道 駒ケ岳一周ライド」だ。

6年目を迎えるこの大会のスタートおよびゴール地点となるのは、日本新三景に指定された大沼国定公園。活火山である北海道駒ヶ岳、そしてその火山活動によって出来た大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼から成る大沼国定公園の豊かな自然は、それだけで北海道へと訪れた価値を感じさせてくれる。ちなみに、JR函館本線の大沼公園駅の目の前が会場となっており、輪行派にとってもアクセスしやすい立地となっている。

駒ヶ岳絶景を前にみんなで記念撮影駒ヶ岳絶景を前にみんなで記念撮影 (c)デポルテ
今年はまず美しい大沼を反時計周りにぐるりと一周。清らかな水を湛える大沼の眺めを楽しむ約14kmのレイクサイドコースは目覚めにぴったりのロケーション。だんだん脚が温まってきたところで、一路進路を南へとる。

向かう先は函館市内を一望する城岱(しろたい)牧場へ。北に駒ヶ岳、南に函館山、南西には大野平野を一望する大パノラマを楽しめる牧場となっており、夜間には「七つ星夜景」とも称される函館の美しい夜景を見ることも出来る人気スポットへの登りをこなしていく。ちなみにこの城岱牧場がこの大会の最高標高地点でもある。

その後は海岸沿いへ。雄大な駒ヶ岳の姿を視界に収めつつ、点在する漁師町を抜けていく。そして駒ヶ岳の裾野をぐるりと一周し、大沼へと戻ってくる。湖を出発し、丘を越え、海を眺め、山を巻く。目まぐるしく変わる景色と自然がダイナミックで、まさにグレイトアースと呼ぶにふさわしいコースとなっている。

地元グルメが目白押しだ地元グルメが目白押しだ (c)デポルテ
思わず笑顔になるエイドステーション思わず笑顔になるエイドステーション (c)デポルテ
そんな魅力的なコース上にはいくつものエイドステーションが設置され、それぞれで心づくしのおもてなしが待っている。なかには、たらこめしやイカめしなど北海道らしい海の幸がふんだんに用意されているエイドステーションも。

ライド翌日には、函館の街で獲れたての新鮮な活イカや牡丹海老を堪能することも。北海道の雄大で変化に富んだ自然、そしてその環境が育んだ秋の味覚を自分の目と脚と舌で存分に味わいつくすことが出来るのは、自転車乗りの特権だ。。

ロングコースの115kmの他には、城岱牧場への登りをカットすることで、より走りやすくなった70kmのショートコースも用意されている。初心者や脚力に自信のない方にもおすすめだ。

大会前日には、オフィシャルホテルでもある函館大沼プリンスホテルにて「鹿部町主催、たらこナイト!」と銘打った前夜祭も開催される。たらこをメインに数々の名産品を味わうグルメな前夜祭となっているはず。前夜祭もライド当日と同じくらい力が入っているのが、GREAT EARTHシリーズでもある。

参加者募集中!エントリーは9月16日(日)まで 
さて、そんなGREAT EARTH みなみ北海道 駒ケ岳一周ライドは現在参加者を募集中。参加申し込みはスポ―ツエントリー内申し込みページから行うことが出来る。また、最前列でスタート出来たり、特別なゼッケンが用意されるプレミアムエントリー枠も用意されている。



GREAT EARTH みなみ北海道 駒ケ岳一周ライド
開催日:2018年 9月30日(日)
主催:みなみ北海道駒ヶ岳一周ライド実行委員会
募集期間:~9月16日(日)
募集人数:500名
スタート/ゴール:大沼国定公園特設会場
受付会場:大沼婦人会館
前夜祭会場:函館大沼プリンスホテル
大会ナビゲーター:白戸太朗 平野由香里
駐車場:ユーカラパーキング(400円/当日払い)
オフィシャルホテル:函館大沼プリンスホテル