チネリ　新型105を搭載した老舗ブランドのアルミロード EXPERIENCEと新作バーテープ

2018/06/28(木) - 09:19

イタリアの老舗ブランド、チネリから新型のR7000系105をアッセンブルしたアルミロード、EXPERIENCEが登場。コロンバス製のアルミチューブを使用した質実剛健な走行性能が魅力の1台だ。お洒落なグラフィックが特徴的なバーテープも合わせて紹介しよう。

チネリ EXPERIENCE105

チネリ EXPERIENCE105（レッドライト） (c)チネリ
イタリアを代表するサイクルブランドの一つであるチネリ。創業1948年と今年で70周年の節目を迎えるブランドだ。今回紹介するEXPERIENCEは老舗ブランドのエントリーモデルとして、グラフィックと走行性能を両立したアルミバイクとなる。

チューブにはコロンバス社のAirplaneシリーズを採用。トリプルバテッド加工により重量と剛性をバランスした定番チューブセットである。ダウンチューブには直径50mmという大口径のチューブを使用。対してシートステーには直径12mmの細めのチューブを使用することで、快適性にも配慮している。

トップチューブは直径50mmと大口径化することで剛性を確保

ヘッドチューブにはチネリのロゴマークが配される

シートステーのブリッジには細かな装飾が施される
更に、ロードバイクらしい加速感と扱いやすさを考慮したThe Smart Race Geometryを採用。人間工学に基づいた設計で、窮屈すぎないポジションを実現した。レースはもちろんの事、長距離のトレーニングライドや、シティライドにも対応するジオメトリーとなっている。またヘッドセットは上側1-1/8、下側1-1/2のテーパードヘッドセットとなっており、ボリューミーなカーボンフォークと合わせて安定感のあるコーナリング/ブレーキング性能を発揮するだろう。

今回はこのEXPERIENCEフレームセットに先日発表されたシマノの新型コンポーネント、R7000系105がアッセンブルされた完成車がデビュー。最新のテクノロジーが多数盛り込まれた新型コンポーネントはフレームの性能を更に引き出してくれるはず。ホイールはヴィジョンのTeam30がセットされる。

カーボン製のフロントフォークはボリューム感のある形状

直径12mmと細めのシートステーにより快適性を持たせている

シートステーにはSKINNY RACING STAYSの刻印が入る

フレームカラーは2018年のニューカラーとなるレッドライトとエブリシングターンズグレイの2色。どちらの色も艶やかに輝くグロス仕上げとなっており、所有欲を掻き立ててくれる。サイズはXXS（44）、XS（47）、S（50）、M（53）、L（56）の5サイズ展開。価格は168,000円（税抜）だ。

チネリ EXPERIENCE105（エブリシングターンズグレイ） (c)チネリ
チネリ EXPERIENCE105
カラー：レッドライト、エブリシングターンズグレイ
サイズ：XXS（44）、XS（47）、S（50）、M（53）、L（56）
メインコンポ：シマノ105 R7000
チューブ：コロンブスエアプレーントリプルバテッドアルク
フォーク：コロンブスカーボン/Alloy 1-1/8”- 1-1/2” Tapered
ホイール：ヴィジョン Team30
価格：168,000円（税抜）

チネリバーテープシリーズ

バイク以外にもハイセンスなデザインで人気を博しているチネリのサイクルアクセサリー。その中でも代表的なのがバーテープだろう。今回、そのラインアップに新たな6種類のカラーモデルが追加されている。ベースとなるVOLEE RIBBONはテニスラケットのグリップテープの様な高いグリップ力が特徴のバーテープ。特殊ポリマー素材によって、皮革のような耐久性と快適性を備えている万能モデルである。

デザインは情熱的なレッドカラーや幾何学的なスクエアデザイン、音符や水玉模様のファンシーデザイン、チネリジャージのデザインや、人気のマイク・ジャイアントデザインなど様々。独創的なデザインが多く、ハンドルに巻けば他にはないバイクに仕上げることができるだろう。