埼玉県吉見市で開催されているシクロクロスのシリーズ戦、GPミストラル第3戦は340人の参加者で盛り上がった。C1は合田正之(cycleclub3UP)が 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)との競り合いを制した。

オフにシクロクロスを楽しむ宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)が参加オフにシクロクロスを楽しむ宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)が参加 C1はスタートと同時にcycleclub3UPが前方を固めるC1はスタートと同時にcycleclub3UPが前方を固める


暖かな晴れ日となったGPミストラル第3戦。サマークロスから数えて3戦目だが、まだまだ戦いは序盤だ。サイクルモード最終日と信州クロス飯山、北陸クロス等と開催日が重なったため参加者が他へ散った印象はあるが、それでも340人の参加者を集めた。関東でのCX熱の高まりを感じることができる。
気温は20度まで上がり、レース中は喉の渇きを感じるため給水が必要なほど。コースは前回までの2回が吉見運動公園の奥を使用したが、今回より例年通りの場所に戻った。

コースはジグザグに設定されてテクニカルだコースはジグザグに設定されてテクニカルだ

草地の溝を取り入れた、スピード&テクニックが必要なシクロクロスらしいコース。今回も泥の深いセクションがあり、ここを担ぐか走っていくかで泥まみれ具合が大きく違った。

C1は合田正之と前田公平とのデッドヒート

最高峰のカテゴリー1は午前中スタート。宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)の参加がトピックだ。宮澤はかつてシクロクロスのジュニア日本代表で世界選手権にも出場したことがあるが、今回はオフの楽しみのために参加。バイクはスペシャライズドから前日に受け取ったばかりの新車だ。

合田正之(cycleclub3UP)を従えて走る前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)合田正之(cycleclub3UP)を従えて走る前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam) 三上 和志(cycleclub3UP)と池本真也(和光機器-AUTHOR)のランデブー三上 和志(cycleclub3UP)と池本真也(和光機器-AUTHOR)のランデブー


スタート直後から合田正之(cycleclub3UP)と 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)が抜け出る。
2人はスピードと格の違いを見せつけながら積極的に飛ばし、3位以下を引き離し続ける。
2人のランデブーに続くのは、向山浩司(EsperanceStage)、そして三上 和志(cycleclub3UP)と池本真也(和光機器-AUTHOR)のこちらもランデブーだ。

合田正之(cycleclub3UP)と 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)が付かず離れずで最終周回へ合田正之(cycleclub3UP)と 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)が付かず離れずで最終周回へ CXマシンの扱いも慣れたものの宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)CXマシンの扱いも慣れたものの宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)


この態勢はおおかた後半まで崩れず、先頭を行く前田。合田の2人は独走で追う3位向山に対し順調に差をつけ、2分の差を持って終盤へ。
勝負はラスト1周に持ち込まれた。激化するテールトゥーノーズの激しいバトルがミスを呼び、合田、前田ともにスリップして転倒。最後に前田のミスによる転倒で合田がリードしてゴールした。

合田正之(cycleclub3UP)が 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)を引き離してゴール合田正之(cycleclub3UP)が 前田公平(SpeedvagenCyclocrossTeam)を引き離してゴール

優勝した合田正之「僕が最後の周回で1回転けたけど、前田くんが2回転けたから勝てたんです。おじさんの粘り勝ちということで。しかし前田くんの成長ぶりが脅威ですね。本当に速くなっている。次回も一緒に高め合う闘いができたらいいなと思います。」

2位の前田公平「意外と早く先頭に出れたので、最後まで積極的に行きました。最後はふらふらになってコケてしまった。MTBのようにバイクをバンクさせたらグリップを失って転んでしまったんです。2位は残念ですがいいレースができたので満足です。」

3位は約2分差で向山。4位には後半集中力を切らせた池本を振り切った三上が入った。

ドロドロセクションを乗ったままクリアする宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク)ドロドロセクションを乗ったままクリアする宮澤崇史(サクソバンク・ティンコフバンク) 宮澤崇史は中盤まで6位前後を走ったが、泥に手を焼き、最後はメカトラに見舞われて順位を19位まで下げてゴール。久々のオフロードレースを楽しんだようだ。宮澤はこの後、ビンタン島のロードレースに参加することになったため参加予定だった秩父サイクルフェスティバルには出場できなくなったが、野辺山シクロクロスには出場できるようだ。

今回のカテゴリー1は25人の出走がありながらC2との同時出走で行われたことで、レースに影響もあったようだ。やはり最高峰のC1カテゴリーは特別なものとして単独レースとして開催して欲しい。

シリーズ通して同じ開催場所ながら、毎回コースに工夫が凝らされるGPミストラル。全6戦で行われ、第4戦は12月2日開催だ。

C1表彰C1表彰 C2表彰C2表彰


GP mistral #3 レース結果(順位、氏名、チーム名)

コース脇にはいちご・オレ応援団がコース脇にはいちご・オレ応援団が C1
1 合田 正之 cycleclub3UP
2 前田 公平 SpeedvagenCyclocrossTeam
3 向山 浩司 EsperanceStage
4 三上 和志 cycleclub3UP
5 池本 真也 和光機器-AUTHOR
6 安藤 光平 TeamCUORE
7 影山 善明 オンザロード
8 鈴木 祐一 042-703-9122-A
9 竹田 佳行 kei’spower!
10 佐復 真人 WildBoars加波一族

C2
1 松尾 光浩 042-703-9122-A
2 須田 晋太郎 チームスキップ
3 横山 徹 SpiritXARU

C3B表彰C3B表彰 C3C表彰C3C表彰


C3表彰C3表彰 Femme表彰Femme表彰


マスターズ
1 森 大輔 TeamBIG 札幌市 4 0:33:20
2 岡田 修一 TeamDirtyWheels
3 小田島 貴弘 ClubSY-Nak

C3
1 伊藤 博彦 シクロポリス桜高競輪部
2 横須賀 達雄 和光機器タムラクラブ
3 森山 勝徳 042-703-9122-A

C3B
1 鈴木 説澄 MilePostRacing
2 浅香 隆幸 TeamCUORE
3 千葉 大基 TeamDirtyWheels

C3C
1 古藤 雄市 チーム埼玉県人
2 佐藤 英夫 オンザロード
3 神林 龍平 mistral

Femme
1 斎藤磨実 TEAM-MASA+/BOMA
2 武田 和佳 ARAIMURACA
3 綿貫 通穂 臼杵レーシング

ユース
1 織田 聖 mistral

U14
1 小林 慧紀 Team-K 3 0:29:42
2 山田 雄大 ARAIMURACA
3 佐々木 洸太 チームいちごオレ

全リザルト(GPミストラル公式サイト PDF)

フォトギャラリー2(Google Picasaウェブアルバム)


photo&text:Makoto.AYANO

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